横浜清風高等学校は、横浜市保土ケ谷区の閑静な丘の上に佇む、100年以上の歴史と伝統を誇る私立の共学校です。弘法大師空海の教えを建学の精神とし、「仏教の理想とする人間完成」を目指した教育を実践しています。一人ひとりの個性を尊重し、夢の実現に向けてきめ細やかなサポートを行っているのが横浜清風高等学校の大きな魅力です。
横浜清風高等学校の基本情報
横浜清風高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース:偏差値 50 総合進学コース:偏差値 42
横浜隼人高等学校 白鵬女子高等学校 橘学苑高等学校 横浜商科大学高等学校
横浜清風高等学校に設置されている学科・コース
特進コース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。 2年次からは希望進路に合わせて国公立文系・理系、私立文系・理系に分かれ、志望校の入試科目を重点的に学びます。 早朝の0限補習や放課後の7限授業、長期休暇中の進学補習など、手厚いサポート体制が整っています。 総合進学コース
私立大学を中心に、幅広い進路に対応するコースです。 2年次から文系・理系に分かれ、一人ひとりの興味や適性を伸ばします。 コース内には、難関私立大学を目指す「選抜進学クラス」や、グローバルな入試に対応できる力を養う「グローバルクラス」も設置されています。
横浜清風高等学校の特色・校風
校風:落ち着いた雰囲気、面倒見が良い 宿題の量:コースや学年によりますが、計画的に進める必要があるようです。 校則:他の私立高校と比較すると、やや厳しいという声が多いようです。 特に頭髪や服装に関する指導は丁寧に行われる傾向があります。 スマートフォンの校内での使用は原則禁止されています。 アルバイトも原則として禁止されていますが、家庭の事情によっては許可される場合もあるようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、部活動や行事には活発に取り組む生徒も多く、メリハリのある学校生活を送っているようです。 制服の評判:知的で活動的な雰囲気を意識したデザインで、男女ともにブレザースタイルです。 男子はグレーのズボン、女子はチェック柄のスカートで、オプションでピンクのチェック柄シャツなども選べます。 土曜授業:特進コースでは「土曜進学講座」が、総合進学コースでは第1、第3、第5土曜日に授業があります。
横浜清風高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 ダンス部:全国大会の常連で、数々の賞を受賞しています。 吹奏楽部:全国大会に出場経験があります。 バトントワーリング部:関東大会に出場するなど実力があります。 男子バスケットボール部:関東大会に出場するなど、近年めざましい活躍を見せています。
イベント
清風祭(体育祭・文化祭):体育祭は6月に行われ、学年の壁を越えて4色対抗で盛り上がります。 文化祭は9月に行われ、各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表を行い、多くの来場者で賑わいます。 修学旅行:2年生の秋に実施され、国内(沖縄)か海外を選択できます。 仏教行事:4月の「花まつり」をはじめ、仏教校ならではの行事が年間を通じて行われます。 高野山研修旅行:1年生の夏に、建学の精神の原点である高野山を訪れる研修旅行が実施されます。
横浜清風高等学校の進学実績
国公立大学:横浜国立大学などへの合格実績があります。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)などに多数の合格者を出しています。 2024年度は慶應義塾大学1名、明治大学6名、青山学院大学2名、立教大学5名、中央大学4名、法政大学8名などの実績があります。 その他:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学(日東駒専)や、神奈川大学、東海大学、関東学院大学など、地元の大学にも多くの生徒が進学しています。 また、看護・医療系の専門学校への進学にも強く、安定した実績を残しています。
横浜清風高等学校の特長・アピールポイント
仏教に基づいた心の教育:弘法大師の教えを建学の精神とし、毎朝の勤行(朝礼)などを通じて、感謝と思いやりの心を育む人間教育を実践しています。 きめ細やかな進路指導:特進コースと総合進学コースを設置し、生徒一人ひとりの目標に合わせたカリキュラムと手厚いサポートで希望進路の実現を目指します。 活発な部活動:ダンス部や吹奏楽部をはじめ、多くの部活動が全国レベルで活躍しており、文武両道を目指せる環境です。 充実した施設:みなとみらい地区を見下ろす丘の上にあり、落ち着いた学習環境が整っています。 生徒がゆったり過ごせるラウンジなども各所に配置されています。 グローバル教育の推進:希望制でオーストラリアでのホームステイや、国内で英語漬けの生活を送る英語合宿などを実施し、国際的な視野を養います。
横浜清風高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」「面倒見が良い」といった、進路指導の手厚さに対する評価が高いようです。 「部活動が盛んで、仲間と目標に向かって頑張れる環境がある」という声も多く聞かれます。 「施設が綺麗で過ごしやすい」「落ち着いた環境で勉強に集中できる」という意見もあります。 「仏教行事を通して、心が落ち着く時間がある」といった、仏教校ならではの良さを挙げる声もあります。
気になる点: 「校則が他校に比べて厳しい」という意見が最も多く見られます。 特に、スマートフォンの使用制限や服装に関する規則について言及する声が多いようです。 「駅から坂道を登るのが大変」といった、立地に関する意見もあります。
アクセス・通学
JR横須賀線「保土ケ谷駅」東口から徒歩約8分 京急本線「井土ケ谷駅」から徒歩約11〜15分 相模鉄道本線「天王町駅」から徒歩約18分
横浜清風高等学校受験生へのワンポイントアドバイス