観音寺総合高等学校は、香川県観音寺市にある、地域に根ざしながら多様な学びを実現できる魅力的な県立高校です。2017年に三豊工業高等学校と観音寺中央高等学校が統合して誕生した、比較的新しい学校でありながら、それぞれの学校が持つ長い歴史と伝統を受け継いでいます。生徒一人ひとりの個性を尊重し、夢に向かってチャレンジする力を育むことを目指しています。
観音寺総合高等学校の基本情報 
観音寺総合高等学校の偏差値・難易度・併願校 
総合学科: 45 工業科(機械科・電気科・電子科): 42 
観音寺総合高等学校に設置されている学科・コース 
総合学科 : 幅広い学問分野を学びながら、自分の興味・関心や進路希望に合わせて、2年次から5つの系列に分かれて専門性を深めていきます。人文・国際系列: 文学、歴史、外国語など、主に文系の学問を探究します。国際交流などにも力を入れており、グローバルな視野を広げたい生徒におすすめです。 自然・環境系列: 理科や数学を中心に、自然科学の知識や探究心を育みます。環境問題などにも取り組み、理系の大学進学を目指す生徒に適しています。 生活科学系列: 家庭科を中心に、保育や福祉、デザインなどを学びます。人の生活を豊かにすることに興味がある生徒におすすめです。 商業系列: 簿記や情報処理など、ビジネスに関する知識と技術を学びます。将来、事務職や販売職などで活躍したい生徒に向いています。 食物系列: 調理理論や栄養学を学び、実践的な調理技術を習得します。卒業と同時に調理師免許が取得可能で、食のプロフェッショナルを目指す生徒に最適です。 
工業科 : ものづくりに関する専門的な知識と技術を実践的に学びます。資格取得にも力を入れており、将来、技術者やスペシャリストとして活躍したい生徒におすすめです。機械科: 機械の設計や製作、制御に関する知識と技術を学びます。 電気科: 電気エネルギーの発生や輸送、利用に関する技術を学びます。 電子科: コンピュータや通信、電子回路に関する知識と技術を学びます。 
観音寺総合高等学校の特色・校風 
宿題の量 : 宿題の量は、学科や選択科目によって差があるようですが、全体的には標準的という声が多いようです。予習・復習をしっかり行う習慣が大切になります。校則 : 校則は、他の高校と比較してやや厳しいという意見が見られます。特に服装に関する規定が細かく、スカート丈は膝の中心が隠れる程度、靴下は指定の色(白・黒・紺)などと定められています。スマートフォンの持ち込みは許可制となっています。生徒たちの雰囲気 : 総合学科と工業科の生徒が共に学ぶ環境のため、多様な個性を持つ生徒が集まっています。全体的には真面目で落ち着いた雰囲気がありつつも、行事や部活動では大いに盛り上がる、メリハリのある生徒が多いようです。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。学校に確認が必要です。制服の評判 : 制服は、男女ともにブレザースタイルです。女子のスカートは青系のチェック柄で、リボンはストライプ柄です。デザインについては、可愛いという声もあれば、もう少し個性が欲しいという声も聞かれます。土曜授業 : 土曜授業は基本的にありませんが、行事や模試などが行われることがあります。
観音寺総合高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部 :陸上競技部: インターハイ入賞の常連校として知られています。 新体操部、少林寺拳法部: こちらもインターハイや全国選抜大会に毎年出場する強豪です。 その他: 硬式野球部、サッカー部、ラグビー部、バスケットボール部など、多くの運動部が県大会上位を目指して日々練習に励んでいます。 
文化部 :メカトロ部: 全日本ロボット相撲全国大会で何度も優勝を果たすなど、全国屈指の実力を誇ります。また、高校生ロボットアメリカンフットボール全国大会でも優勝経験があります。 邦楽部、書道部、放送部: これらの部も全国高等学校総合文化祭への出場経験が豊富です。 その他: 吹奏楽部や、工業科の専門性を活かした機械技術部、電気技術部、電子技術部など、ユニークな部活動も多数あります。 
イベント 
体育祭(5月) : クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。クラスの団結力が試される一大イベントです。総合祭(9月) : 文化祭にあたるイベントで、毎年テーマを掲げて開催されます。文化部の発表やクラスごとの展示、模擬店など、多彩な企画で盛り上がります。修学旅行(12月、2年生) : 近年では北海道を訪れることが多いようです。仲間との絆を深める貴重な機会となっています。クラスマッチ(7月、3月) : 学期末に行われる球技大会で、こちらもクラス対抗で熱く盛り上がります。その他 : 遠足(10月)や芸術鑑賞、学習成果発表会(2月)など、様々な行事が企画されています。
観音寺総合高等学校の進学実績 
国公立大学 : 香川大学をはじめとする国公立大学への進学者もいます。総合学科の生徒を中心に、推薦入試などを活用して合格を勝ち取っています。私立大学 : 地元の四国学院大学や、県内外の様々な私立大学へ進学しています。専門学校 : 看護、医療、調理、美容、ITなど、各自の興味や専門分野に応じた専門学校への進学者が多数います。就職 : 就職希望者の多さも観音寺総合高等学校の特色です。特に工業科の生徒の約7割が就職を選択し、地元企業を中心に県外の大手企業にも就職しています。総合学科からも、商業系列などで学んだ知識を活かして多くの生徒が就職しています。
観音寺総合高等学校の特長・アピールポイント 
「総合学科」と「工業科」の併設 : 文系・理系から専門分野まで、多様な学びの選択肢があるのが最大の魅力です。異なる興味を持つ生徒同士が交流することで、視野が広がります。全国レベルの部活動 : メカトロ部や陸上競技部をはじめ、全国で活躍する部活動が多数あります。高いレベルで文武両道を目指したい生徒に最適な環境です。ユネスコスクールとしての活動 : ESD(持続可能な開発のための教育)を推進しており、地域や世界の課題について考え、行動する機会が豊富にあります。充実した資格取得サポート : 工業科では各種技術系の資格、総合学科の食物系列では卒業と同時に調理師免許が取得できるなど、将来に直結する資格取得を強力にバックアップしています。地域との連携 : 地元企業や団体と連携した商品開発やインターンシップ、ボランティア活動などが盛んに行われており、実践的な学びを通して社会に貢献する力を養います。「課題研究」による探究活動 : 3年生が取り組む「課題研究」では、生徒が自らテーマを設定し、問題解決に取り組むことで、自発的・創造的な学習態度を育てます。歴史と新しさが融合した校風 : 100年以上の歴史を持つ前身校の伝統を受け継ぎつつ、2017年に開校した新しい学校としての活気と柔軟性を兼ね備えています。
観音寺総合高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点 :「専門的な知識や技術が身につき、資格も取れるので将来に役立つ」という声が、特に工業科や総合学科の専門系列の生徒から多く聞かれます。 「部活動が盛んで、高い目標を持って打ち込める環境がある」と、部活動に力を入れたい生徒からの評価が高いようです。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」「就職のサポートが手厚い」など、進路指導に関する満足度も高い傾向があります。 「総合学科では自分の興味に合わせて授業を選べるのが楽しい」という、カリキュラムの柔軟性を評価する声もあります。 
気になる点 :「校則が少し厳しいと感じる」という意見が複数見られます。特に服装や頭髪に関する指導が厳しいと感じる生徒がいるようです。 「学科によって生徒の雰囲気が少し違う」と感じることもあるようです。しかし、これは多様な生徒が集まる学校ならではの特徴とも言えます。 「駅から少し歩く」というアクセスに関する意見もありますが、徒歩圏内ではあります。 
アクセス・通学 
最寄り駅 : JR予讃線「観音寺駅」アクセス方法 : 観音寺駅から徒歩約10分(約800m)です。通学エリア : 観音寺市や三豊市など、西讃地域から通学する生徒が中心ですが、全国からの生徒募集も行っています。
観音寺総合高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

