芝国際高等学校は、2023年4月に東京女子学園から校名を変更し、共学として新たなスタートを切った、今最も注目されている学校の一つです。都心の港区に位置し、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目標に掲げています。生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための、先進的な教育プログラムが数多く用意されているのが、芝国際高等学校の大きな魅力です。
芝国際高等学校の基本情報
芝国際高等学校の偏差値・難易度・併願校
同じくらいの偏差値の高校 都立高校:上野高等学校、駒場高等学校、小松川高等学校など 私立高校:駒澤大学高等学校、専修大学附属高等学校、実践学園高等学校など
合格に必要な内申点の目安
併願優遇制度を利用する場合、コースによって基準は異なりますが、例えば「最難関選抜コース」では5科の内申点が24/25、「特別進学コース」では21/25といった基準が設けられているようです(2023年度入試参考)。ただし、これはあくまで目安であり、英検などの資格による加点制度もあります。詳しくは必ず学校説明会などで最新の情報を確認してください。 主な併願校
同じくらいの偏差値帯の私立高校や、チャレンジ校としてさらに上位の学校、あるいは安全校として少し下のレベルの学校を併願する生徒が多いようです。具体的な学校名としては、駒澤大学高等学校、専修大学附属高等学校、目黒日本大学高等学校、杉並学院高等学校などが挙げられます。
芝国際高等学校に設置されている学科・コース
最難関選抜コース : 国公立大学や早慶上理、医学部、海外のトップ大学など、最難関大学への進学を目指すコースです。STEAM教育と世界標準の教育をバランス良く学び、文理の枠を超えた思考力を養います。難関選抜コース : 難関大学への現役合格を目標とし、基礎学力の定着から応用力までを確実に身につけていくコースです。特別進学コース : GMARCHレベルの大学を中心に、多様な進路希望に対応できる学力を育成するコースです。部活動と勉強を両立させたい生徒にもおすすめです。国際生コース (ADVANCEDクラス・COREクラス) : 英語圏の現地校やインターナショナルスクール出身者などを対象に、英語で学び、英語で生活できる環境を提供するコースです。海外大学や国内の国際系学部への進学を目指します。
芝国際高等学校の特色・校風
宿題の量 : 定期試験がない代わりに、日々の小テストや課題で学習の定着を図るスタイルのため、毎日コツコツと取り組むべき課題は多い傾向にあるようです。校則 : 新しい学校ということもあり、校則は比較的自由な雰囲気のようです。生徒の自主性を尊重する方針が見られます。生徒たちの雰囲気 : 学校のモットーである「挑戦、行動、突破」に共感して入学してくる生徒が多く、何事にも前向きで主体的に行動する生徒が多いようです。1期生が中心となって文化祭や体育祭を企画・運営するなど、生徒の行動力が学校を動かしています。アルバイト : アルバイトに関する明確な規定は、公式サイトなどでは見つけられませんでしたが、進学校という特性上、学業との両立が求められるでしょう。制服の評判 : 「宇宙」をイメージした濃紺のジャケットスタイルで、洗練されたデザインが好評です。スラックスとスカートが選択可能で、高校のチェック柄は「海」をイメージした青色が基調となっています。土曜授業 : 土曜授業も実施されており、学習時間の確保に力を入れていることがうかがえます。
芝国際高等学校の部活動・イベント
部活動
特徴的な部活動 : eスポーツ部、ボカロ制作部、ビジネスモデル研究会、ドローン部、YouTu部(be)など、現代的でユニークな部活動が多数存在します。これらの活動は、生徒の創造性や探究心を刺激し、将来の可能性を広げるきっかけにもなっています。運動部・文化部の充実度 : ダンス部、ソフトテニス部、バスケットボール部といった運動部から、吹奏楽部、茶道部などの文化部まで、バランスよく設置されています。まだ新しい学校のため、これから実績を積み上げていく部活動が多く、創設メンバーとして活躍できるチャンスも豊富です。
イベント
文化祭(芝国祭) : 記念すべき第1回目の文化祭は、生徒からの「開催したい」という声から実現しました。各クラスや部活動が趣向を凝らした展示や発表を行い、大変な盛り上がりを見せたようです。体育祭 : 準備期間が短い中でも、生徒主体で見事に実施されました。縦割りの色別団で学年を超えて協力し合う姿が見られ、学校としての一体感を高める貴重な機会となっています。修学旅行・海外研修 : 高校2年次にはアメリカのサンフランシスコを訪れ、世界の最先端企業やトップ大学を見学する修学旅行が予定されています。その他にも、オーストラリアやニュージーランドへのターム留学、セブ島での語学研修など、グローバルな視野を広げるための多彩な海外研修プログラムが用意されています。
芝国際高等学校の進学実績
チェック&フォロー : 授業ごとの小テストなどで理解度を常に確認し、放課後に個別フォローを行うことで、弱点をそのままにしない学習システムを確立しています。放課後予備校 : 最難関大学受験に対応するため、校内に予備校を設置。普段の授業と連動したカリキュラムで、効率的に受験対策を進めることができます。海外大学進学サポート : 海外大学への進学協定校推薦制度(UPAS)を導入しており、海外進学を目指す生徒を強力にバックアップしています。学習支援 : 動画学習サービス「スタディサプリ」の導入や、東大生・早大生などのシニアチューターによる学習サポートなど、日常的な学習支援も充実しています。
芝国際高等学校の特長・アピールポイント
生徒が主役の学校づくり : 「挑戦・行動・突破」のモットーのもと、文化祭や体育祭といった行事を生徒が自ら企画・運営するなど、生徒の主体性を最大限に尊重する校風があります。未来を見据えたSTEAM教育 : ロボット、AI、プログラミングといった最先端の分野を学ぶSTEAM教育が充実しており、未来社会で活躍するためのスキルを身につけることができます。世界標準のグローバル教育 : 豊富な海外研修プログラムや、英語で行われる授業など、世界で通用する語学力と国際感覚を養う環境が整っています。オフィスビルのような最新校舎 : 12階建ての新校舎は、従来の学校のイメージを覆す先進的なデザインです。1階にはカフェスペースがあり、各教室には大型モニターが設置されるなど、ICT環境も最先端です。対話型授業「ケースメソッド」 : 知識を詰め込むだけでなく、学んだことを活用して議論や発表を行う対話型の授業を展開し、思考力や表現力を鍛えます。手厚い学習サポート体制 : 「チェック&フォロー」システムや「放課後予備校」など、一人ひとりの夢の実現を最後までサポートする仕組みが整っています。都心ならではの抜群のアクセス : JR田町駅や都営三田線三田駅など、複数の駅から徒歩圏内という、通学に非常に便利な立地も魅力です。
芝国際高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生たちが生徒に寄り添って頑張っている」という声や、生徒が主体的に学校づくりに関われる点に魅力を感じているという意見が見られます。 「挑戦・行動・突破」という学校のモットーに共感し、前向きな生徒が多いようです。 オフィスのような綺麗な校舎や、都心でアクセスが良い点を評価する声もあります。 グローバル教育やSTEAM教育といった先進的なカリキュラムへの期待が高いようです。
気になる点 :新しい学校のため、まだ実績がないことや、学校運営が手探りな部分があるかもしれないという点については、今後の動向を見守る必要がある、という意見も一部にあるようです。 「学校側が物事を決める雰囲気がある」と感じる保護者の声も見られました。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :都営浅草線・三田線「三田駅」から徒歩約2分 JR山手線・京浜東北線「田町駅」から徒歩約5分 都営大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩約10分
通学エリア :
港区という立地から、都内全域はもちろん、神奈川、千葉、埼玉など、幅広いエリアから生徒が通学していると考えられます。
芝国際高等学校受験生へのワンポイントアドバイス