群馬県の公立高校入試2027|入学者選抜の事務サイトが開設、出願と配慮の要点をやさしく解説

群馬県教育委員会は、令和9年度(2027年春)の公立高校の入学者選抜について、情報をまとめた「事務サイト」を2026年11月2日に開設しました。出願の流れ、受検で配慮が必要な場合の手続きなどが、ここに集められています。

この記事では、サイトに載っている内容のうち、受験生と保護者がまず知っておきたい点を整理します。特に、配慮が必要な場合の提出期限は2027年1月25日(月)が原則です。

何が発表されたの?

ひとことで言うと:入試に関する案内を一か所にまとめた、専用のウェブサイトができました。

そもそも「事務サイト」って何?

県教育委員会のホームページ(群馬県のページ)には、「令和9年度群馬県公立高等学校入学者選抜事務サイトの開設について」というお知らせが出ています。事務サイトは、入学者選抜に関わる手続きの情報を集めたページです。県のページでは、出願に係る留意点、障害や病気などで配慮が必要な場合の手続き、一家転住や海外からの帰国に伴う出願などを案内していると説明されています。

サイト自体は外部のサービス上にあり、トップには「11月2日(月)に運用を開始しました」と表示されています。左側のメニューから、知りたい項目を選んで読めます。

メニューにはどんな項目があるの?

確認できたメニューは次のとおりです。

  • Web出願システムG-smartの活用
  • 県外中学校等や日本人学校に在籍している方の出願
  • 海外の学校に在籍・出身の方の出願
  • 隣接県細部協定
  • 志願状況及び再募集等実施の情報
  • 感染症や体調不良等の受検者への対応について
  • 障害等により配慮が必要な受検者への対応
  • 口頭による検査結果の提供
  • リンク集

「志願状況及び再募集等実施の情報」という項目があるので、今後、志願者数の発表などもここで確認することになりそうです。ただし、現時点でその中身が載っているかは確認できていません。

Web出願システム「G-smart」のページには何がある?

ひとことで言うと:出願のスケジュールと使い方の資料がそろう場所です。

「G-smart(ジースマート)」は、インターネットで出願するためのシステムです。事務サイトのこのページには、次の資料が載っています。

  • 資料1:主なスケジュール(中学校向け)
  • 資料2:出願から発表までのスケジュール(志願者向け)
  • 資料3:G-smart利用の手引き(志願者向け)。進路説明会の資料としても使えるとされています

志願者用と中学校用のマニュアルは、G-smart内のヘルプページからダウンロードする形です。出願期間などの具体的な日付は、このページの本文には書かれておらず、資料のPDFで確認する形になっています。この記事では、日付を推測して書くことはしません。

また、調査書(内申点などを記録した、中学校が作る書類)のデータに間違いが見つかったときの直し方も載っています。流れは次のとおりです。

  • 高校の校長が、中学校の校長などに連絡し、修正依頼書を出すよう頼みます
  • 中学校は修正依頼書を作り、中学校長印を押して、手渡しか簡易書留で高校に出します。情報管理を徹底すれば、PDFのメール送信も認められます
  • 高校は、出された依頼書に基づいてデータを直します

出すのは修正依頼書だけで、調査書のPDFなどは出さなくてよいとされています。志願先を変える場合も同じ手続きです。これは主に中学校の先生が行う作業ですが、「もし直しが必要になっても、手順が決まっている」と知っておくと安心です。

日程・数字のまとめ

ひとことで言うと:このページで確認できる日付は、サイトの開設日と、配慮に関する期限です。

  • 事務サイトの運用開始:2026年11月2日(月)
  • 受検上の配慮の状況報告書の提出期限:原則2027年1月25日(月)まで
  • リスニングの配慮について、高校が県に提出する期限:申出があり次第、2027年2月9日(火)まで
  • 出願期間・検査日・合格発表日:このお知らせでは確認できません。選抜実施要項や、G-smartの資料2で確認してください

受検で配慮が必要なときの手続き

ひとことで言うと:配慮は原則として中学校を通じて、早めに高校へ伝える仕組みです。

どんな人が対象?

障害や病気などがあり、中学校などですでに配慮や支援を受けている受検者のうち、受検にも配慮が必要な人です。原則は他の受検者と同じ受け方ですが、配慮が必要な場合に限って、検査の公正さ・公平さを保ったうえで対応が取られます。

何を、いつまでに出すの?

  • 書類:「選抜実施要項」の様式6「受検上の配慮に係る状況報告書」を、志願先の高校長あてに出します
  • 期限:原則1月25日(月)まで。志願先が決まった時点で、中学校長が志願先の高校に連絡します
  • 志願先を変える場合、再募集・追加募集の場合:志願先変更期間、または再募集・追加募集の出願期間中に申し出ます

英語のリスニングで聴覚に配慮が必要な場合は?

志願先が決まった時点で、早めに高校へ連絡します。例として、次のような方法が挙げられています(実際の対応は協議して決まります)。

  • 重度の難聴(両耳の平均聴力レベル60デシベル以上が目安)の場合:リスニングの音声を文字(テロップ)の表示に替える、別室で受けるなど
  • それ以外の聴覚の配慮:イヤホンやヘッドホンの持参、スピーカーに近い座席、補聴器やロジャーマイクの使用など

入学後の配慮は?

受検のときは配慮がいらなくても、合格後に施設面の配慮や生活介助員の補助が必要になる場合は、出願する前に志願先の高校長に連絡し、話し合います。

受験生・保護者が気をつけること

  • まず事務サイトのメニューを一度開き、どこに何があるかを確認しておきましょう
  • 出願の日程は、このお知らせには出ていません。資料2「出願から発表までのスケジュール」で確認してください
  • 配慮が必要な場合は、担任の先生や学校に早めに相談してください。原則の期限は1月25日(月)です
  • 県外の中学校に通っている、海外の学校に在籍・出身である場合は、専用のページが用意されています
  • わからないことは、中学校の先生に聞くのが基本です。県の窓口は、高校教育課 教科指導第二係(電話 027-226-4649)です

よくある質問

Q. 事務サイトは受験生本人が見てもいいの?

県のお知らせには、対象者として受験生や保護者が明記されているわけではありません。ただ、G-smartの資料には志願者向けのものも含まれています。

Q. 配慮の書類は自分で高校に出すの?

手続きの説明では、中学校等の対応として、中学校が様式6を志願先の高校長に出すとされています。まずは中学校に相談してください。

Q. 出願の日はいつ?

このお知らせでは確認できません。選抜実施要項や、G-smartの資料2で確認してください。

出典:群馬県教育委員会「令和9年度群馬県公立高等学校入学者選抜事務サイトの開設について」、令和9年度群馬県公立高等学校入学者選抜事務サイト(発表:2026年11月2日、確認:2026年11月4日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。

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