島根県教育委員会が、2027年度(令和9年度)の公立高校入試で、学力検査の当日に持っていくものと受検中の決まりごとをまとめた資料を公表しました。特色選抜用(別記1)と、一般選抜用(別記2)の2種類があります。
いちばん大事なのは、携帯電話などの通信機器は検査会場に持ち込めないことと、下敷きと分度器は持ち込めないことです。コンパスと定規は必要です。
何が発表されたの?
ひとことで言うと、「試験の日に何を持っていって、会場でどう過ごすか」のルールブックです。
点数に直接かかわる話ではありません。でも、うっかり違反すると落ち着いて受けられなくなります。早めに知っておくと安心です。
学力検査とは?
学力検査とは、国語・数学・英語などの筆記テストのことです。島根県では、早めに行う「特色選抜」と、多くの人が受ける「一般選抜」のそれぞれで行われます。今回の資料は、この2つの検査の当日ルールです。
持ち物と注意点のまとめ
ひとことで言うと、持ち物は「受検票・筆記用具・コンパス・定規・上履き・弁当」が基本で、机の上に置けるのは最初の5つだけです。
受検生が準備するもの(一般選抜)
- 受検票
- 鉛筆またはシャープペンシル(和歌・格言などが印刷されていないもの)
- 消しゴム
- コンパス
- 定規(三角定規でもよい。ただし分度器がついているものは不可)
- 上履き
- 弁当
特色選抜では何が違う?
準備するものは一般選抜とほぼ同じです。違いは2点あります。
- 弁当は「必要に応じて」準備します(検査が午前中だけの学校もあるためと考えられますが、資料に理由は書かれていません)。
- 「そのほか、各校が定めるもの」が加わります。志望校から配られる案内を必ず確認してください。
机の上に置けるもの
置けるのは、受検票・筆記用具・消しゴム・コンパス・定規の5つです。体調が悪くてハンカチやティッシュペーパーを使いたいときは、事前に受付の先生か監督者の許可をもらいます。文字などが印刷されていないものに限ります。
マスクと防寒着
マスクや防寒着を着るときも、文字などが印刷されていないものにします。3月は寒い日もありますが、ロゴや文字入りの上着は避けたほうがよさそうです。
時計は使える?
検査室には時計がありません。そのため、時間をはかる機能だけの時計は、持ち込んで机の上に置いてもかまいません。次のものは不可です。
- 辞書・電卓・情報端末などの機能があるもの(スマートウォッチなど)
- そうした機能があるかどうか見分けにくいもの
- 秒針の音がするもの
- キッチンタイマー
- 大型のもの
検査中の流れ
ひとことで言うと、「5分前に着席、合図まで開かない、最初に名前と番号を書く」の3つを覚えれば大丈夫です。
- 開始5分前に、決められた検査室に入って着席し、監督者の指示に従います。一般選抜では、各教科の開始5分前にこれが必要です。
- 「始め」の合図があるまで、問題用紙と解答用紙は開きません。合図があったら、まず解答用紙に検査場名と受検番号を書きます。
- 用具の貸し借りはできません。消しゴムを落としたり、鉛筆が折れたりしたときは、手をあげて監督者に伝えるのが基本です。
- 検査中は私語をしません。質問があるときも、トイレに行きたくなったときも、手をあげて合図し、監督者の指示に従います。質問は小声で行います。
- 途中で答案ができあがっても、その時間が終わるまでは退室できません。
終了5分前の合図
一般選抜では、各教科の開始から45分後に「終了5分前」の合図があります。特色選抜では、検査開始から55分後に合図があります。見直しの時間配分の目安になります。
終わったあとの問題用紙
ここは2つの選抜で違います。
- 一般選抜:解答用紙を机の上に裏返し、問題用紙は自分で持ち帰ります。
- 特色選抜:解答用紙を裏返し、問題用紙は机の上に置いたまま退室します。
持ち帰りの可否が逆になっているので、自分が受ける選抜のほうを確認してください。
英語の検査で気をつけること
ひとことで言うと、一般選抜の英語には放送を使う問題があり、合図の直後に始まります。
英語も他の教科と同じ「始め」の合図で問題用紙と解答用紙を開き、検査場名と受検番号を書きます。検査開始の直後に、放送による問題が行われます。放送が始まるまでは、放送問題の問題文を読んでいても、ほかの問題を解いていてもかまいません。
耳が聞こえにくい受検生は、特別措置願を出したうえで、補聴器を使うことができます。希望する場合は、早めに中学校の先生に相談しましょう。
受験生・保護者が気をつけること
- 通信機器は会場に持ち込めません。スマートフォンは家に置いていくか、持っていく場合の扱いを、中学校や志望校の案内で確認してください。
- 鉛筆・消しゴム・時計・マスク・上着に文字やロゴがないか、前日までに点検しましょう。
- コンパスと定規は、分度器つきでないかを確認します。下敷きと分度器は持ち込み不可です。
- 上履きと弁当を忘れないようにしましょう。特色選抜の弁当の要否は、志望校の案内で確認します。
- 特色選抜は「各校が定めるもの」があるので、志望校の募集要項や案内に目を通します。
よくある質問
下敷きは使えますか?
使えません。下敷きと分度器は持ち込まないこととされています。
腕時計は持ち込めますか?
時間をはかる機能だけのものなら、持ち込んで机の上に置けます。辞書・電卓・情報端末などの機能があるもの、その有無が見分けにくいもの、秒針音がするもの、キッチンタイマー、大型のものは不可です。
早く解き終わったら、先に帰ってもいいですか?
いいえ。答案ができあがっても、その教科の時間が終わるまで退室できません。
出典:島根県教育委員会「別記2 一般選抜学力検査当日における受検生が準備すべき用具及び受検上の諸注意」、同「別記1 特色選抜学力検査当日における受検生が準備すべき用具及び受検上の諸注意」(公式サイト上のファイル更新日:2026年9月10日、確認:2026年10月28日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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