広島工業大学高等学校は、広島市西区にキャンパスを構え、多様な進路希望に応える3つの類型を持つ私立の共学校です。国公立大学や難関私立大学を目指す「特別進学類型」、幅広い進路に対応する「総合進学類型」、そして理数教育と創造性教育を融合した「K-STEAM類型」が設置されており、一人ひとりの夢の実現を力強くサポートしています。
広島工業大学高等学校の基本情報
広島工業大学高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特別進学類型: 54 普通科K-STEAM類型: 47 普通科総合進学類型: 47
広島工業大学高等学校に設置されている学科・コース
特別進学類型 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指す類型です。 2年次からは、さらに目標を明確にした「3Sコース(難関国公立・私立大学目標)」と「SSコース(地域国公立・難関私立大学目標)」に分かれます。 高いレベルで切磋琢磨したい、受験勉強に集中したい生徒におすすめです。
総合進学類型 広島工業大学をはじめとする私立大学、短期大学、専門学校への進学や就職など、幅広い進路に対応する類型です。 2年次からは国公立・難関私立を目指す「ASコース」と、多様な進路に対応する「LAコース」を選択します。 勉強と部活動を両立させながら、自分の可能性をじっくり探したい生徒に適しています。
K-STEAM類型 科学・技術・工学・芸術・数学を横断的に学ぶ、次世代型の教育を展開する類型です。 探究的な学びや「ものづくり」を通して、社会で生き抜く力を育みます。 これからの社会で必要とされる新しい学びや、創造的な活動に興味がある生徒におすすめです。
広島工業大学高等学校の特色・校風
宿題の量:類型やコース、先生によって差があるようですが、特に特別進学類型では進学に向けた課題や補習が多く、家庭学習の習慣が重要になるという声が見られます。 校則:他の私立高校と比較して、標準的か少し厳しいと感じる生徒が多いようです。特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われるとの口コミがあります。スマートフォンの校内での使用については、ルールが定められており、休み時間などの利用は可能なようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、行事や部活動では非常に盛り上がるなど、オンとオフの切り替えが上手な生徒が多い印象です。2017年から共学になったこともあり、男女ともに仲が良いという評判です。 アルバイト:原則として禁止されているようです。特別な事情がある場合は学校に申請し、許可を得る必要があるとの声があります。 制服の評判:制服については、男女ともに「落ち着いている」「品がある」といったポジティブな意見が見られます。着こなしに関する指導は行われるようです。 土曜授業:第1・3・5土曜日は4時限の授業があります。
広島工業大学高等学校の部活動・イベント
部活動
特に実績が豊富な部活動 陸上競技部:全国大会の常連で、多くの選手が素晴らしい成績を収めています。 柔道部:個人・団体ともに県内トップレベルの実力を誇り、全国大会でも活躍しています。 ダンス部:全国大会に出場するなど、高いパフォーマンスで注目されています。 その他:野球部、サッカー部、ボート部、弓道部なども県大会上位の強豪として知られています。
文化部も活発で、写真部や日本文化部などが全国レベルの大会で実績を残しています。 また、軽音楽同好会や生物同好会など、生徒の興味関心に応える多様な愛好会も活動しています。
イベント
体育祭:例年7月頃に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱中します。 全校生徒が一丸となって応援する姿は圧巻です。 学校祭(文化祭):11月に行われる最大のイベントの一つです。 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示やステージ発表を行い、一般公開もあって大変な賑わいを見せます。 修学旅行:2年生の1月に実施されます。行き先はベトナムコースのほか、北海道、関東、関西、沖縄など複数の国内コースから選択できるのが特徴です。
広島工業大学高等学校の進学実績
国公立大学:2024年度入試では、広島大学2名、岡山大学1名、山口大学4名、県立広島大学7名、広島市立大学7名など、合計44名の合格者を出しています。 難関私立大学:関西大学、関西学院大学、立命館大学、近畿大学など、関西の有名私立大学にも多数の合格者を輩出しています。 その他:最も多い進路は系列の広島工業大学で、2024年度には237名が合格しています。 附属高校としての学園内推薦制度があり、入学金が半額免除されるなどのメリットもあります。 その他、広島修道大学(99名)や安田女子大学(28名)など、県内の主要私立大学への進学者も非常に多いです。
広島工業大学高等学校の特長・アピールポイント
広島工業大学との高大連携:大学の講義を聴講したり、研究室を訪問したりする機会が豊富にあり、早い段階から専門的な学びに触れることができます。 最先端の学習環境「ALC」「CLL」:図書館機能に加え、プレゼンテーションやグループワークが可能な「ALC(アカデミックラーニングコモンズ)」や、K-STEAM類型が使用するオリジナル工房「CLL(クリエイティブ・ラーニング・ラボ)」など、生徒の主体的な学びを促す施設が充実しています。 次世代型教育「K-STEAM類型」:科学や工学、芸術などを融合させた教科横断的な学びは、これからの社会で求められる問題解決能力や創造性を育む、まさに未来を創るための教育です。 充実したスポーツ施設:約6万平方メートルの広大な敷地には、人工芝のサッカー場、全天候型陸上トラック、黒土の野球場など、総合運動公園なみの施設が揃っています。 多様な進路希望に応える3つの類型:国公立大学進学から、私立大学、専門学校、就職まで、生徒一人ひとりの「なりたい未来」に合わせた最適な学びのコースが用意されています。 全国レベルで活躍する活発な部活動:多くの部が全国大会に出場するなど、高いレベルで文武両道を実現できる環境があります。 選択肢の広い修学旅行:海外(ベトナム)と国内の複数のコースから、自分の興味に合わせて行き先を選べるのも大きな魅力です。
広島工業大学高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が熱心で、進路相談に親身に乗ってくれる」という声が多く聞かれます。 「施設が新しく、特に図書館(ALC)や体育館はきれいで使いやすい」と評判です。 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら充実した高校生活が送れる」という意見も多数あります。 「工大への進学を考えている人には、高大連携プログラムもあり最適な環境」との声も多いです。 「いじめはほとんど聞いたことがなく、安心して学校生活を送れる」という口コミもあります。
気になる点: 「校則が少し厳しいと感じることがある。特に頭髪検査は厳しい」という意見が見られます。 「類型によっては課題や補習が多く、勉強が大変だと感じることもある」との声もあります。 「先生によって指導の熱心さに差があるように感じる」という指摘も一部で見られます。 「駅から少し歩くので、雨の日は少し大変」といった立地に関する意見もあります。
アクセス・通学
最寄り駅: JR山陽本線「五日市駅」南口から徒歩約10分。 広島電鉄宮島線「修大協創中高前駅」から徒歩約3分。
通学エリア: JRや広電が利用しやすいため、広島市西部(西区、佐伯区)や廿日市市、大竹市などから通学している生徒が多いようです。また、JR山陽本線沿線の東広島市や山口県岩国市方面から通う生徒もいます。
広島工業大学高等学校受験生へのワンポイントアドバイス