捜真女学校高等学部は、130年以上の歴史を持つ、横浜の由緒ある私立女子校です。 キリスト教の教えに基づいた人格教育を大切にしており、「Trust in God. Be true to your best self.(神を信頼し、最善の自己に忠実であれ)」というスクールモットーを掲げています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、穏やかで家庭的な雰囲気の中で、のびのびと学校生活を送れるのが大きな魅力と言えるでしょう。
捜真女学校高等学部の基本情報
捜真女学校高等学部の偏差値・難易度・併願校
捜真女学校高等学部に設置されている学科・コース
普通科
捜真女学校高等学部の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 全体的に穏やかで真面目な生徒が多いと言われています。女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気で、いじめが少ないという口コミも多く見られます。 先生と生徒の距離が近く、アットホームな関係性が築かれているようです。
校則 校則は、私立の女子校としては標準的か、やや緩やかという意見が多いようです。 髪染めやパーマは禁止されています。 スマートフォンの持ち込みは可能ですが、校内での使用には一定のルールがあるようです。
学習面 宿題の量は適度で、きちんとこなせる量という声が多いです。 放課後に「スタディ・ホール」という自習時間が設けられており、学習習慣を身につけるためのサポートがあります。 土曜授業はありません。
制服 伝統的なセーラー服で、清楚なデザインが評判です。ただし、以前のデザインの方が良かったという声も一部にはあるようです。
その他 アルバイトは原則として禁止されています。
捜真女学校高等学部の部活動・イベント
部活動
運動部 特にソフトボール部は、県の私学大会で優勝や上位入賞の実績があり、活発に活動しています。 その他、水泳部や新体操部も大会で活躍しています。
文化部 キリスト教学校ならではのハンドベル部や聖歌隊は、クリスマス礼拝などで美しい音色を響かせます。 演劇部はクリスマス礼拝での降誕劇が伝統となっています。 その他、オーケストラ部、美術部、書道部など、多彩な文化部が活動しています。
イベント
捜真祭(文化祭) 毎年9月に行われ、各クラスや部活動が創意工夫を凝らした展示や発表、模擬店などで盛り上がります。 実行委員の生徒が中心となって企画・運営を行います。
体育祭 10月に開催され、学年対抗でさまざまな競技に熱戦を繰り広げます。 生徒主体で運営され、一体感と達成感を味わえる行事です。
合唱コンクール クラスごとに課題曲と自由曲を練習し、美しいハーモニーを競います。三大行事の一つとして、非常に熱が入るイベントです。
捜真女学校高等学部の進学実績
主な進学先(2023年度実績など) 国公立大学:東京工業大学、東京藝術大学、横浜市立大学など 難関私立大学(早慶上理ICU、GMARCHなど):慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学など、多数の合格者を出しています。 その他:美術大学や音楽大学、薬学部に進学する生徒も多いのが特徴です。 また、キリスト教系の大学への進学も多く見られます。
進学サポート 高校2年生から始まる豊富な選択科目により、個々の進路に合わせた学習が可能です。 探究学習「捜真Vプロジェクト」などを通じて、自分の興味や関心を深め、それが総合型選抜などでの強みにつながっています。 指定校推薦枠は148大学、約700名分と非常に充実しており、多くの生徒が活用しています。
捜真女学校高等学部の特長・アピールポイント
キリスト教に基づく人格教育:毎日の礼拝や聖書の授業を通じて、他者を思いやる心や感謝の気持ちを育みます。 「ことば」を育む教育:自分の考えを的確に表現し、他者と対話する力を養うことを重視しています。 本物にふれる体験学習:「本物に触れ、本物の力を身に付ける」ことを目指し、芸術鑑賞や実験、校外学習など、実体験を大切にした授業が多く展開されています。 充実した探究学習「捜真Vプロジェクト」:社会課題や平和について深く学び、自分なりの考えをまとめて発表する機会があります。 この経験は、大学入試やその後の人生においても大きな力となります。 豊富な選択科目と手厚い進路指導:高校2年生から始まる約50の選択科目と、生徒一人ひとりに寄り添う丁寧な進路指導で、多様な進路実現をサポートします。 多彩な海外研修プログラム:オーストラリアでの短期研修や学期研修、カンボジア研修など、希望制で参加できる国際交流の機会が豊富に用意されています。 学年を超えた温かい人間関係:中高合同の部活動や学校行事が多く、先輩・後輩のつながりが強いアットホームな校風です。
捜真女学校高等学部の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって話を聞いてくれる」「生徒と先生の距離が近く、アットホームな雰囲気が良い」という声が多数あります。 「女子校なので、気兼ねなくのびのびと過ごせる」「いじめが少なく、穏やかな生徒が多い」といった、人間関係の良さを挙げる意見も目立ちます。 「指定校推薦の枠が充実している」「進路相談に丁寧に乗ってくれる」など、進路サポートの手厚さも高く評価されています。 「クリスマス礼拝などの宗教行事が感動的」「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」という声も多いです。
気になる点: 「駅から少し歩く」「坂道が多いのが大変」といった、アクセスに関する意見が見られます。 「施設が少し古い部分もある」という声も一部にあります。 「先生によっては指導方法に差がある」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
東急東横線「反町駅」より徒歩約15分 横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢下町駅」より徒歩約15分 JR・各私鉄「横浜駅」西口より横浜市営バス50系統に乗車、「捜真学院前」下車すぐ
捜真女学校高等学部受験生へのワンポイントアドバイス