新潟青陵高等学校は、新潟市中央区にキャンパスを構える、120年以上の長い歴史と伝統を誇る私立高校です。「至誠(まごころ)」を建学の精神に掲げ、生徒一人ひとりに寄り添った面倒見の良い教育を実践しています。これから高校選びを始める中学生と保護者の皆さんにとって、新潟青陵高等学校がどのような学校なのか、その魅力や特色が具体的にイメージできるよう、詳しくご紹介していきます。
新潟青陵高等学校の基本情報
新潟青陵高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース:45 高大一貫コース:41 普通コース:41
新潟青陵高等学校に設置されている学科・コース
特進コース
国公立大学や難関私立大学への進学を目指すコースです。少人数制の授業や充実した進学講習、勉強合宿などを通して、高い学力を養成します。仲間と切磋琢磨しながら、目標に向かって集中して学習したい生徒におすすめです。 高大一貫コース
系列の新潟青陵大学・短期大学部への進学を視野に入れたコースです。高校と大学が連携した教育プログラムが特徴で、大学の授業を先取りして体験することもできます。医療や福祉、教育分野に興味があり、専門的な知識を深めたい生徒に適しています。 普通コース
幅広い進路に対応できるカリキュラムが組まれており、大学・短大・専門学校への進学から就職まで、多様な夢をサポートします。基礎学力の定着を重視し、英検や漢検などの資格取得にも力を入れています。自分の可能性を広げながら、じっくりと将来の目標を見つけたい生徒にぴったりのコースです。
新潟青陵高等学校の特色・校風
宿題の量:コースによって差はありますが、特に特進コースでは進学に向けてしっかりとした量の課題が出されることがあるようです。日々の予習・復習を大切にする学習習慣が身につくという声もあります。 校則:校則は、他の私立高校と比較すると標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。特に身だしなみに関する指導は丁寧に行われる傾向があり、頭髪、ピアス、化粧、スカート丈などは厳しくチェックされることが多いとの口コミが見られます。スマートフォンの校内での使用は原則禁止で、使用が見つかった場合は一時的に預かるなどの指導があるようです。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い印象ですが、体育祭や文化祭などの行事では大いに盛り上がるなど、メリハリのある学校生活を送っています。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可制で認められることがあるようです。 制服の評判:2020年度にリニューアルされた制服は、生徒から非常に人気が高いです。スコットランドの専門メーカーがデザインした、世界に一つだけのタータンチェック柄が特徴で、女子はスラックスも選択できます。バリエーションも豊富で、自分らしい着こなしを楽しめる点が好評です。 土曜授業:土曜授業は基本的にありませんが、進学講習や模試などが実施されることがあります。
新潟青陵高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
体育祭
毎年6月にデンカビッグスワンスタジアムやHARD OFF ECOスタジアム新潟といった大きな会場を借りて盛大に開催されます。全校生徒が連合に分かれ、競技だけでなく、応援合戦、衣装、パネルの各部門で総合優勝を目指して競い合います。1ヶ月以上かけて準備する応援合戦は圧巻で、生徒たちの熱気と感動に包まれます。 青松祭(文化祭)
毎年秋に開催される文化祭は「青松祭(せいしょうさい)」と呼ばれ、多くの来場者で賑わいます。クラスごとの展示や模擬店、文化部によるステージ発表など、多彩な催し物が行われます。生徒たちの創造性や協調性が発揮される、学校全体が一体となるイベントです。 修学旅行
2年生の冬に実施され、近年では沖縄や関西方面(広島・神戸・大阪など)を訪れています。沖縄では平和学習や民泊体験、関西では企業訪問やユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの自主研修など、訪問先の特色を活かした充実したプログラムが組まれています。
新潟青陵高等学校の進学実績
国公立大学
新潟大学、長岡技術科学大学、新潟県立大学など、地元の国公立大学を中心に合格者を出しています。特進コースを中心に、最後まで粘り強く指導する体制が実績につながっています。 難関私立大学
青山学院大学をはじめ、GMARCHレベルの大学にも合格実績があります。また、県内外の幅広い私立大学へ進学しており、神奈川大学、国士舘大学、大東文化大学、東北学院大学などへの進学者も多数います。 その他
系列の新潟青陵大学・短期大学部へは、毎年多くの生徒が進学しています。特に短期大学部への進学者は30名を超える年もあります。その他、新潟医療福祉大学や新潟国際情報大学といった県内私立大学や、各種専門学校への進学、そして就職と、生徒の希望に応じた多様な進路を実現しています。
新潟青陵高等学校の特長・アピールポイント
面倒見の良い教育体制
「至誠」の精神に基づき、教職員が生徒一人ひとりに根気強く寄り添い、個々の成長をサポートする校風が根付いています。定期的な個人面談などを通して、学習面だけでなく学校生活全般の悩みにも親身に対応してくれます。 世界に一つのオリジナル制服
2020年に創立120周年を記念してリニューアルされた制服は、スコットランドの老舗メーカーが手がけたオリジナルのタータンチェック柄で、生徒からの人気が非常に高いです。夏服や冬服、ベスト、女子用スラックスなどバリエーションも豊富で、毎日の学校生活の楽しみの一つになっています。 充実した施設・設備
約5万冊の蔵書を誇る図書室や、バスケットボールコート2面分の広さを持つ体育館、全天候型の人工芝グラウンドなど、学習や部活動に打ち込める環境が整っています。校内のWi-Fi環境も整備されており、ICT教育にも対応しています。 新潟青陵大学・短大との高大連携
系列大学との連携により、高校にいながら大学レベルの学びに触れる機会が豊富にあります。大学の授業への参加や、大学教員による出張講義などを通して、早い段階から専門分野への興味・関心を深めることができます。 活発なボランティア活動
生徒会が中心となり、地域の海岸清掃や緑の募金活動などに積極的に参加しています。様々なボランティア活動を通して、社会に貢献する意識や人間性を高めることを重視しています。 学び直しをサポートする授業
1年生の英語と数学の授業では、中学校の学習内容を復習する「学び直し」の時間を取り入れたり、少人数授業を実施したりしています。これにより、高校での学習にスムーズに移行でき、基礎学力を確実に身につけることができます。
新潟青陵高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「面倒見が良い」といった、教員のサポート体制を評価する声が非常に多いです。 「制服が可愛い、かっこいい」という意見は、特にリニューアル後の制服に対して多く寄せられており、学校選びの決め手の一つになっているようです。 「体育祭や文化祭などの行事がとても盛り上がる」「クラスの団結力が深まる」など、学校行事の充実度を評価する声も目立ちます。 「いじめが少ない」「落ち着いた雰囲気で過ごしやすい」といった、学校生活の送りやすさに関するポジティブな口コミも見られます。
気になる点 「校則が厳しい」と感じる生徒が一定数いるようです。特に、頭髪や服装、スマートフォンの使用に関するルールについて、もう少し自由度が欲しいという意見が見られます。 「施設が少し古い」という声も一部で見られますが、人工芝グラウンドの新設など、改修も進められています。 「駅から少し歩く」というアクセス面での指摘もありますが、スクールバスが複数のルートで運行されており、遠方からの通学も可能です。
アクセス・通学
電車を利用する場合 JR越後線「白山駅」で下車し、徒歩で約12分です。
バスを利用する場合 JR「新潟駅」から新潟交通の西循環線バスに乗車し、「水道町1丁目」バス停で下車、徒歩1分です。
スクールバス
白根・黒埼方面、松浜・下山方面、横越・大江山方面、小須戸・新津方面など、複数のコースでスクールバスが運行されています。自宅近くから座って通学できるため、新潟市内だけでなく、幅広いエリアの生徒が利用しています。
新潟青陵高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

