鳥取県立境港総合技術高等学校は、将来のスペシャリストを目指す君にぴったりの、専門的な知識と技術をとことん学べる魅力的な学校です。水産、工業、福祉という幅広い分野の専門学科がそろっており、それぞれの道でプロフェッショナルになるための充実した設備と、熱心な先生方のサポートが待っています。中学校の授業とはひと味違う、実践的な学びが中心の「さかそう」(境港総合技術高等学校の愛称)で、自分の「好き」や「得意」をとことん追求してみませんか?
境港総合技術高等学校の基本情報 
境港総合技術高等学校の偏差値・難易度・併願校 
海洋科: 41-42 食品・ビジネス科: 41-42 機械科: 41-42 電気電子科: 41-42 福祉科: 41-42 
米子松蔭高等学校 米子北高等学校 米子北斗高等学校 
境港総合技術高等学校に設置されている学科・コース 
海洋科 どんなことを学ぶ?:船の運航技術や海洋資源、水産について学びます。練習船「若鳥丸」での長期航海実習など、実践的な授業が豊富です。 どんな生徒におすすめ?:海や船、魚が好きで、将来は船乗りや水産関連の仕事に就きたいと考えている人。 
食品・ビジネス科 どんなことを学ぶ?:水産物を中心とした食品加工の技術や、商品の開発、流通、販売といったビジネスの知識を学びます。 どんな生徒におすすめ?:「食」に関わる仕事に興味がある人や、新しい商品を企画してみたい人。 
機械科 どんなことを学ぶ?:ものづくりの基礎となる機械の設計や加工技術、自動車の整備について学びます。高校在学中に3級自動車整備士の受験資格取得が目指せるのが大きな特長です。 どんな生徒におすすめ?:機械いじりやプラモデル作りが好きな人、自動車やバイクに興味がある人。 
電気電子科 どんなことを学ぶ?:電気工事や電子回路、コンピュータ制御(プログラミング)など、現代社会に欠かせない電気と情報の技術を基礎から学びます。 どんな生徒におすすめ?:パソコンや電子工作が好きな人、将来性のある技術を身につけたい人。 
福祉科 どんなことを学ぶ?:介護の専門知識と技術を学び、高齢者や障がいのある方を支えるための「福祉の心」を育みます。介護福祉士の国家資格取得を目指します。 どんな生徒におすすめ?:人の役に立ちたい、誰かをサポートする仕事がしたいという優しい気持ちを持っている人。 
境港総合技術高等学校の特色・校風 
校風のキーワード:専門性の追求、資格取得に強い、地域との連携、実践重視 
宿題の量 :専門教科の実習やレポートが多く、一般的な普通科高校とは違う大変さがあるようです。しかし、その分、専門知識がしっかりと身につくという声が多く聞かれます。校則 :他の高校と比較すると、校則はやや厳しいと感じる生徒が多いようです。特に、スマートフォンの校内での使用については制限があるという意見が見られます。 服装や頭髪に関する指導も、社会に出るための準備として、きちんとしている傾向があります。生徒たちの雰囲気 :専門分野を学びたいという明確な目的を持った生徒が多く、真面目で落ち着いた雰囲気があるようです。同じ目標を持つ仲間たちと、切磋琢磨しながら学校生活を送ることができます。アルバイト :アルバイトは原則として許可制となっている場合が多いようです。学業との両立が条件となるため、希望する場合は学校に確認が必要です。制服の評判 :制服は男女ともにブレザースタイルです。デザインについては、特に大きな不満の声は聞かれず、一般的な評価のようです。土曜授業 :地域と連携した土曜授業が行われることがあるようです。
境港総合技術高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部 :特に全国レベルで活躍しているのがヨット部です。海の近くという立地を活かし、高いレベルで練習に打ち込める環境が整っています。また、ボクシング部やハンドボール部なども強豪として知られています。その他にも、野球、サッカー、バスケットボール、陸上など、定番の部活動も活発です。文化部 :ものづくり系の部活動が充実しているのが大きな特色です。自動車部やものづくり同好会、マイコンカー同好会など、専門高校ならではの部活動があります。 吹奏楽部や美術部、写真部といった文化部ももちろん活動しています。
イベント 
みなと祭(文化祭) :境港総合技術高等学校の文化祭は「みなと祭」と呼ばれ、毎年大いに盛り上がります。各学科が専門知識を活かした展示や体験企画、実習で製造した製品の販売などを行います。特に食品・ビジネス科が作るサバの缶詰などは非常に人気があるようです。地域の方々も多く訪れる、学校の一大イベントです。体育祭 :クラス対抗で様々な競技に熱中し、クラスの団結力を高める絶好の機会です。学科や学年を超えて、学校全体が一体となって盛り上がります。修学旅行 :行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な体験となります。課題研究発表会 :3年間の学びの集大成として、各生徒が取り組んだ研究の成果を発表する場です。専門的な内容の発表が多く、生徒たちの成長を実感できるイベントです。
境港総合技術高等学校の進学実績 
就職 就職希望者の内定率は非常に高く、特に地元企業への就職に強いのが特長です。 各学科で学んだ専門性を活かせる企業(製造業、自動車整備、電気工事、食品加工、介護施設など)への就職が中心です。 学校には多くの企業から求人が寄せられ、先生方が手厚くサポートしてくれるため、安心して就職活動に臨むことができます。 
進学 大学や専門学校へ進学し、さらに専門性を高める生徒もいます。 国公立大学では、鳥取大学や島根大学などへの進学実績があります。 私立大学や、各分野の専門学校へ進学する生徒も多数います。 特に、工業系の学科からは工業大学へ、福祉科からは医療・福祉系の大学や専門学校への進学が多いようです。 進学希望者に対しては、補習や個別指導など、先生方が親身になってサポートしてくれます。 
境港総合技術高等学校の特長・アピールポイント 
県内唯一の学科で専門性を極める 
水産を学べる海洋科や、介護福祉士を目指せる福祉科は、鳥取県内で唯一この学校にしかない貴重な学科です。 実践的な学びを支える充実の施設・設備 
海洋練習船「若鳥丸」や、国土交通省の認可を受けた自動車整備工場、本格的な介護実習室など、プロと同じ環境で学べる設備が整っています。 社会で即戦力になる資格取得を強力サポート 
3級自動車整備士、海技士、介護福祉士(国家資格)、電気工事士など、将来に直結する難関資格の取得を学校全体でバックアップしています。 学科の枠を超えて学べる「総合選択制」 
自分の所属する学科の科目に加え、他の学科の専門科目も選択して学ぶことができます。 これにより、幅広い知識と技術を身につけることが可能です。 地域社会との深いつながり 
地元の企業でのインターンシップ(就業体験)や、地域のイベントへの参加、小中学校との交流など、地域に根ざした活動を積極的に行っています。 伝統の味を受け継ぐ「サバ缶」づくり 
前身の境水産高校時代から半世紀以上続く伝統を持つ、サバの味付け缶詰づくりの実習は、学校の名物の一つです。 「さかそう」の愛称で親しまれるアットホームな雰囲気 
「さかなと鬼太郎のまち」境港市にある学校は「さかそう」の愛称で親しまれ、生徒と先生の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で学校生活を送ることができます。 
境港総合技術高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点 「専門的な知識や技術が身につき、将来の夢に直結する学びができる」という声が最も多く聞かれます。資格取得に強く、就職に有利な点を評価する意見が多数あります。 「先生方が専門分野に詳しく、熱心に指導してくれる」「就職や進学のサポートが手厚い」など、教員のサポート体制を評価する声も多いです。 「同じ目標を持つ仲間と出会え、充実した学校生活が送れる」といった、友人関係に関するポジティブな口コミも見られます。 「実習設備が充実している」という点も、専門高校ならではの魅力として高く評価されています。 
気になる点 「専門的な授業が多いため、自分の興味と合わないと勉強が大変に感じるかもしれない」という意見があります。入学前に、各学科で学ぶ内容をしっかり理解しておくことが大切なようです。 「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じる」という声、特にスマートフォンに関するルールについての意見が見られます。 「最寄り駅から少し歩くので、アクセスが少し不便」という立地に関する声も一部あります。 「先生によって指導の厳しさに差がある」といった、教員に関する個人的な感想も見受けられます。 
アクセス・通学 
鉄道を利用する場合 JR境線「余子(あまりこ)駅」から徒歩約9分 JR境線「上道(あがりみち)駅」から徒歩約14分 
バスを利用する場合 日ノ丸バス「余子農協前」バス停から徒歩約3〜4分 
境港総合技術高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

