愛知県立大府東高等学校は、大府市にある活気あふれる男女共学の公立高校です。1983年に設立され、「努力―労を惜しむな」という校訓のもと、これまで多くの卒業生を社会に送り出してきました。勉強と部活動の両立を目指す「文武両道」を掲げ、生徒一人ひとりが充実した3年間を送れるよう、先生方が熱心にサポートしてくれる学校です。
大府東高等学校の基本情報
大府東高等学校の偏差値・難易度・併願校
大府東高等学校に設置されている学科・コース
普通科:文系・理系の幅広い科目をバランス良く学び、大学進学を中心とした多様な進路希望に対応できる学力を身につけます。2年生から文系と理系に分かれ、それぞれの進路目標に合わせた専門的な学習を深めていきます。特定の分野に特化するのではなく、基礎学力を固めながら自分の興味や関心を見つけ、将来の夢を実現したい生徒におすすめの学科です。
大府東高等学校の特色・校風
宿題の量:宿題は毎日出るようで、量は普通からやや多めと感じる生徒が多いようです。特に、週末課題や長期休暇中の課題は計画的に進める必要があります。 校則:他の高校と比較して厳しいという声が多く聞かれます。特に頭髪や服装に関する指導は定期的(月に一度)に行われ、厳しいと感じる生徒もいるようです。スマートフォンは校内での使用が原則禁止されていますが、教員の指示があれば授業で活用することもあります。 生徒たちの雰囲気:比較的おとなしく、真面目な生徒が多いと言われています。派手な生徒は少なく、落ち着いた環境で学校生活を送りたい人には合っているようです。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことが可能です。 制服の評判:制服は男女ともにブレザータイプです。特に女子の制服は、リボンとネクタイが選べる点や、可愛いと評判が良いようです。男子は一般的な学ランです。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。
大府東高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部:特に陸上競技部や弓道部は、県大会や東海大会に出場するなど高い実績を誇っています。他にも野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部など、活気のある部が多くあります。 文化部:吹奏楽部や美術部、書道部などが活発に活動しています。地域のお祭りなどで演奏を披露する機会もあるようです。
イベント
大東祭(文化祭・体育祭):毎年9月に行われる学校祭は、文化祭と体育祭で構成され、学校全体が一体となって盛り上がります。文化祭ではクラスごとの企画や文化部の発表があり、体育祭では学年を超えた応援合戦が繰り広げられます。 球技大会:夏と春の年2回開催され、クラス対抗で様々な球技を競い合います。クラスの団結力が高まる人気のイベントです。 修学旅行:2年生の秋に実施されます。行き先は年によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な思い出となるでしょう。 国際交流:姉妹校であるオーストラリアのエルウッドカレッジとの相互派遣プログラムがあり、希望者は現地の家庭にホームステイしながら学校生活を体験できます。
大府東高等学校の進学実績
国公立大学:愛知教育大学、静岡大学、三重大学、岐阜大学など、地元の国公立大学への合格者を出しています。 難関私立大学:南山大学や、中京大学、名城大学、愛知大学といった「南愛名中」と呼ばれる地元の有名私立大学に多くの合格者を輩出しています。その他、愛知淑徳大学や椙山女学園大学などへの進学者も多いです。 その他の進路:大学進学だけでなく、専門学校で専門的な知識や技術を学ぶ生徒や、就職を選ぶ生徒もいます。
大府東高等学校の特長・アピールポイント
歴史ある国際交流:1985年から続くオーストラリアの姉妹校との交流プログラムは、学校の大きな特色です。生徒の相互派遣を通じて、生きた英語や異文化に触れることができます。 文武両道を実践できる環境:勉強だけでなく部活動にも力を入れており、どちらも頑張りたい生徒を応援する校風があります。 落ち着いた学習環境:真面目で落ち着いた生徒が多く、学習に集中しやすい環境が整っています。 手厚い進路サポート:平常時や長期休暇中の補習「東龍塾」など、生徒の進路希望を実現するためのサポートが充実しています。 地域との連携:地域のイベントに参加したり、ボランティア活動を行ったりと、地域社会とのつながりを大切にしています。 DXハイスクール事業:2024年度から「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校となり、ICTを活用した先進的な学びに取り組んでいます。 人気の制服:特に女子生徒から可愛いと評判の制服は、高校生活のモチベーションの一つになるかもしれません。
大府東高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が多く、学習面でも生活面でもサポートが手厚いようです。 「行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」と、大東祭などのイベントを評価する声が多数あります。 「部活動が盛んで、目標に向かって仲間と頑張れる環境がある」 「真面目な生徒が多く、落ち着いて勉強に集中できる」 「推薦などで大学に進学しやすい」という意見も見られます。
気になる点: 「校則が他の高校に比べて厳しい」という意見が最も多く見られます。特に、頭髪や服装の検査を負担に感じる生徒がいるようです。 「最寄り駅から遠く、坂道も多いので通学が大変」という声も少なくありません。多くの生徒が自転車で通学しています。 「施設や設備が少し古い」と感じる部分があるようです。 「スマホが校内で使えないのが不便」という口コミもあります。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: JR東海道本線「大府駅」から北東へ約2.5km(徒歩で約30〜40分、自転車で約15分)。 JR東海道本線「共和駅」から徒歩で約40分。 大府駅からは大府市循環バス(ふれあいバス)も利用でき、「大府東高校北」停留所で下車します(所要時間約20分)。
通学エリア:
多くの生徒が自転車を利用して通学しています。通学エリアとしては、地元の 大府市 のほか、東海市、東浦町、刈谷市、知立市 などから通う生徒が多い傾向があります。
大府東高等学校受験生へのワンポイントアドバイス