横浜清陵高等学校は、横浜市南区の緑豊かな丘の上にキャンパスを構える、活気あふれる県立高校です。2004年に清水ヶ丘高校と大岡高校が統合して誕生し、2017年度からは総合学科を発展させ、「進学に重点を置いた単位制普通科高校」として新たなスタートを切りました。 生徒一人ひとりの進路実現を力強くサポートするカリキュラムと、主体性を尊重する校風が大きな魅力となっています。
横浜清陵高等学校の基本情報
横浜清陵高等学校の偏差値・難易度・併願校
横浜清陵高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制) どんなことを学ぶ場所か:国語、数学、英語などの主要教科を中心に、幅広い教養を身につけます。2年次からは文系・理系のコースに分かれ、3年次には最大8単位分の自由選択科目を履修できるため、自分の進路に合わせた専門的な学びを深めることが可能です。 どんな生徒におすすめか:大学進学を目指している生徒はもちろん、まだ将来の夢が具体的に決まっていない生徒でも、1年次に基礎を固めながら自分の興味・関心を探求し、2年次以降で専門性を高めていきたいと考えている人におすすめです。
横浜清陵高等学校の特色・校風
宿題の量:量は標準的か、やや少なめという声が多いようです。ただし、自分で選択した科目や進路目標によって、予習・復習の負担は変わってきます。 校則:他の高校と比較して、それほど厳しくはないという評判です。スマートフォンの使用は休み時間などに許可されているようですが、授業中の使用はもちろん禁止です。服装に関しても、制服の着こなしについてある程度の指導はありますが、全体的に生徒の自主性が重んじられています。 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多い一方で、落ち着いた雰囲気も持ち合わせているようです。さまざまな興味や目標を持った生徒が集まっているため、お互いを尊重し合える環境があります。 アルバイト:原則として許可されていませんが、家庭の事情など特別な理由がある場合は申請により可能になることがあります。 制服の評判:男子は黒の学ラン、女子は紺のブレザーで、特に女子の制服はリボンやスカートのデザインが可愛いと評判です。 土曜授業:基本的にはありません。
横浜清陵高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部では、レスリング部、陸上部、ライフル射撃部などが全国大会に出場する実績を持っています。 また、野球部は2025年の選抜高校野球大会に21世紀枠で選出され、春夏通じて初の甲子園出場を決めるなど、近年特に注目を集めています。 サッカー部もリーグ昇格を果たすなど、活気にあふれています。 文化部では、合唱部や吹奏楽部が熱心に活動しているほか、写真部はJPS展の18歳以下部門で入選・優秀賞を受賞するなど、高いレベルでの実績があります。
イベント
清陵祭(文化祭):毎年秋に開催される文化祭は、地域の人々も訪れる大きな盛り上がりを見せます。クラスごとの企画や文化部の発表、有志によるステージなど、生徒たちのエネルギーが爆発する2日間です。 体育祭:初夏に行われる体育祭は、クラス対抗で様々な競技に挑みます。応援にも熱が入り、クラスの団結力が一層深まるイベントです。 修学旅行:例年、沖縄などを訪れています。 平和学習や自然体験などを通して、仲間との絆を深める貴重な機会となっています。 その他:遠足、球技大会、芸術鑑賞会、インターンシップなど、年間を通じて多彩な行事が計画されています。
横浜清陵高等学校の進学実績
国公立大学:横浜国立大学、神奈川県立保健福祉大学、静岡大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、学習院大学、明治大学、中央大学、法政大学など、GMARCHをはじめとする難関大学へも多数の合格者を出しています。 その他:進学者が多い大学としては、神奈川大学、関東学院大学、東海大学などが挙げられます。 また、大学進学だけでなく、短期大学や専門学校への進学、就職など、生徒一人ひとりの希望に応じた多様な進路を実現しています。
横浜清陵高等学校の特長・アピールポイント
進路に合わせた柔軟なカリキュラム:単位制のメリットを最大限に活かし、2年次からのコース選択や3年次の豊富な自由選択科目によって、一人ひとりの進路希望に合わせた時間割を作成できます。 充実したキャリア教育:「産業社会と人間」という授業では、社会人講師の話を聞いたり、事業所見学を行ったりと、早い段階から将来のキャリアについて考える機会が豊富に用意されています。 生徒主体で作り上げる学校文化:学校行事や部活動など、あらゆる場面で生徒の自主性・主体性が尊重されており、リーダーシップや協調性を育むことができます。 緑豊かな落ち着いた学習環境:みなとみらいを見渡せる丘の上にあり、落ち着いた環境で学習に集中できます。 充実した施設:陸上専用と球技用の2つのグラウンド、3つのコンピュータ教室のほか、照明・音響設備が整った多目的ルームや自習室、トレーニングルームなど、施設が充実しています。 活発な部活動:多くの部活動が県大会以上のレベルで活躍しており、文武両道を目指せる環境です。 きめ細やかな進路サポート:キャリアアドバイザーの配置や頻繁な面談など、生徒一人ひとりに寄り添った手厚い進路指導が受けられます。
横浜清陵高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」 「文化祭や体育祭などの行事が本当に楽しく、クラスの団結力が強まる」 「自分の興味に合わせて授業を選べるので、学習意欲が高まる」 「部活動が盛んで、目標を持って高校生活を送れる」 「制服が可愛い・かっこいいと評判が良い」
気になる点 「最寄り駅から坂道を歩くのが少し大変」 「校舎が部分的に古いと感じるところがある」 「生徒の自主性を重んじる分、自分から行動しないと何も始まらないと感じることもある」
アクセス・通学
京浜急行線「南太田駅」より徒歩約12分 横浜市営地下鉄ブルーライン「吉野町駅」より徒歩約15分 バスを利用する場合は、「Y校前」バス停から徒歩約3〜4分、「庚台」バス停から徒歩約4〜6分です。
横浜清陵高等学校受験生へのワンポイントアドバイス