茨城県立鹿島高等学校は、1910年創立という110年以上の長い歴史と伝統を誇る、地域に根差した学校です。文武両道を掲げ、学業はもちろんのこと、部活動や学校行事にも全力で取り組む活気あふれる校風が魅力です。長い歴史の中で、卒業生は多方面で活躍しており、地域からの信頼も厚いことで知られています。
茨城県立鹿島高等学校の基本情報
茨城県立鹿島高等学校の偏差値・難易度・併願校
茨城県立鹿島高等学校に設置されている学科・コース
文系 国際コース : 国公立大学や難関私立大学の文系学部を目指すコースです。外国語や社会科系の科目に重点が置かれ、グローバルな視点を養いたい生徒におすすめです。人文コース : 私立大学や短期大学など、多様な文系進路に対応するコースです。幅広い教養を身につけ、自分の興味関心を探求したい生徒に向いています。
理系 医療・理工コース : 国公立大学や難関私立大学の理系学部、特に医療・看護系や理工学系への進学を目指すコースです。数学や理科の応用的な内容まで深く学びたい生徒に適しています。理数コース : 理系分野全般への進学に対応するコースです。基礎から着実に学び、理系科目が得意な生徒におすすめです。
茨城県立鹿島高等学校の特色・校風
宿題の量 : 宿題の量は、他の進学校と比較すると標準的か、やや少なめという声が多いようです。ただし、授業の予習・復習は必須であり、自主的な学習習慣が求められます。校則 : 校則は、厳しすぎず緩すぎず、標準的とされています。スマートフォンは授業中はマナーモードにしてカバンにしまうのがルールですが、授業で活用することもあります。服装については、男子は黒の学ラン、女子は紺のセーラー服で、靴下の丈などについては時々指導が入ることがあるようです。生徒の雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事などでは一体となって盛り上がるなど、メリハリのある生徒が多いようです。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可制で認められることがあります。制服の評判 : 男子の学ラン、女子のセーラー服ともに伝統的なデザインで、特に女子のセーラー服は冬に黒のセーターと合わせると可愛いと評判のようです。土曜授業 : 現在、土曜授業は実施されていません。
茨城県立鹿島高等学校の部活動・イベント
部活動
サッカー部 : Jリーグの鹿島アントラーズのホームタウンという土地柄もあり、サッカー部は全国大会への出場経験もある強豪として知られています。地域では珍しい人工芝のグラウンドが整備されており、恵まれた環境で練習に打ち込めます。弓道部・剣道部 : 武道も盛んで、特に弓道部や剣道部は高い実績を誇っています。陸上競技部 : 関東大会に出場する選手を輩出するなど、個人でも高いレベルで活躍している生徒がいます。その他の部活動 : 野球部、バスケットボール部、バレーボール部といった運動部のほか、吹奏楽部や書道部などの文化部も活発に活動しています。
イベント
体育祭・文化祭 : 体育祭と文化祭は隔年で実施されます。どちらも学校全体が大きな熱気に包まれ、特に文化祭はクラスごとの企画や文化部の発表などで大変盛り上がります。クラスマッチ : 年に一度、球技を中心としたクラス対抗のスポーツ大会が開催されます。修学旅行 : 2年生の12月に実施され、生徒たちにとって高校生活の大きな思い出の一つとなっています。芸術鑑賞会 : 演劇や音楽など、普段なかなか触れることのできない質の高い芸術を鑑賞する機会が設けられています。
茨城県立鹿島高等学校の進学実績
国公立大学 : 茨城大学をはじめ、筑波大学、山形大学、信州大学、茨城県立医療大学などへ合格者を輩出しています。難関私立大学 : GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)や、日本大学、東洋大学、専修大学といった大学にもコンスタントに合格者を出しています。その他の進路 : 大学進学だけでなく、看護・医療系の専門学校や、地元の優良企業への就職など、生徒一人ひとりの希望に合わせた進路選択が実現されています。進学サポート : 1年生の時から計画的な進路指導が行われ、放課後や夏休みなどを利用した進学課外(補習)も充実しています。また、大学の先生を招いた講演会や、進路ガイダンスなども頻繁に実施され、生徒の進路意識を高める取り組みが数多く行われています。
茨城県立鹿島高等学校の特長・アピールポイント
110年を超える歴史と伝統 : 1910年の創立以来、地域社会に多くの人材を輩出してきた実績と信頼があります。中高一貫教育の導入 : 2020年度から附属中学校が併設され、中高6年間を見通した教育がスタートしました。これにより、高校からの入学生にも良い刺激となっています。充実したスポーツ施設 : サッカー部が使用する人工芝グラウンドをはじめ、トレーニングルームや複数の体育館など、部活動に打ち込める環境が整っています。地域との連携 : Jリーグの鹿島アントラーズとの地域教育連携や、地域のイベントへの積極的な参加など、学校外での学びの機会も豊富です。探究学習「鹿島タイム」 : 2年次には「総合的な探究の時間」として、生徒が自らテーマを設定し、調査・研究を行う探究学習に力を入れています。外部講師を招くなど、本格的な学びを体験できます。DXハイスクール事業 : 最新のICT機器を活用した教育に力を入れており、遠隔授業などの先進的な取り組みも進められています。鹿島神宮に由来する校章 : 校章は、日本建国・武道の神様として知られる鹿島神宮の神の使いである「鹿」の角をかたどっており、歴史と地域性を象徴しています。
茨城県立鹿島高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「勉強も部活も本気でやりたい生徒には最高の環境」 「行事がとても盛り上がり、クラスの仲が深まる」 「落ち着いた生徒が多く、いじめなどの話は聞かないので安心して学校生活が送れる」 「歴史がある学校なので、地域の人からの評判が良い」
気になる点 :「施設の一部が少し古いと感じることがある」 「駅から少し歩くので、雨の日などは少し大変かもしれない」 「良くも悪くも伝統を重んじる雰囲気がある」 「課題の量は多くないが、その分自主性が求められるので、受け身の生徒は大変かもしれない」
アクセス・通学
最寄り駅 : JR鹿島線「鹿島神宮駅」から徒歩約8分〜10分バス : 「鹿島高校東」バス停から徒歩約1分
茨城県立鹿島高等学校受験生へのワンポイントアドバイス