郁文館高等学校は、「子どもたちの幸せのためだけに学校はある」という理念のもと、生徒一人ひとりが自分の夢を見つけ、追いかけ、そして叶えるための「夢教育」を実践している、特色豊かな私立の共学校です。変化の激しいこれからの社会を生き抜くために、単なる学力だけでなく、人間力やグローバルな視点を育むことを重視しています。
郁文館高等学校の基本情報
郁文館高等学校の偏差値・難易度・併願校
iP class【東大専科】 : 68 程度国立選抜クラス : 65 程度特進クラス : 62 程度進学クラス : 57 程度
郁文館高等学校に設置されている学科・コース
iP class【東大専科】
東京大学をはじめとする最難関国立大学への現役合格を目指す少数精鋭のクラスです。質の高い授業と手厚いサポートで、圧倒的な学力を養成します。 国立選抜クラス
国公立大学や早慶上理といった難関私立大学への現役合格を目指すクラスです。高いレベルでの文武両道を実現し、総合的な力を身につけたい生徒におすすめです。 特進クラス
GMARCHをはじめとする難関私立大学を目指すクラスです。部活動や学校行事にも積極的に参加しながら、計画的な学習で着実に実力をつけたい生徒に向いています。 進学クラス
日本大学や東洋大学、駒澤大学、専修大学といった有名私立大学への進学を目指すクラスです。基礎基本を徹底し、丁寧な指導を受けながら、自分のペースで学習と課外活動を両立させたい生徒に最適です。
郁文館高等学校の特色・校風
宿題の量 : コースや時期によって差はありますが、全体的には「多い」と感じる生徒が多いようです。特に、予習・復習を習慣づけるための課題や、長期休暇中の講習と連動した課題が出される傾向があります。校則 : 「厳しい」という声が多く聞かれます。特に、服装や頭髪、スマートフォンの使用に関するルールは細かく定められているようです。校内でのスマホ使用は原則禁止で、朝のHRで回収されるという口コミが見られます。ただし、ルールの中で最大限学校生活を楽しもうという雰囲気もあるようです。生徒たちの雰囲気 : 活発で明るい生徒が多い印象です。特に「夢教育」の影響で、自分の将来について真剣に考え、目標に向かって努力している生徒が多いようです。クラスや部活動での団結力が強く、行事などでは非常に盛り上がるとの評判です。アルバイト : 原則として禁止されています。制服 : 男女ともにブレザータイプで、落ち着いたデザインが特徴です。特に女子のスカートのチェック柄や、リボン、ネクタイが選べる点などが好評のようです。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありませんが、模試や特別講座などが行われることがあります。
郁文館高等学校の部活動・イベント
部活動
ダンス部 : 全国大会に出場するなど、高い実力を持っています。表現力豊かなパフォーマンスは文化祭などでも注目の的です。硬式野球部 : 専用のグラウンドはありませんが、限られた環境の中で工夫して練習に励み、上位大会進出を目指しています。TEAM DRAW DREAM(舞台演出・映像) : 舞台の演出や映像制作といった、他の学校ではあまり見られないユニークな活動を行っています。農業研究会 : 校内で野菜を育てるなど、実践的な活動を通して食や環境について学んでいます。
イベント
体育祭(5月) : 中学1年から高校3年までが縦割りの4団に分かれて競い合う、学校最大級のイベントです。「一生懸命はカッコイイ!」をテーマに、全校生徒が一体となって盛り上がります。郁秋祭(いきゅうさい・9月) : いわゆる文化祭で、クラスや部活動ごとの展示・発表のほか、起業体験プログラムで設立された会社による模擬店など、郁文館ならではの企画が満載です。合唱コンクールやダンスコンテストも行われ、大きな盛り上がりを見せます。夢の日(2月) : 1年間の学校生活を振り返り、次の1年間の目標や将来の夢を「決意カード」に記す、郁文館の「夢教育」を象徴するイベントです。この日を境に、生徒たちは新たな気持ちで夢への一歩を踏み出します。修学旅行・PBLツアー : 高校2年生では、行き先別の探究型旅行(PBLツアー)が実施されます。沖縄、関西、北海道など、それぞれのテーマに沿って事前学習を行い、現地での調査や体験を通して学びを深めます。
郁文館高等学校の進学実績
国公立大学 : 東京大学(1名)、東北大学、お茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学など、毎年安定した合格実績があります。難関私立大学 : 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった最難関私立大学や、GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)にも多数の合格者を出しています。その他 : 多くの生徒が日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学などの有名私立大学に進学しています。また、併設校である郁文館グローバル高等学校では、海外大学への進学実績も豊富です。
郁文館高等学校の特長・アピールポイント
夢の実現を本気で応援する「夢教育」 : 「子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる」を教育目標に掲げ、独自のプログラムを通じて生徒の自己実現をサポートします。社会と繋がる実践的な学び : 著名人を招いての講演会「夢達人ライブ」や、生徒が株式会社を設立・運営する「起業体験プログラム」など、実社会から学ぶ機会が豊富に用意されています。生徒の未来を切り拓くアントレプレナーシップ教育 : 理事長自らが講師となる「高校生社長講座~起業塾~」が開講されるなど、起業家精神を育む教育に力を入れています。論理的思考力を養う「論究科」 : 全ての生徒が教科横断的に論文の書き方を学び、自分の興味関心を深く探究する力を身につけます。新聞を活用した社会探究「NIE」 : 毎朝、新聞記事をもとに要約や意見交換を行う「NIE(Newspaper in Education)」を実践し、社会への関心と読解力、思考力を育みます。充実したICT環境 : 全生徒がタブレット端末を持ち、授業や探究活動に活用しています。情報収集能力やデジタルリテラシーの向上を図っています。一人ひとりに合わせた手厚い進路サポート : 豊富な講習や個別指導、ICT教材などを組み合わせ、生徒一人ひとりの志望校合格を徹底的にサポートします。
郁文館高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって進路相談に乗ってくれる」「サポートが手厚い」といった、教員の熱心さに対する評価が高いようです。 「体育祭や文化祭などの行事が非常に盛り上がり、クラスの団結力が強まる」という声が多く、学校生活の充実ぶりがうかがえます。 「夢教育を通じて、自分の将来について深く考えるきっかけになった」「普通の高校ではできない貴重な体験ができた」といった、独自の教育プログラムを評価する意見も目立ちます。 「目標に向かって頑張っている生徒が多く、互いに高め合える環境がある」と感じている生徒も多いようです。
気になる点 :「校則が厳しい」という意見は、多くの口コミで見られます。特にスマートフォンに関するルールや服装規定については、窮屈に感じる生徒もいるようです。 「課題や小テストが多く、勉強が大変」という声もあります。高い目標を掲げている分、日々の学習負担は大きい傾向にあるようです。 「先生によって指導の熱心さに差がある」といった指摘や、「学校の方針がトップダウンで決まることが多い」と感じる生徒も一部いるようです。
アクセス・通学
東京メトロ南北線「東大前」駅 より徒歩約6分都営三田線「白山」駅 より徒歩約10分東京メトロ千代田線「根津」駅・「千駄木」駅 より徒歩約12分
郁文館高等学校受験生へのワンポイントアドバイス