岡山県教育委員会が、県立高校の入学者選抜で行う「特別な配慮」について、手続きの流れと実施例をまとめた資料を掲載しています。病気や障害などで受検に配慮が必要な人、日本語指導が必要な外国籍の生徒などは、出願までに、余裕を持って中学校の先生に相談することが求められています。
何が発表されたの?
ひとことで言うと:「試験で困ることがありそう」と思ったら、出願前に中学校の先生へ早めに相談する、という案内です。
「特別な配慮」とは、病気やけが、障害、日本語の理解の難しさなどがあっても、力を出しきって受検できるようにするための工夫のことです。たとえば、別の部屋で受ける、時間を長くする、といったものがあります。
配慮を受けたいときの相談の流れ
資料には、次のような流れが示されています。
- 相談:志願者と保護者が、在学する中学校(担任の先生から校長先生へ)に相談する
- 相談:中学校が、志願校の校長先生に相談する
- 配慮の決定:志願校の校長先生が配慮を決める(教育委員会が助言する)
- 通知:決まった内容が伝えられる
つまり、最初の窓口は中学校の先生です。自分で志望校に直接伝えるのではなく、まず担任の先生に話すところから始めます。
また、岡山県教育委員会は、志願校だけでなく、志願者が通う中学校や保護者からの相談にも応じるとされています。必要に応じて、中学校を訪問して配慮の様子を見に行く場合もあるそうです。
どんな配慮があるの?
これまでに実施した配慮の一部として、次の例が挙げられています。
検査室や座席に関する配慮
- 別室での受検(病院などを含む)
- 座席の位置の変更
時間に関する配慮
- 検査時間の延長
検査室に持ち込めるものに関する配慮
- 拡大鏡、車いすなど、補助具の持ち込み・使用
- FMマイクの持ち込み・使用
その他の配慮
- 問題用紙・解答用紙の拡大
- 問題用紙・解答用紙のルビ振り(漢字に読み仮名をつける)
- 英語の聞き取り検査で、CDプレイヤーのスピーカーから直接音声を聞く
- 面接の順番や実施の形の配慮
- 介助が必要と認められる受検者に対して、検査室の外での介助を認める
- ICTなどの支援機器の活用
資料には、「例示がない事項についても、必要に応じて中学校等の先生に御相談ください」と書かれています。ここに載っていない配慮でも、相談はできます。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと:相談の期限は「出願まで」。出願の日から逆算して動きましょう。
- 相談の時期:出願までに、余裕を持って
- 特別入学者選抜の出願:2027年1月26日(火)〜28日(木)
- 一般入学者選抜の出願:2027年2月24日(水)〜26日(金)
配慮を決めるには、中学校から志願校へ相談し、志願校の校長先生が決める、という複数の段階があります。出願の直前では間に合わない可能性があるため、冬休みに入る前など、早めに担任の先生に話しておくと安心です。具体的な相談の締切日は今回の資料には書かれていません。中学校の先生か、下の連絡先に確認してください。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと:迷ったら、まず相談。遠慮しなくて大丈夫です。
- 最初の相談先は中学校:担任の先生に、困りごとと希望する配慮を具体的に伝える
- 対象は幅広い:病気や障害のほか、日本語指導が必要な外国籍の生徒なども対象に含まれる
- 例にないことも相談できる:実施例は一部であり、載っていない配慮も相談できる
- 入院中などの場合:「病院等を含む」別室での受検という例がある
なお、どの配慮が認められるかは、事情に応じて志願校が決めるものです。希望がそのまま通るとは、資料には書かれていません。
問い合わせ先
- 岡山県教育庁 高校教育課 高校魅力化推進室 管理班(入学者選抜担当)
- 電話:086-226-7578
よくある質問
Q. 相談はいつまでにすればよいですか?
A. 資料には「出願までに、余裕を持って」と書かれています。具体的な日付は書かれていないので、中学校の先生に早めに確認してください。
Q. 保護者から教育委員会に直接相談できますか?
A. できます。教育委員会は、志願校、志願者の在学する中学校、保護者からの相談に応じるとされています。
Q. 資料にない配慮でも相談できますか?
A. 相談できます。例示がない事項も、必要に応じて中学校の先生に相談してよいとされています。
出典:岡山県教育委員会「岡山県立高等学校入学者選抜における特別な配慮について」、同「県立高等学校の入学者選抜」(発表:2026年10月26日、確認:2026年10月30日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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