広島県教育委員会が、令和9年度(2027年度)の公立高校入試の「入学者選抜実施要項」と、パソコンやスマホで申し込む「インターネット出願の手引(志願者用)」を公開しました。出願はすべてインターネットで行います。併設型を除く高校の一次選抜では、出願登録は2027年1月21日(木)から2月2日(火)16時まで、入学者選抜料(受検料にあたるお金)の納付は2月17日(水)正午までです。
何が発表されたの?
ひとことで言うと:「出願の手順と、どの順番で何をするか」が、図つきの手引と、全195ページの実施要項で公式に示されました。
出願は「インターネット出願システム」で行う
志願者が出願システムに情報を入力し、中学校と志願先の高校が内容を確認する流れです。紙で窓口に出す方式ではありません。ただし、特別措置願などの一部の書類は、これまでどおり紙で出します。
手引は、手続きを6つのステップに分けています。
- STEP1:アカウントの作成(最初の1回だけ)
- STEP2:出願登録(志願先と、志願者・保護者の情報を入力)
- STEP3:出願取下げ・志願変更(変える人だけ)
- STEP4:入学者選抜料の納付
- STEP5:受検票のダウンロードと印刷
- STEP6:選抜結果(合否)の確認
アカウントづくりは、空メールを送るところから
志願者サイトで案内に沿って空メールを送ると、手続き用のURLがメールで届きます。このURLの有効期限は1時間です。過ぎたら最初からやり直しになります。ログインIDとパスワードを決めたら、合否の確認まで使うので大切に保管してください。
登録するメールアドレスは、入学手続が終わるまで使えるものにします。志願先の高校から緊急の連絡が入ることがあるためです。ログインのときは、メールに届く認証コードを入力する「2段階認証」もあります。
出願の練習用に作ったアカウントは使えない
デモサイトで練習したときのアカウントや、私立高校の出願のために作ったアカウントは、公立高校の出願には使えません。新しく作ります。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと:併設型(三次・広島)は1月、それ以外は1月下旬から2月が山場です。
併設型高等学校の一次選抜
- 志願者登録・中学校確認登録:1月5日(火)〜1月18日(月)16時
- 入学者選抜料の納付:1月18日(月)16時まで(2,200円)
- 受検票のダウンロード開始:1月29日(金)正午
- 学力検査:2月3日(水)〜2月4日(木)
- 追検査:2月9日(火)
- 合格者発表:2月12日(金)
併設型を除く高校の一次選抜
- 志願者登録・中学校確認登録:1月21日(木)〜2月2日(火)16時
- 志願変更の期間:2月10日(水)〜2月17日(水)正午
- 入学者選抜料の納付:2月17日(水)正午まで(2,200円)
- 受検票のダウンロード開始:2月18日(木)正午
- 学力検査・自己表現等:2月24日(水)〜2月26日(金)
- 追検査:3月3日(水)
- 合格者発表:3月8日(月)
二次選抜・通信制
- 二次選抜の出願登録:3月11日(木)〜3月15日(月)正午
- 二次選抜の受検票ダウンロード開始:3月15日(月)15時
- 二次選抜の検査:3月16日(火)/合格者発表:3月17日(水)
- 通信制の課程の出願登録:2月19日(金)〜3月18日(木)正午
広島市立広島みらい創生高校の二次選抜は、検査が3月23日(火)、合格発表が3月24日(水)です。この学校を併願する人は、併願先の合格発表を見てから、3月19日(金)正午までに入学者選抜料を納めます。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと:「お金の払い方」と「志願変更」の順番を間違えないことが、いちばん大切です。
志願変更するかもしれないなら、お金は変更が決まってから
併設型を除く高校の一次選抜では、志願変更の期間(2月10日〜17日)に、1回だけ志願先を変えられます。手引は、変える可能性があるなら、必ず志願変更をしてから入学者選抜料を払うよう求めています。払ったあとに変えると、もう一度払うことがあるからです。一度払ったお金は、差額が出ても返ってきません。
手引の表では、たとえば県立の定時制から県立の全日制に変える場合は、差額の1,250円を追加で払います。県立の全日制から県立の全日制・定時制に変える場合は、再度の納付は不要です。県立から市立へ、または別の市の市立へ変える場合は、再度の納付が必要です。
併設型と、それ以外の両方に出すとき
併設型(三次高校・広島高校)と、それ以外の高校の両方に出すときは、登録期間がそれぞれ別なので、別々に出願登録をします。2校目は、マイページの「別の選抜種別に出願」から行います。
併設型に合格して入学手続(請書の提出)をした人は、併設型を除く高校を受けられません。出願済みなら、志願変更の期間内に必ず「志願変更による出願取下げ」をします。そのため、併設型を除く高校の入学者選抜料は、併設型の合格発表(2月12日)のあと、受検すると決まってから納めるよう手引に書かれています。私立高校に合格して公立を受けないと決めた場合も、出願取下げをします。
取下げ後の再出願には制限がある
出願を取り下げると、最初に志願した高校の「同じ課程の同じ学科」には、もう出願できません。普通科のコースや、同じ学科の中の学科も含みます。
お金を払うまでが「出願」
決済方法を選んだだけでは、納付は終わっていません。コンビニ払いやペイジー払いは、店やATMで支払う必要があります。システムに反映されるまで、最大で1時間ほどかかることがあります。領収書や明細票は保管してください。
支払い方法は、クレジットカード、コンビニ、ペイジー(ATMや銀行のネットサービス)から選べます。
今のうちにできること
- 手引の17ページにある「出願情報確認用紙」で、入力する内容を前もって書き出しておく
- 氏名・住所は住民票のとおりに入力するので、外字(パソコンで出ない漢字)がある人は事前に確認する
- 受検票は、A4・横向き・白い紙に印刷する。家のプリンターでもコンビニでも印刷できる
- 出願システムの操作説明動画(YouTube)を見ておく
よくある質問
Q. 出願システムの操作で困ったらどこに聞けばいい?
A. システムの操作は、株式会社アットシステムのサポート窓口(フリーダイヤル 0120-447-047、受付は9:00〜17:00。土日祝日と12月29日〜1月3日を除く)が受け付けています。メールは ckip-help-hiroshima@atsystem.jp です。対応言語は日本語のみです。入試の制度そのものは、広島県教育委員会の教育改革課(082-513-4992)が窓口です。
Q. 合否はどうやって見るの?
A. 受検票の控えに書かれたURLから、合否発表専用サイトにアクセスします。受検番号と、アカウントのログインID・パスワードでログインします。発表時刻ちょうどは繋がりにくいことがあるので、少し時間を空けて試してください。各高校のホームページでも合格者は発表されます。受検票の控えは合否の確認に必要なので、なくさないでください。
Q. 手引にふりがなはついている?
A. ふりがなつきの手引は、後日アップロードされる予定と案内されています。
出典:広島県教育委員会「令和9年度広島県公立高等学校入学者選抜インターネット出願の手引(志願者用)」、同「令和9年度広島県公立高等学校入学者選抜実施要項」、同「公立高等学校日程」(掲載ページの更新日:2026年10月30日、確認:2026年10月30日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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