東京都立板橋有徳高等学校は、生徒一人ひとりの個性を尊重し、その可能性を最大限に引き出すことに力を注いでいる、今注目の都立高校です。2007年に開校した比較的新しい学校で、きれいな校舎と充実した設備が魅力の一つです。「知を鍛え 徳を育て 未来を切り拓く」という教育目標のもと、落ち着いた環境でじっくりと学びたい生徒にぴったりの環境が整っています。
東京都立板橋有徳高等学校の基本情報
東京都立板橋有徳高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科(単位制):48前後
難易度・内申点の目安
主な併願校
豊南高等学校 駿台学園高等学校 正則高等学校 貞静学園高等学校 武蔵野高等学校
東京都立板橋有徳高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制) どんなことを学ぶ場所か:1年次は芸術科目以外は全員が共通の科目を学び、基礎学力を固めます。2年次からは、文系・理系などの進路希望や興味・関心に応じて、豊富な選択科目の中から自分の時間割を作成していきます。フードデザインや中国語、看護系数学といったユニークな科目も選択できるのが魅力です。 どんな生徒におすすめか:特定のコースに縛られず、幅広い分野から自分の好きなこと、得意なことを見つけたい生徒や、大学進学、専門学校、就職など、多様な進路をじっくり考えたい生徒におすすめです。
東京都立板橋有徳高等学校の特色・校風
校風キーワード: 落ち着いた雰囲気、穏やか、一人ひとりを大切に、自由と規律
学校生活のリアル
宿題の量 :宿題の量は標準的か、やや少なめという声が多いようです。ただし、単位制で選択科目が多くなるため、自分で計画的に学習を進める自主性が求められます。校則 :他の都立高校と比較すると、やや厳しめと感じる生徒もいるようです。特に頭髪(染色・脱色・パーマ等の禁止)や服装(スカート丈や着こなし)に関する指導は、きちんとしているという評判です。一方で、「常識の範囲内であれば問題ない」という意見もあり、高校生としての品位を保つことが重視されています。スマホ :校内での使用は原則禁止ですが、実際には黙認されている場面もあるようです。ただし、授業中の使用は厳しく指導されます。ルールとマナーを守った使い方が求められます。生徒たちの雰囲気 :全体的に落ち着いていて、穏やかな生徒が多いと言われています。いわゆる「陽キャ」のような活発なタイプよりは、真面目にコツコツ取り組むタイプの生徒が馴染みやすい環境のようです。いじめが少ないという口コミも多く見られます。アルバイト :原則として禁止されていますが、家庭の事情などで必要な場合は、届け出をすれば許可されることがあります。制服の評判 :女子はセーラータイプのジャケット、男子はブレザーです。特に女子のセーラー服は、可愛いと評判が良いようです。指定のカーディガンもあり、清楚なデザインが人気を集めています。土曜授業 :年間15回程度、国語・数学・英語を中心に土曜特訓が行われており、学力向上や受験対策に力を入れています。
東京都立板橋有徳高等学校の部活動・イベント
部活動
書道部 :全国レベルの実績を誇る、学校を代表する部活動です。文化祭(蒼天祭)で行われる書道パフォーマンスは圧巻で、これを見るために入学を決める生徒もいるほどです。ラグビー部 :ほとんどの部員が高校からラグビーを始める初心者ですが、熱心な指導のもと、チーム一丸となって練習に励んでいます。ダンス部 :文化祭のステージでは中心的な存在で、キレのあるパフォーマンスで会場を盛り上げます。吹奏楽部 :コンクールで金賞を受賞するなど、高いレベルで活動しています。定期演奏会も開催しています。
イベント
蒼天祭(文化祭) :毎年9月に行われる最大のイベントです。各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表を行い、大変な盛り上がりを見せます。特に書道部やダンス部のパフォーマンス、中夜祭は必見です。体育祭 :団に分かれて様々な競技で競い合います。全員リレーや大縄跳びなど、クラスの団結力が試される種目が多く、学年を超えて応援に熱が入ります。修学旅行 :近年では、国際感覚を養うことを目的に、海外(マレーシアなど)を訪れることが多いようです。異文化に直接触れる貴重な体験ができます。
東京都立板橋有徳高等学校の進学実績
国公立大学 :近年では、国公立大学への合格実績も出てきています。難関私立大学 :早稲田大学、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)といった難関私立大学への合格者も輩出しています。その他、進学者が多い大学 :日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学(日東駒専)や、大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、國學院大學(大東亜帝国)などへの進学者が多い傾向にあります。
進学実績を支える取り組み
習熟度別・少人数授業 :国語、数学、英語の主要3教科では、生徒の理解度に合わせた習熟度別・少人数授業を展開し、きめ細やかな指導を行っています。土曜特訓・夏期冬期講習 :希望者向けに、応用力を養成するための土曜特訓や、毎年40講座以上が開講される夏期・冬期講習を実施しています。進路アドバイザー制度 :大学進学について、専門教科の教員から直接アドバイスを受けられる制度があり、具体的な進路相談が可能です。
東京都立板橋有徳高等学校の特長・アピールポイント
自分の”学びたい”が見つかる単位制
豊富な選択科目の中から、興味や進路に合わせて自分だけの時間割を作ることができます。2年次から本格的に科目選択が始まり、3年次には週の半分以上が選択科目になるなど、主体的な学びが可能です。 落ち着いた学習環境と手厚いサポート
真面目で穏やかな生徒が多く、落ち着いた雰囲気の中で学習に集中できます。国数英で行われる習熟度別授業や、先生方の親身な進路指導など、一人ひとりに寄り添うサポート体制が充実しています。 全国レベルの書道部と盛り上がる学校行事
文化祭での書道パフォーマンスは、学校の名物です。部活動だけでなく、体育祭や文化祭などの学校行事も生徒が主体となって作り上げ、学校全体に一体感があります。 グローバルな視野を育む国際理解教育
海外修学旅行や留学生との交流、語学研修(TOKYO GLOBAL GATEWAYでの研修など)の機会が豊富に用意されており、異文化への理解を深めることができます。 清潔で快適な学習環境
比較的新しい学校のため、校舎や設備が綺麗で整っています。生徒たちが気持ちよく3年間を過ごせる環境です。
東京都立板橋有徳高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、進路のことも安心して話せる」 「校舎がとてもきれいで、毎日快適に過ごせる」 「単位制なので、自分の好きな科目や興味のある分野を深く学べるのが楽しい」 「落ち着いた雰囲気で、いじめなどもなく、安心して学校生活が送れる」 「女子の制服がセーラータイプで可愛いと友達にも評判が良い」
気になる点 「駅から少し歩くので、雨の日などは少し大変」 「校則が他の都立高校に比べて少し厳しいと感じることがある」 「部活動によっては、活動場所や時間に制限がある場合がある」 「大学進学を目指すなら、学校の授業だけでなく塾などを活用する必要があると感じる」
アクセス・通学
最寄り駅 東武東上線「東武練馬駅」北口より徒歩約5〜6分 都営三田線「高島平駅」より徒歩約25分
バス 国際興業バス「板橋有徳高校入口」下車 徒歩約3分 国際興業バス「不動通り」下車 徒歩約3分
東京都立板橋有徳高等学校受験生へのワンポイントアドバイス