兵庫県立芦屋高等学校、通称「芦高(あしこう)」は、長い歴史と自由な校風で知られる人気の高校です。1940年の創立以来、「自治・自由・創造」を教育綱領に掲げ、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自主性を育む教育を実践してきました。進学実績はもちろんのこと、活発な部活動や生徒主体で作り上げる学校行事など、充実した高校生活が送れる環境が整っています。
兵庫県立芦屋高等学校の基本情報
兵庫県立芦屋高等学校の偏差値・難易度・併願校
兵庫県立芦屋高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制) どんなことを学ぶ場所なのか:1年次は芸術科目以外は全員が同じ科目を学びますが、2年次からは自分の進路希望や興味・関心に合わせて、多種多様な選択科目の中から自分だけの時間割を作ることができます。選択科目には、大学受験に対応したハイレベルな講座から、「芦屋モダニズム」や「マリンスポーツ実習」といったユニークなものまであります。 どんな生徒におすすめか:将来の夢や目標が明確で、それに向かって主体的に学びたい生徒に特におすすめです。また、幅広い分野に興味があり、自分の可能性を広げたいと考えている生徒にとっても魅力的な環境と言えるでしょう。
兵庫県立芦屋高等学校の特色・校風
宿題の量:口コミによると、宿題の量はそれほど多くないという声が見られます。ただし、毎週提出が求められる数学のワークなど、計画的に進める必要のある課題もあるようです。 校則:校則は比較的緩やかで、生徒の自主性に任されている部分が多いようです。 スマホ:スマートフォンの持ち込みは許可されています。 服装:制服は定められておらず、私服での通学が認められています。式典などで着用するキャメル色のブレザーの「通学服」があり、これが可愛いと評判です。スカート丈などについては、学年によって指導の厳しさに違いがあるという声も見られます。 アルバイト:原則として禁止されています。
生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多く、学校生活を楽しみたいという雰囲気があるようです。一方で、勉強に集中したい生徒にとっては、周囲の雰囲気に流されない強い意志が必要になるかもしれません。 制服の評判:前述の通り、キャメル色のブレザーの「通学服」は、県内の高校の中でもお洒落で可愛いと高い評価を得ています。 土曜授業:土曜授業の有無については、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
兵庫県立芦屋高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
記念祭(文化祭):クラスごとの出店やステージ発表などがあり、そのクオリティの高さには定評があります。近年では、キャッシュレス決済を導入するなど、ユニークな試みも行われ、テレビで取材されたこともあります。 体育大会:クラスTシャツを作成し、クラス一丸となって競技に臨むなど、大きな盛り上がりを見せます。 修学旅行:近年は沖縄方面で実施されています。 球技大会:年に2回開催されるなど、スポーツを楽しむ機会が豊富にあります。
兵庫県立芦屋高等学校の進学実績
国公立大学:例年、北海道大学、大阪大学、神戸大学などの難関大学を含む国公立大学に多くの合格者を出しています。 難関私立大学:関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学といった「関関同立」や、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学などの「産近甲龍」に、毎年多くの生徒が進学しています。 その他:大学進学だけでなく、専門学校への進学や就職など、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応しています。
兵庫県立芦屋高等学校の特長・アピールポイント
自由な時間割を作れる「単位制」:2年次から、自分の興味や進路に合わせて100種類以上ある選択科目から授業を選び、自分だけの時間割で学べます。 生徒が主役の「自治会」:文化祭や体育祭などの学校行事は、生徒組織である「自治会」が中心となって企画・運営します。生徒の自主性を重んじる芦高ならではの伝統です。 国際交流プログラムの充実:台湾の姉妹校とのオンライン交流や、希望者対象のオーストラリア語学研修など、グローバルな視野を育む機会が豊富に用意されています。 地域と連携した探究活動:芦屋の歴史や文化を学ぶ「芦屋モダニズム」といった特色ある授業や、地域のイベントへの参加、ボランティア活動などを通して、地域社会に貢献する姿勢を育みます。 大学の授業を先取りできる「高大連携講座」:関西学院大学や甲南大学、神戸大学などと連携し、大学の正規の授業を受けられる講座があります。 全国レベルで活躍する部活動:ヨット部やカヌー部、陸上競技部など、全国大会で活躍する部活動があり、高いレベルで文武両道を目指せる環境です。 私服OK&可愛いと評判の「通学服」:校則が比較的緩やかで私服通学が可能です。式典などで着用するキャメルのブレザーはデザイン性が高く、生徒からの人気も高いです。
兵庫県立芦屋高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「自由な校風で、のびのびと高校生活が送れる」「生徒の自主性を尊重してくれる」という声が非常に多いです。 「文化祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が強い」といった、学校行事の盛り上がりを評価する意見も目立ちます。 「私服での通学が認められており、通学服もおしゃれで可愛い」と、服装の自由度やデザイン性を魅力に感じる生徒が多いようです。 「先生が個性的で面白い授業をしてくれる」という声もあります。
気になる点: 「自由な反面、勉強に対する意識は個人差が大きく、周りに流されやすい環境かもしれない」という指摘があります。高い目標を持つには強い意志が必要という意見も見られます。 「校舎やトイレなどの施設が少し古い」という声が一部で見られます。 「校則は緩いと言われているが、スカート丈など服装に関しては先生によって指導の厳しさが違うことがある」という口コミもあります。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス: 阪神本線「芦屋駅」から東へ徒歩約8分 JR神戸線「芦屋駅」から南へ徒歩約10分 阪神本線「打出駅」から徒歩約10分 阪急神戸線「芦屋川駅」から南東へ徒歩約18分
兵庫県立芦屋高等学校受験生へのワンポイントアドバイス