神奈川県立釜利谷高等学校は、横浜市金沢区の豊かな自然に囲まれた場所にあります。一人ひとりの個性を尊重し、じっくりと学び直しができる環境が整っているのが大きな魅力です。「自律と協働」の精神を教育目標に掲げ、生徒が主体的に学校生活を送りながら、社会で生きる力を育むことを目指しています。
神奈川県立釜利谷高等学校の基本情報
神奈川県立釜利谷高等学校の偏差値・難易度・併願校
神奈川県立釜利谷高等学校に設置されている学科・コース
普通科:1年生では中学校の復習を含め、基礎学力の定着を目指します。 2年生からは文系・理系や進路希望に応じたコースに分かれ、専門性を高めていきます。 すべての授業が30人以下の少人数で実施されるため、一人ひとりがきめ細かい指導を受けられるのが大きな特長です。
神奈川県立釜利谷高等学校の特色・校風
校則:他の高校と比較すると、校則は緩やかな傾向があるようです。 髪色については、過度に明るすぎなければ注意されないという声や、ピアスやメイク、ネイルなども比較的自由だという口コミが見られます。 スマートフォンの校内での使用も可能で、多くの生徒が休み時間などに利用しているようです。 宿題・課題:宿題の量はそれほど多くないという意見が多いですが、基礎学力の定着を目的とした「ベーシック」という朝の学習時間が設けられています。 生徒の雰囲気:落ち着いた生徒が多い一方で、活発な生徒もおり、多様な個性を持つ生徒が集まっているようです。中学校で不登校を経験した生徒や、もう一度基礎から勉強をやり直したいという意欲を持った生徒も多く在籍しています。 アルバイト:アルバイトは可能で、多くの生徒が学校生活と両立させているようです。 制服:制服は男女ともにブレザースタイルです。特に女子の制服は、リボンやスカートのデザインが可愛いと評判のようです。 土曜授業:希望者を対象に「土曜教室」が実施されており、大学生が講師となって国語、数学、英語を教えてくれます。
神奈川県立釜利谷高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動: ボウリング部:男女ともに全国大会で優勝経験のある名門です。 プロの指導を受けることもでき、初心者から始めても全国を目指せる環境が整っています。 レスリング部:初心者からでも関東大会や全国大会を目指せる部活として知られています。 バレーボール部(男子):かつて春高バレーで優勝した実績を持つ伝統ある部です。
全体の様子:運動部、文化部ともに様々な部が活動しており、生徒たちは自分の興味に合わせて活動しています。初心者から始められる部も多く、高校から新しいことにチャレンジしたい生徒にもおすすめです。
イベント
文化祭(釜利谷祭):毎年秋に開催される文化祭は、地域住民も参加するなど、大変盛り上がるイベントです。クラスごとの出店や文化部の発表など、生徒が主体となって作り上げます。 体育祭:クラス対抗で様々な競技が行われ、団結力が深まる一日です。 修学旅行:例年、沖縄などへ行き、平和学習や文化体験を行います。
神奈川県立釜利谷高等学校の進学実績
大学進学:四年制大学や短期大学へは、主に学校推薦型選抜(指定校推薦)や総合型選抜を利用して進学する生徒が多い傾向にあります。 主な進学先としては、神奈川大学、関東学院大学、横浜商科大学、鶴見大学、田園調布学園大学などが挙げられます。 専門学校・就職:専門学校への進学や、就職を選ぶ生徒も多くいます。特に就職指導には定評があり、1000社以上の企業から求人が寄せられ、希望者のほとんどが内定を得ています。 進路サポート:1年生の時からキャリア教育に力を入れており、社会で自立するために必要な力を養うためのプログラム(SSE)などが実施されています。 また、夏季休業中には英検対策講座や基礎学力を補うための講座なども開かれています。
神奈川県立釜利谷高等学校の特長・アピールポイント
学び直しを支える教育体制:1年生の授業では中学校の復習から始めるなど、基礎・基本を徹底的に固めることができます。 独自の学校設定科目「ベーシック」や「教養」を通じて、学習習慣の定着と学力向上を目指します。 新しく綺麗な校舎と充実した施設:近年リニューアルされた校舎は非常に綺麗で、快適な学校生活を送ることができます。ICT環境も整備されており、学習しやすい環境が整っています。 少人数制による手厚いサポート:すべての授業が30人以下の少人数で展開されるため、先生の目が行き届きやすく、質問もしやすい環境です。 生徒一人ひとりの学習進度や個性に合わせた丁寧な指導が受けられます。 意欲を評価する入試制度:学力検査がない代わりに、面接や自己表現活動を通じて「この学校で学びたい」という意欲が評価されます。 これまでの成績に自信がなくても、高校生活への熱意をアピールすることで合格のチャンスがあります。 多様な進路に対応したキャリア教育:大学進学だけでなく、専門学校や就職など、生徒一人ひとりの「なりたい自分」を実現するためのサポート体制が充実しています。 1年生からの体系的なキャリア教育を通じて、将来についてじっくり考えることができます。
神奈川県立釜利谷高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「校舎が新しくてとても綺麗。毎日気持ちよく過ごせる」という声が非常に多いです。 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる。中学時代に不登校気味だったけれど、ここなら安心して通える」といった、面倒見の良さを評価する意見が見られます。 「校則が比較的緩やかで、自分らしさを大切にしながら学校生活を楽しめる」という口コミも多くあります。 「基礎からしっかり学び直せるので、勉強に自信がなかった自分でもついていける」という学習面での安心感を挙げる声も目立ちます。
気になる点: 「最寄り駅から遠く、坂道が多いので通学が少し大変」という意見があります。 「授業の進度がゆっくりなので、大学進学を目指してどんどん勉強したい人には物足りないかもしれない」という声も一部で見られます。 「生徒の学習意欲に差があるように感じる」といった、生徒間の雰囲気に関する指摘もあります。
アクセス・通学
京浜急行線「金沢文庫駅」西口から 京浜急行バス「釜利谷高校」行きに乗車、終点下車すぐ 京浜急行バス「市民の森入口」行きに乗車、下車徒歩約5分
JR「洋光台駅」から 京浜急行バス「金沢文庫駅」行きに乗車、「市民の森入口」下車徒歩約5分
神奈川県立釜利谷高等学校受験生へのワンポイントアドバイス