英真学園高等学校は、大阪市淀川区にあり、一人ひとりの「好き」を見つけて、それをとことん追求できる学校です。1927年に創立された歴史と伝統を誇り、「誠実」「勤勉」を建学の精神に掲げ、生徒一人ひとりと心を通わせる実践教育を大切にしています。

この学校の大きな魅力は、自分の興味や将来の夢に合わせて選べる多彩なコース設定です。大学進学を目指すコースから、マンガ・イラストといった専門的な分野を学べるユニークなコースまで用意されており、英真学園高等学校なら、きっとあなたの「やりたい」が見つかるはずです。

「高校生活で何か新しいことに挑戦したい」「自分の好きなことを専門的に学びたい」と考えているなら、英真学園高等学校はぴったりの場所かもしれません。この記事では、そんな英真学園のリアルな姿を、偏差値や口コミ、学校生活の様子まで、詳しく紹介していきます。

英真学園高等学校の基本情報

項目 内容
正式名称 英真学園高等学校
公立/私立の別 私立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒532-0023 大阪府大阪市淀川区十三東5-4-38
代表電話番号 06-6303-2181
公式サイト https://eishingakuen.ac.jp/

英真学園高等学校の偏差値・難易度・併願校

英真学園高等学校には、目標に応じて選べる複数のコースがあり、それぞれに偏差値の目安が設定されています。自分の学力や挑戦したいことに合わせて、最適なコースを選ぶことができます。

学科・コースごとの偏差値は以下の通りです。

  • 普通科文理特進コース: 43

  • 普通科情報進学コース: 40

  • 普通科総合進学コース: 39

同じくらいの偏差値の私立高校としては、太成学院大学高等学校、建国高等学校、あべの翔学高等学校、昇陽高等学校、星翔高等学校などが挙げられます。 公立高校では、茨木西高等学校、大冠高等学校、枚方津田高等学校などが同程度のレベル感と言えるでしょう。

英真学園高等学校を併願校として考える受験生も多く、その場合の主な併願先としては、東淀川高等学校(普通科)や渋谷高等学校(普通科)などが考えられます。 合格に必要な内申点の詳細については、中学校の先生や英真学園高等学校が開催する説明会などで確認することをおすすめします。

英真学園高等学校に設置されている学科・コース

英真学園高等学校には、生徒一人ひとりの興味や進路希望に応えるための多彩なコースが設置されています。 自分の「好き」を追求し、将来の夢に繋げることができる環境が整っています。

  • 特進コース

    • どんなことを学ぶ?:国公立大学や難関私立大学への進学を目指し、高いレベルの学力を養成します。2年次からは語学力を伸ばすクラスと、個別の学習プランで受験指導を行うクラスに分かれます。

    • どんな生徒におすすめ?:高い目標を持って大学受験に挑戦したい人、得意科目をさらに伸ばしたい人におすすめです。

  • マンガ・イラストコース

    • どんなことを学ぶ?:関西の共学校では珍しいコースです。 プロのマンガ家やイラストレーターを多数輩出している「日本マンガ塾」と連携し、週6時間、基礎から専門的な創作スキルまでを学びます。

    • どんな生徒におすすめ?:マンガやイラストを描くのが大好きで、将来はクリエイティブな世界で活躍したいという夢を持つ人にぴったりです。

  • 総合コース

    • どんなことを学ぶ?:大学、短大、専門学校への進学から就職まで、幅広い進路に対応できるコースです。2年次からは、興味関心に合わせて「進学」「メディア表現」「探究」「スポーツ」のいずれかのクラスを選択し、専門性を深めていきます。

    • どんな生徒におすすめ?:高校生活を通して自分のやりたいことを見つけたい人、多様な分野に興味がある人におすすめです。

英真学園高等学校の特色・校風

英真学園高等学校は、「心がかよう実践教育」をモットーに、生徒一人ひとりに寄り添った指導が特徴です。 全体的にアットホームで、先生と生徒の距離が近いという声が多く聞かれます。

  • 校風のキーワード:面倒見が良い、アットホーム、個性を尊重

  • 宿題の量:コースによって差はありますが、毎日コツコツ取り組める量のようです。特に進学を目指すコースでは、日々の課題や週末課題が出されることがあります。

  • 校則:他の私立高校と比較すると、校則はやや厳しいという意見が見られます。 特に頭髪(染髪・パーマの禁止)や服装に関する指導はしっかりしているようです。 スマートフォンの持ち込みは可能ですが、校内では電源をOFFにするのがルールです。

  • 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多い印象です。 個性的な生徒も多く、お互いの趣味や考えを尊重し合う雰囲気があるようです。

  • アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、学校に申請し許可を得ることで可能になる場合があります。

  • 制服の評判:2019年にリニューアルされた制服は、上品でスタイリッシュなデザインが好評です。 特に、家庭の洗濯機で丸洗いできる点は、保護者からも喜ばれているポイントです。

  • 土曜授業:土曜日の授業はなく、週5日制です。 そのため、週末は部活動に集中したり、自分の時間を有効に使ったりすることができます。

英真学園高等学校の部活動・イベント

部活動

英真学園高等学校は部活動が非常に盛んで、多くの生徒が活動に参加し、充実した高校生活を送っています。運動部・文化部ともに多彩なクラブがあり、全国レベルで活躍する部も存在します。

  • 運動部

    特に、弓道部とダンス部は全国大会出場の実績を持つ強豪として知られています。 剣道部も近畿大会に出場するなど、高いレベルで活動しています。 そのほか、硬式野球部、サッカー部、バドミントン部、柔道部なども活発に活動しています。 珍しい部活として、フライングディスクを使うアルティメット部もあります。

  • 文化部

    文化部では、プロの指導を受けられるマンガ・イラストコースと連携した活動も期待できます。軽音楽部、コンピュータ部、写真部、書道部など、様々なクラブがあり、自分の興味に合わせて活動を選ぶことができます。

イベント

英真学園高等学校では、生徒が主体となって作り上げる学校行事がたくさんあり、クラスの団結力を高める良い機会となっています。

  • 学園祭

    毎年6月に行われる学園祭は、学校全体が一体となって盛り上がる一大イベントです。 2025年度のテーマは「笑顔満笑(えがおまんえん)」で、クラスごとの展示やアトラクション、3年生による模擬店、ステージパフォーマンスなど、多彩な企画で来場者を楽しませます。

  • 体育祭

    学園祭と並ぶ大きなイベントで、クラス対抗で様々な競技に熱中します。生徒たちのエネルギーが爆発し、毎年大きな盛り上がりを見せます。

  • 修学旅行(教育旅行)

    コースごとに特色ある研修旅行が企画されています。例えば、文理特進コースではマレーシアへ、その他のコースでは沖縄などを訪れることが多いようです。 また、希望者を対象としたオーストラリアでの語学研修プログラムもあり、国際交流の機会も豊富です。

英真学園高等学校の進学実績

英真学園高等学校は、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた丁寧な指導に定評があり、大学進学から専門学校、就職まで幅広い実績を誇ります。特に、指定校推薦枠を多く確保しているのが強みです。

  • 国公立大学

    近年、国公立大学への合格者も出ており、特進コースを中心に学力向上への取り組みが成果を見せています。

  • 難関私立大学

    近畿大学、京都産業大学、龍谷大学といった「産近甲龍」レベルの大学へ、毎年合格者を輩出しています。

  • その他、進学者が多い大学や専門学校

    追手門学院大学、大阪経済大学、桃山学院大学、阪南大学など、大阪府内の主要な私立大学への進学者が多いのが特徴です。 また、看護医療系の専門学校や、マンガ・イラストコースの生徒は芸術系の専門学校へ進むケースも多く見られます。

  • 進学サポート

    放課後や長期休暇中の講習、個別の学習計画の作成、小論文や面接の指導など、進学に向けた手厚いサポート体制が整っています。

英真学園高等学校の特長・アピールポイント

英真学園高等学校には、他の高校にはないユニークな魅力がたくさん詰まっています。ここでは、その中でも特に注目したいポイントを7つ紹介します。

  • 関西の共学校で初となる「マンガ・イラストコース」

    プロを育成する専門校「日本マンガ塾」と提携した本格的な授業が受けられます。 好きなことを専門的に学び、夢を実現したい生徒にとって最高の環境です。

  • 興味に合わせて選べる多彩なコースとクラス

    進学から就職まで、幅広い進路に対応するコース設定が魅力です。 総合コースでは2年生から「メディア表現」や「スポーツ」など、さらに専門的なクラスを選択でき、自分の「好き」をとことん追求できます。

  • 「Hatch Program」による実践的な英語教育

    文理特進コースで導入されている独自の英語学習プログラムです。 教科書だけでなく、英語の小説や絵本を多読することで、楽しく実用的な英語力を身につけることを目指します。

  • 全国レベルで活躍する部活動

    弓道部やダンス部、剣道部などを筆頭に、多くの部活動が活発に活動し、高い実績を上げています。 文武両道を目指せる環境です。

  • 生徒一人ひとりに寄り添う手厚いサポート体制

    「心がかよう実践教育」をモットーに、学習面だけでなく学校生活全般にわたって、先生方が親身にサポートしてくれます。

  • 阪急「十三」駅から徒歩5分の好アクセス

    主要な駅からアクセスしやすく、通学の便が良いのも大きな魅力です。

  • 生徒の主体性を育む活気ある学校行事

    学園祭や体育祭など、生徒が中心となって企画・運営するイベントが多く、学校全体が一体となって盛り上がります。 これらの経験を通して、協調性やリーダーシップを育むことができます。

英真学園高等学校の口コミ・評判のまとめ

実際に通っている生徒や卒業生、保護者からは、英真学園高等学校について様々な声が寄せられています。ここでは、ポジティブな口コミと、少し気になる点を公平に紹介します。

  • 良い点:

    • 「先生方が親身で、相談しやすい」という声が非常に多く、生徒一人ひとりへのサポートの手厚さがうかがえます。

    • 「マンガ・イラストコースなど、専門的なことを学べるのが良い」「自分の好きなことに打ち込める環境がある」といった、コースの特色を評価する意見も多数見られます。

    • 「部活動が盛んで、充実した高校生活を送れる」「弓道部やダンス部など強い部活があるのが魅力」など、部活動に関するポジティブな口コミも目立ちます。

    • 「十三駅から近くて通いやすい」というアクセスの良さを挙げる声も多いです。

    • 「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」といった学校生活の充実度に関する意見も見られます。

  • 気になる点:

    • 「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じる」という声が一部あります。 特に、頭髪や服装に関する指導について言及されることが多いようです。

    • 「施設が少し古い部分がある」という意見も見られますが、体育館の床が新しくなるなど、改修も進められています。

    • コースによっては、クラスの雰囲気に差があるという声も聞かれます。自分に合ったコース選びが重要と言えそうです。

    • 進学実績に関して、「難関大学への進学は本人の努力次第」という現実的な意見もあります。

アクセス・通学

英真学園高等学校は、交通の便が非常に良い場所にあります。

  • 最寄り駅からのアクセス

    • 阪急電鉄(神戸線・宝塚線・京都線)「十三」駅 東口から徒歩約5分

  • バスでのアクセス

    • 大阪シティバス「淀川警察署前」バス停から徒歩約2分

    • 大阪シティバス「野中南二丁目」バス停から徒歩約4分

阪急「十三」駅は多くの路線が乗り入れるターミナル駅のため、大阪市内はもちろん、神戸方面や京都方面、北摂地域など、幅広いエリアから生徒が通学しています。

英真学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

英真学園高等学校を目指す皆さん、こんにちは!進学アドバイザーとして、皆さんに最後のエールを送ります。

英真学園高等学校は、「自分の『好き』を見つけて、それを伸ばしたい!」という強い気持ちを持っている君にこそ、ぴったりの学校です。マンガやイラスト、スポーツ、あるいは大学進学のための勉強。どんな目標であっても、この学校には君の挑戦を全力で応援してくれる先生方と、同じ夢を持つ仲間がいます。アットホームな雰囲気の中で、のびのびと自分らしさを発揮できるはずです。

受験勉強では、まず基礎を固めることを徹底してください。英真学園の入試は、中学校の教科書レベルの問題が中心です。特に、自分が受験するコースの偏差値を意識し、苦手科目をなくすようにバランスよく学習を進めることが大切です。過去問にもしっかり取り組んで、出題傾向に慣れておきましょう。面接では、「高校で何をしたいのか」を自分の言葉で熱く語れるように準備しておくと、きっと良い結果に繋がりますよ。応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。