高知県の豊かな自然に囲まれた梼原町にある高知県立梼原高等学校は、地域に根ざしながら、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育で注目を集めています。「雲の上の高校」とも称されるこの学校は、少人数教育の強みを活かし、先生と生徒の距離が非常に近いのが大きな魅力です。生徒たちはアットホームな雰囲気の中、のびのびと学校生活を送っています。
梼原高等学校の基本情報 
梼原高等学校の偏差値・難易度・併願校 
梼原高等学校に設置されている学科・コース 
文理コース どんなことを学ぶ?:大学や短期大学、専門学校への進学を目指し、国語・数学・英語などの主要5教科を中心に学習します。進学補習や模擬試験など、実力を高めるためのサポートも充実しています。 どんな生徒におすすめ?:四年制大学や専門学校への進学を考えている人、自分の学力を伸ばしたい人におすすめです。 
農業コース どんなことを学ぶ?:就職希望者を中心に、5教科の学習に加え、農業に関する専門的な知識や技術を学びます。 どんな生徒におすすめ?:自然や農業に興味がある人、将来は地域産業への就職を考えている人におすすめです。 
家庭・ビジネスコース どんなことを学ぶ?:衣食住や保育、福祉、経営、ビジネスマナーなど、生活や仕事に直結する幅広い分野を学び、実践的なスキルを身につけます。 どんな生徒におすすめ?:将来、家庭や地域社会で活躍したい人、ビジネスの基礎を学びたい人におすすめです。 
梼原高等学校の特色・校風 
校風・雰囲気 :生徒たちは落ち着いていながらも、様々な活動に積極的に挑戦する雰囲気があります。「地域みらい留学」で全国から生徒が集まるため、多様な価値観に触れながら成長できる環境です。校則 :口コミによると、校則は厳しすぎず、緩すぎず、ちょうど良いという声が多いようです。服装や頭髪に関するルールはありますが、生徒の自主性を尊重する傾向にあるようです。スマホの持ち込みは可能ですが、校内での使用ルールは定められています。宿題の量 :宿題の量は、コースや学年によって差があるようですが、特に多いという声はあまり聞かれません。日々の授業内容をしっかり復習することが大切です。生徒たちの雰囲気 :真面目で心優しい生徒が多いと評判です。いじめはほとんどなく、生徒同士の仲が良いという口コミが見られます。アルバイト :アルバイトは原則として許可されていませんが、特別な事情がある場合は学校に相談することで可能になる場合があるようです。制服 :男子は学ラン、女子はブレザーです。デザインについては、かっこいいという意見もあれば、普通という意見もあり、評価は人それぞれのようです。土曜授業 :基本的に土曜授業はありません。
梼原高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部 :野球部、アーチェリー部、剣道部、バスケットボール部、テニス部、陸上部文化部 :ディスカバークラブ、音楽部、美術部
イベント 
体育祭・文化祭 :体育祭と文化祭(燕神祭)は隔年で開催されます。文化祭では、各クラスや文化部による展示・発表のほか、総合的な探究の時間で学んだ「神楽」の披露や、地域と連携した企画などが行われ、大変な盛り上がりを見せます。修学旅行 :例年、関東方面へ3泊4日の研修旅行を実施しています。企業訪問や大学訪問、班別での自主研修など、進路意識を高めるプログラムが組まれています。もちろん、ディズニーランドなどのお楽しみ企画もあります。その他 :1年生の宿泊研修、球技大会、校内マラソン大会、龍馬脱藩マラソンへのボランティア参加など、年間を通して様々な行事が行われます。
梼原高等学校の進学実績 
梼原高等学校の特長・アピールポイント 
地域と深く連携した探究学習「YELLプロジェクト」 :梼原町の豊かな自然や文化をフィールドに、課題発見・解決学習に取り組みます。1000年以上続く伝統芸能「津野山神楽」の継承活動など、ここでしかできない貴重な体験ができます。全国から仲間が集まる「地域みらい留学」 :全国から生徒を受け入れており、多様なバックグラウンドを持つ仲間と出会い、共に学ぶことができます。県外生のための学生寮「ゆすゆす」も完備されています。隈研吾氏設計の「雲の上の図書館」がすぐそばに :世界的な建築家・隈研吾氏が設計した美しい図書館が学校のすぐ近くにあり、放課後の学習スペースとして多くの生徒が利用しています。手厚い進路サポートとキャリア教育 :先生と生徒の距離が近く、一人ひとりの進路の悩みに親身になって相談に乗ってくれます。1年生から段階的に行われるキャリア教育で、自分の「なりたい」を見つけることができます。充実した海外留学制度 :希望者は海外留学に挑戦できます。選考に合格すれば、1年間の留学で最大100万円など、手厚い支援が受けられる制度も整っています。
梼原高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点 「先生方が親身で、生徒との距離が近いので何でも相談しやすい」という声が非常に多いです。 「いじめが少なく、みんな仲が良いので学校生活が楽しい」といった、人間関係の良さを挙げる口コミも目立ちます。 「地域の人たちとの交流が多く、様々な経験ができる」「探究活動が面白い」など、特色ある教育活動を評価する声も多数あります。 「寮生活が楽しく、一生の友達ができた」という、県外からの入学者からのポジティブな意見も見られます。 
気になる点 「学校の施設が少し古い」という意見があります。 「町の中心部から離れているため、交通の便が少し不便」と感じる生徒もいるようです。 「生徒数が少ないため、部活動の種類が限られる」という点を挙げる声もあります。 
アクセス・通学 
バスでのアクセス 高知高陵交通バス「四ツ角」バス停から徒歩約2分 高知市内からはバスで約2時間30分、須崎市からは約1時間10分かかります。 
通学エリア 地元の梼原町や津野町など、近隣の地域から通学する生徒が多いです。 「地域みらい留学」制度を利用して、高知県外や全国各地から入学し、学生寮で生活している生徒も多数います。 
梼原高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

