大阪市城東区にキャンパスを構える開明高等学校は、100年以上の歴史と伝統を誇る、府内でも有数の進学校です。「研精して倦まず(心を込めて努力し、怠らない)」という校訓のもと、生徒一人ひとりが自らの力で未来を切り拓く力を育む教育を実践しています。活気あふれる共学の進学校として、勉学はもちろん、多彩な学校行事や部活動にも力を入れているのが大きな魅力です。
開明高等学校の基本情報
開明高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科6年文理編入コース:偏差値 71-72
公立高校 :北野高校、天王寺高校、大手前高校、茨木高校 など私立高校 :大阪星光学院高校、四天王寺高校、大阪桐蔭高校、清風南海高校 など
開明高等学校に設置されている学科・コース
普通科 6年文理編入コース どんなことを学ぶ場所なのか :中学校からの内部進学生と共に、東大、京大、国公立大学医学部をはじめとする最難関大学への現役合格を目指すコースです。高校2年生からは文系・理系、さらに学習到達度別のクラス編成となり、一人ひとりの志望校に合わせたきめ細やかな指導が行われます。どんな生徒におすすめか :明確に高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながらとことん学力を伸ばしたい、知的好奇心旺盛な生徒におすすめです。
開明高等学校の特色・校風
真面目、落ち着いた雰囲気、教育熱心、面倒見が良い
宿題の量 :宿題や小テストの量は「多い」と感じる生徒が多いようです。毎日の予習復習が必須で、計画的に学習を進める習慣が求められます。校則 :校則は「厳しい」という声が多く見られます。特にスマートフォンの持ち込みは禁止されており、見つかった場合は保護者が学校に取りに行くことになっています。服装検査も年に数回実施されるなど、規律を重んじる校風のようです。生徒たちの雰囲気 :全体的に真面目で落ち着いた生徒が多く、いじめはほとんど聞いたことがないという声が多数です。男女の仲も良く、和やかな雰囲気のようです。アルバイト :原則として禁止されています。制服の評判 :伝統的な学ラン(男子)とセーラー服(女子)でしたが、近年リニューアルされたという情報もあります。清楚で品があるというポジティブな意見と、少し地味だという意見があるようです。土曜授業 :土曜日も月2回程度、授業が行われています。
開明高等学校の部活動・イベント
部活動
文化部の活躍が目立つ :特に文化部の実績が豊富で、囲碁部や将棋部、かるた部などは全国レベルで活躍しているようです。運動部も活発 :硬式野球部、サッカー部、ラグビー部、テニス部、バスケットボール部など、多くの運動部が熱心に活動しています。全体の様子 :部活動への加入率は高く、多くの生徒が勉強の合間にリフレッシュしたり、仲間との交流を深めたりする場として楽しんでいるようです。
イベント
体育大会(5月) :クラス対抗で様々な競技に熱中し、大きな盛り上がりを見せます。文化祭(9月) :各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表を行い、多くの来場者で賑わいます。修学旅行(高校2年次) :行き先は北海道で、4泊5日の行程で自然や文化に触れ、仲間との絆を深めます。勉強合宿 :長期休暇中に行われる恒例行事で、集中して学習に取り組む環境が提供されます。耐寒訓練(高校1年次) :1月に行われる伝統行事で、心身を鍛えることを目的としています。
開明高等学校の進学実績
国公立大学 :合計139名が合格しています。東京大学:1名 京都大学:18名 大阪大学:12名 神戸大学:12名 旧帝国大学(北海道大、東北大、名古屋大、九州大)など多数
難関私立大学 :関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学):合計253名 早慶上理ICU(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学):合計8名
医学部医学科 :22名
開明高等学校の特長・アピールポイント
圧倒的な授業時間と学習サポート :週37単位の授業と長期休暇中の特別授業により、塾に通わなくても難関大学を目指せるほどの学習環境が整っています。高い国公立大学現役合格率 :高校から入学した生徒の国公立大学への合格率は約70%と非常に高く、確かな学力が身につくことを証明しています。理数教育の重視 :文系・理系を問わず、全生徒がIT時代にふさわしい数学・理科の素養を身につけることを重視したカリキュラムが組まれています。国際交流プログラム :オーストラリアへの海外語学研修(希望者)や、海外からの留学生受け入れなどを通じて、国際感覚を養う機会が豊富に用意されています。充実した施設・設備 :創立100周年を記念して建てられた新校舎には、ICT環境が整った教室や図書館、屋内温水プール、学食など、快適な学習環境が整備されています。
開明高等学校の口コミ・評判のまとめ
「先生方が非常に熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が非常に多いです。 「勉強に集中できる環境が整っている」「周りの生徒のレベルが高く、切磋琢磨できる」といった、学習環境への満足度が高いようです。 「真面目で優しい生徒が多く、いじめの心配はほとんどない」という口コミも多数見られます。 「厳しい環境を乗り越えた友人とは、卒業後も続く強い絆で結ばれる」という卒業生の声もあります。
「校則が厳しすぎる」特にスマホ禁止といった点に不満を持つ声が見られます。 「宿題や小テストが多く、自分のペースで勉強したい人にはきついかもしれない」という意見があります。 「勉強中心の生活になりがちで、いわゆる『キラキラした高校生活』をイメージしているとギャップを感じるかもしれない」という声も聞かれます。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :JR環状線・東西線、京阪本線、Osaka Metro長堀鶴見緑地線「京橋駅」から徒歩約8分 JRおおさка東線「JR野江駅」から徒歩約10分 Osaka Metro谷町線「野江内代駅」から徒歩約12分 Osaka Metro長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」から徒歩約12分
開明高等学校受験生へのワンポイントアドバイス