茨城県立水戸第三高等学校、通称「三高(さんこう)」は、水戸市の中心部にあり、歴史と緑に囲まれた素晴らしい環境の中にあります。普通科だけでなく、県内でも珍しい家政科や音楽科が設置されているのが大きな特長で、それぞれの専門性を高めながら、生徒一人ひとりが自分の個性を伸ばせる学校です。
水戸第三高等学校の基本情報
水戸第三高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:57〜58 家政科:55〜58 音楽科:48〜50
水戸第三高等学校に設置されている学科・コース
普通科
さまざまな分野の教養を幅広く学び、大学進学をはじめとする多様な進路実現を目指す学科です。 将来やりたいことがまだ決まっていない人や、自分の可能性を広げたい人におすすめです。 家政科
ファッション、フードデザイン、保育など、生活に関わる専門知識と技術を実践的に学びます。 自分たちでデザインから制作まで手がけるファッションショーは、水戸三高の名物イベントの一つです。 音楽科
ピアノ、声楽、管弦楽器などの専門的なレッスンを受け、音楽家や音楽指導者を目指す学科です。 多くの卒業生が音楽大学へ進学し、国内外で活躍しています。
水戸第三高等学校の特色・校風
水戸第三高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
三の丸祭(文化祭)
毎年6月に行われる文化祭は、各クラスや文化部による展示・発表、有志によるステージパフォーマンスなどで大変な盛り上がりを見せます。 特に、家政科の生徒が制作した衣装を披露するファッションショーや、音楽科の生徒による演奏会は、三高ならではの見どころです。 音楽祭
9月に行われるクラス対抗の合唱コンクールです。 各クラスが練習の成果を発揮し、美しいハーモニーを響かせます。 クラスマッチ
球技を中心としたクラス対抗のスポーツ大会で、年に数回開催されます。クラス一丸となって勝利を目指す姿は、高校生活の良い思い出となるでしょう。 修学旅行
2年生の秋に実施され、例年、広島・関西方面を訪れています。平和学習や文化遺産の見学などを通して、見聞を広めます。
水戸第三高等学校の進学実績
国公立大学
茨城大学13名、茨城県立医療大学2名、東京藝術大学1名、福島大学3名など、合計28名が合格しています。 難関私立大学
立教大学1名、法政大学6名、津田塾大学2名、明治学院大学2名、東洋大学9名などの合格実績があります。 その他の進路
音楽科の生徒は東京藝術大学や桐朋学園大学といった音楽系の大学へ進学するケースが多く見られます。 また、地元の茨城キリスト教大学(86名)や常磐大学(77名)への進学者も多数います。 看護系の専門学校や公務員への道を選ぶ生徒もいます。
水戸第三高等学校の特長・アピールポイント
県内唯一の3学科併設校
普通科、家政科、音楽科という異なる個性を持つ学科が集まっていることで、多様な価値観に触れ、互いに刺激し合える環境があります。 本格的な設備で専門性を磨ける
音楽科には個人練習室やレッスン室、家政科には調理室や被服室など、専門的な学びを深めるための充実した設備が整っています。 生徒が主役の活気ある学校行事
文化祭での家政科ファッションショーや音楽科の演奏会、クラス対抗の音楽祭など、特色ある行事が多く、学校全体が一体となって盛り上がります。 自主性を育む自由な校風
生徒の主体性を尊重する校風のもと、のびのびと高校生活を送ることができます。自分で考えて行動する力が自然と身につきます。 水戸城址の歴史と自然に囲まれた学習環境
水戸駅から徒歩圏内という便利な立地にありながら、水戸城址の緑豊かな落ち着いた環境で学ぶことができます。 探究活動の充実
茨城大学と連携した「総合的な探究の時間」などを通して、変化の激しい時代に対応できる探究力や課題解決能力を育成しています。 高い実績を誇る音楽系の部活動
吹奏楽部やコーラス部など、全国レベルで活躍する部活動があり、高い目標を持って活動に打ち込むことができます。
水戸第三高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自由な校風で、自分のやりたいことに挑戦できる」 「学校行事がとにかく楽しくて、クラスの仲が深まる」 「音楽科や家政科があり、専門的なことを学べるのが良い」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」 「制服(特に女子)が可愛いと評判」 「部活動が盛んで、文武両道を目指せる」
気になる点 「校舎や施設が全体的に少し古いという意見がある」 「駅から徒歩圏内だが、坂道があるので少し大変」 「自由な分、自分から積極的に行動しないと置いていかれることがある」 「校則でスマートフォンの使用が制限される場面がある」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR常磐線・水郡線・水戸線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「水戸駅」北口から徒歩約10〜15分 バスを利用する場合は、「三高下」または「大手門下」バス停で下車し、徒歩約4分です。
水戸第三高等学校受験生へのワンポイントアドバイス