滋賀県教育委員会が、令和9年度(2027年度)の滋賀県立高校の入学者選抜要項に、別紙「出願必要書類」を示しました(2026年10月28日の更新)。出願はWeb出願システムで行い、書類はPDFや画像のデータにしてアップロードします。1ファイルの大きさは2MBまでです。
どの選抜で受けるかによって、必要な書類が変わります。この記事では、書類の種類と、自分がどれを用意すればよいかを順番に整理します。
何が発表されたの?
ひとことで言うと、「どの書類を、どんな形で出すのか」が一覧になりました。書類の中身を書く人は、本人だったり中学校だったりします。早めに確認しておくと、出願のときに慌てません。
まず、選抜の種類で必要な書類が分かれます
滋賀県の選抜には、大きく「学校独自型選抜」と「一般型選抜」があります。学校独自型選抜は、さらに「自己推薦」と「中学校長推薦」に分かれます。「推薦」という名前でも、先生の推薦だけではなく、自分で応募する自己推薦もあるところがポイントです。
- 自己推薦:活動実績報告書[1号]が必要です。
- 中学校長推薦:推薦書[2号]が必要です。
- 一般型選抜:この「選抜に特有の書類」はありません。
つまり、一般型選抜だけを受ける人は、次に説明する「必要に応じて出す書類」に当てはまるかどうかを確かめれば足ります。
それぞれの書類は、こんなもの
- 活動実績報告書(自己推薦):志願先の高校が求める条件を満たしていることを示す書類です。文書ファイル、PDF、画像のどれでもかまいません。
- 推薦書(中学校長推薦):中学校などが作ります。PDFファイルで出します。
- 活動の内容などを証明するもの:資格の認定書や、大会の賞状などです。志願先の高校が出願や推薦の条件を満たす証明として求めた場合に出します。中学校長推薦では、推薦書に添えて出します。
- 住民票記載事項証明書:保護者などのものです。くわしくは次の節で説明します。
- 特別出願許可書[特出3号]:特別な事情で県立学校に出願する場合に必要です。
- 副申書[3号]:出願にあたって特に説明が必要なことがあるとき、中学校などが作って添えることができます。
- 雇用(予定)証明書[5号]:定時制の課程だけで必要です。
- 定時制課程特例措置申請書[6号]:定時制の課程だけで必要です。
なお、書類の名前は、Web出願システムで提出するデータのことを指しています。紙の様式そのものとは限りません。
住民票記載事項証明書は、だれが出すの?
次のどちらかに当てはまる場合は、保護者などの住民票記載事項証明書を出す必要があります。
- 中学校などを卒業した人、または修了した人。
- 令和9年(2027年)3月に中学校などを卒業する見込みの人、または修了する見込みの人のうち、保護者などが滋賀県内に住んでいて、本人が県外の中学校などに通っている人。
別紙に書かれている条件は上の2つです。自分が当てはまるかどうかは、中学校の先生に確かめておきましょう。当てはまる場合は、書類を用意する時間が必要なので、早めに動くと安心です。
特別出願許可書と雇用証明書は、どんなとき?
特別出願許可書は、県立学校の管理運営などに関する規則第11条の3にもとづく「特別な事情による志願」のときに必要です。滋賀県教育委員会の教育長の許可を受けて、許可書を添えます。手続きの詳細は、別に定められた「滋賀県立高等学校特別事情による出願について」を見るよう示されています。
雇用(予定)証明書は、県内に勤務地がある、または勤務地を持つ見込みの人のうち、県外から志願する人が、定時制の課程で出します。
定時制の特例措置とは?
瀬田工業高校、彦根工業高校、長浜北星高校の定時制の課程では、令和9年(2027年)4月1日の時点で満19歳以上の志願者が希望すると、特例措置を受けられます。定時制課程特例措置申請書を出すと、学力検査のかわりに、面接と作文で受検できます。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと、この別紙で決まっているのは「書類の種類」と「データの条件」です。出願や検査の日付は、この別紙には書かれていません。
- 提出方法:Web出願システムにアップロード。
- ファイル形式:PDFファイル、画像ファイルなど(書類ごとに、PDFのみのものと、画像でもよいものがあります)。
- ファイルサイズ:1ファイルあたり2MB以下。
- 画像ファイル:内容が確認できるものであること。形式は「滋賀県立高等学校入学者選抜Web出願マニュアル」で確認します。
書類ごとのファイル形式
- PDFファイルのみ:推薦書、副申書。
- 文書ファイル、PDFファイル、画像ファイルのどれでもよい:活動実績報告書。
- PDFファイルまたは画像ファイル:活動の内容などを証明するもの、住民票記載事項証明書、特別出願許可書、雇用(予定)証明書、定時制課程特例措置申請書。
出願の期間や検査の日などは、要項の本体と、すでに公表されている日程で確認してください。ここでは書かれていない日付を、推測で補うことはしません。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと、「自分に必要な書類はどれか」を早めに仕分けして、2MBに収まるデータにしておくことです。
- 自分の選抜を確認する:自己推薦なら活動実績報告書、中学校長推薦なら推薦書が必要です。推薦書は中学校が作るので、担任の先生と進め方を相談しましょう。
- 証明するものの要否は志願先で違う:賞状や認定書を出すかどうかは、志願先の高校が求めるかどうかで決まります。志願先の募集要件を確認してください。
- 県外の中学校の人や、卒業した人は特に注意:住民票記載事項証明書が必要になる場合があります。
- データは事前に作っておく:賞状などは、スマートフォンで撮った写真だと、ファイルが大きくなることがあります。1ファイル2MBを超えてはいけないので、アップロード前に大きさを確かめておくと安心です。写真は文字がはっきり読めるようにしましょう。
- 操作の方法:滋賀県教育委員会は、操作について別に「Web出願マニュアル」を定めています。
よくある質問
Q. 一般型選抜だけを受けるとき、必ず出す書類はありますか?
A. 別紙の表では、一般型選抜に特有の書類は示されていません。ただし、住民票記載事項証明書などは、条件に当てはまる場合に必要です。
Q. 紙で出してもよいですか?
A. 別紙には、Web出願システムに書類をアップロードする方法が書かれています。紙の提出については、この別紙には書かれていません。要項や中学校で確認してください。
Q. 画像ファイルなら何でもよいですか?
A. 内容が確認できるものであることと、1ファイル2MB以下であることが条件です。形式は別に定めるマニュアルを見てください。
出典:滋賀県教育委員会「令和9年度滋賀県立高等学校入学者選抜要項 別紙 出願必要書類」(発表:2026年10月28日、確認:2026年10月28日)。入試関係情報のページはこちらです。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。










