島根県の公立高校入試2027|県外からの出願条件と書類をやさしく解説

島根県教育委員会が、2027年度(令和9年度)の公立高校入試について「県外からの出願Q&A」を公表しました。島根県の外に住んでいる中学3年生が、島根の公立高校を受けるときの条件・書類・費用がまとまっています。あわせて、身元引受人で出願する人の合格者数の上限も示されています。

いちばん大事なのは、県外から出願するには「保護者の転勤などの正当な理由」か「県内に住む確かな身元引受人」のどちらかが必要という点です。受検料は2,200円です。

何が発表されたの?

ひとことで言うと、「島根の外から島根の公立高校を受けたい人は、まずこの条件を満たしてください」という案内です。

県外の人が出願できるのはどんなとき?

保護者が県外に住んでいる場合、出願できるのは次の2つのどちらかです。

  • 保護者の転勤などで一家そろって島根に引っ越すなど、正当と認められる理由がある場合
  • 県内に住んでいる確かな身元引受人がいる場合

なお、保護者が島根県内に住んでいて、県外の中学校などから出願する場合も、手続きの書類が必要です。

身元引受人って、だれのこと?

身元引受人とは、出願するときに「この生徒の身元は確かです」と保証してくれる人のことです。原則として、志願者の親族(祖父母、おじ、おばなど)がなります。

ただし、志願する高校の校長先生が認めた場合は、親族でない人も身元引受人になれます。この場合は、先に志願する高校へ問い合わせることになっています。

どんな書類が必要なの?

どの場合も、まず「島根県公立高等学校入学志願承認願(様式第9号)」を使います。これは、在籍している中学校の校長先生が内容を証明する書類です。中学校の校長先生を通して、志願先の高校の校長先生に出します。出す時期は、それぞれの選抜の出願期間内です。

  • 保護者が県内に住んでいる場合:様式第9号に、保護者の住民票をつけます。
  • 保護者の転勤などが理由の場合:様式第9号に、保護者の所属長の証明書(または事情がわかる資料)と、島根県内の居住地がわかる資料をつけます。
  • 親族が身元引受人の場合:様式第9号に、身元引受人の承諾証明書、志願者や保護者と身元引受人の関係を示す民生児童委員の証明(または、それを示すほかの資料)、身元引受人の住民票をつけます。承諾証明書や関係の証明は、様式が決まっていません。
  • 親族以外の人が身元引受人の場合:つける書類は、志願する高校に問い合わせます。

日程・数字のまとめ

ひとことで言うと、県外からでも日程は県内の人と同じです。手続きに時間がかかる分、早めの準備が大切です。

選抜の種類と時期

  • 特色選抜:1月下旬ごろ(出願は2026年12月21日〜2027年1月8日17時)
  • 一般選抜:3月上旬(出願は2027年1月25日〜2月4日12時)
  • 第2次募集:3月中旬の合格発表の時点で定員に空きが出た学校・学科で行います。出願には、一般選抜で学力検査を受けていることが条件になる場合があります。

お金と数字

  • 受検料:2,200円(インターネット出願システムで納付)
  • 身元引受人で出願した人の合格者数の上限:松江市内と出雲市内の高校・分校・定時制課程は、原則として4名以内。そのほかの高校は、各学校が決めます(学校ごとの人数は実施要綱の別表3に載っています)

この上限は、身元引受人で出願する人が対象です。保護者の転勤などが理由の人についての上限としては、資料に書かれていません。

受験生・保護者が気をつけること

ひとことで言うと、「併願」「書類」「問い合わせ先」の3つを早めに確かめましょう。

今住んでいる都道府県の公立高校とは併願できない

島根の公立高校に出願するには、いま住んでいる都道府県の公立高校には出願していないことが条件です。この確認は、先ほどの様式第9号で行います。

私立高校との併願は、島根県内でも県外でも、特に制限はありません。ただし、特色選抜は「専願」(合格したら必ず入学する約束で受ける方式)なので、その決まりは守る必要があります。

住んでいる都道府県によって事情が異なることがあります。必ず、在籍している中学校や、住んでいる都道府県の教育委員会に相談してください。

出願はインターネット。中学校の協力が必要

出願は、インターネット出願システムで行います。流れは次のとおりです。

  • 在籍または出身の中学校が、島根県教育庁学校教育課に問い合わせて、「中学校管理者ID」とパスワードを取得します。専用のメールアドレスは、12月以降に学校教育課のホームページに載ります。
  • 中学校が、志願者の「ユーザーID」と、志願者に配る「志願者登録の案内」をつくります。
  • 志願者は、案内のQRコードかURLからユーザー登録をします。
  • 志願者が、システムで出願の手続きをします。

つまり、島根県外の中学校の先生にも、島根県への問い合わせをお願いすることになります。中3のいま、担任の先生に「島根県の公立高校を受けたい」と早めに伝えておくと安心です。

いつ、何がわかる?

  • 各高校の募集要項:例年11月ごろに発表されます。願書・募集要項は、各高校に直接請求するか、各校のホームページからダウンロードします。
  • インターネット出願のマニュアル:12月に学校教育課のホームページに載る予定です。
  • 入学者選抜実施要綱・必要な書類:島根県教育庁学校教育課のホームページで見られます。

しまね留学の情報もある

県外募集については、「しまね留学公式ホームページ」にも情報があります。あわせて見ておくと、各校の様子がつかみやすくなります。

よくある質問

Q. 親族でない人に身元引受人をお願いできますか?

志願する高校の校長先生が認めた場合は、できます。書類は高校に問い合わせて確かめます。

Q. 成績の表で記入できない欄があるときは?

「学習成績・特別活動の記録等概要表(様式第3号)」で記入できない箇所があるときは、斜線を引き、「4 備考」欄にその理由を書きます。

Q. 問い合わせ先はどこですか?

島根県教育庁学校教育課 高等学校教育推進スタッフ 入学者選抜担当です。電話は0852-22-5419または0852-22-6865、メールは gakkoukyouiku@pref.shimane.lg.jp です。

出典:島根県教育委員会「令和9年度 島根県公立高等学校入学者選抜 県外からの出願についてQ&A」(発表:2026年9月10日、確認:2026年10月27日)、島根県教育委員会「令和9年度 島根県公立高等学校入学者選抜における県外受検生の合格者数、地域外からの合格者数の上限等について(別表3)」(発表:2026年9月28日、確認:2026年10月27日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。

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