栃木県立栃木翔南高等学校は、栃木市にある男女共学の普通科高校です。2006年に栃木南高校と藤岡高校が統合して誕生した、比較的新しい学校でありながら、地域からの期待を集めています。大学進学を目指す生徒が多く、きめ細やかな学習指導と充実した進路サポートが魅力です。
栃木県立栃木翔南高等学校の基本情報
栃木県立栃木翔南高等学校の偏差値・難易度・併願校
栃木県立栃木翔南高等学校に設置されている学科・コース
1年次(共通) : まずは基礎学力を定着させるため、全員が同じカリキュラムで学びます。2年次(文系・理系コース) : 自分の興味・関心や進みたい大学の学部に合わせて、文系と理系のどちらかを選択します。理系コース: 理数系の科目を重点的に学び、国公立大学や私立大学の理工系、農学系、看護・医療系への進学を目指します。 文系コース: 国語、地歴、英語を中心に、バランス良く学習を進めます。
3年次(文Ⅰ・文Ⅱ・理系コース) : 2年次のコースをさらに細分化し、より志望大学の受験に特化した学習を行います。理系コース: 2年次から継続して、理数系の応用力を高めます。 文Ⅰコース: 国公立大学の文系学部を目指し、5教科をバランスよく学びます。 文Ⅱコース: 私立大学の文系学部や一部の公立大学文系学部を目指し、英語、国語、地歴に重点を置いて学習します。
栃木県立栃木翔南高等学校の特色・校風
校風 : 「自立・叡智・連帯」を校訓に掲げ、生徒の自主性を尊重する雰囲気があります。 先生方のサポートも手厚いという声がある一方で、ある程度生徒に任せる部分も大きいようです。宿題の量 : 「課題が多い」という口コミが多く見られます。 特に週末課題が毎週出されるようで、日々の予習・復習と合わせて計画的に学習を進める習慣が求められます。校則 : 他の公立高校と比較して、特に厳しすぎるということはないようですが、頭髪や制服の着こなしについては、月に一度の容儀指導などでチェックが入るようです。スマホ: 朝のホームルーム開始までと放課後は使用可能です。授業中は電源を切ってカバンにしまっておくルールです。 服装: 制服の着こなしに関する指導はありますが、頭髪はツーブロックも許可されているなど、ある程度の自由度はあるようです。 アルバイト: 原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。
生徒の雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多いという印象です。勉強と部活を両立させたい、バランスの取れた高校生活を送りたいと考える生徒に適していると言えるでしょう。制服の評判 : 制服は、特に女子生徒からの人気が高いようです。 落ち着いたデザインでありながら、可愛らしさもあると評判です。土曜授業 : 希望者を対象とした土曜課外授業が実施されています。
栃木県立栃木翔南高等学校の部活動・イベント
部活動
フェンシング部 : インターハイや関東大会の常連校として知られています。ウエイトリフティング部 : こちらも関東大会や全国大会に駒を進める強豪です。放送部 : NHK杯全国高校放送コンテストに出場するなど、文化部も活発です。弓道部 : 男子個人で関東大会に出場するなど、近年力をつけています。
イベント
紫陽祭(文化祭) : 毎年夏に開催される文化祭は「紫陽祭(しょうようさい)」と呼ばれ、クラスや部活動ごとの展示やステージ発表で大変盛り上がります。校内体育大会 : クラス対抗で様々な競技に臨み、団結力を深めるイベントです。ふれあい持久走大会 : 学校周辺のコースを走る伝統行事です。翔南一日大学 : 大学の先生を招いて模擬授業を受けることができる、進路意識を高めるためのユニークなイベントです。オーストラリア語学研修 : 希望者が参加できる海外研修で、国際理解教育の一環として行われています。
栃木県立栃木翔南高等学校の進学実績
国公立大学 : 地元の宇都宮大学をはじめ、岩手大学、山形大学、福島大学、埼玉大学、新潟大学など、毎年安定した合格実績があります。難関私立大学 : MARCH(明治大学、青山学院大学、中央大学、法政大学)や上智大学などにも合格者を出しています。その他 : 文教大学、獨協大学、東洋大学、日本大学、白鷗大学などへの進学者が多い傾向にあります。 また、獨協医科大学の看護専門学校など、医療系の専門学校へ進む生徒もいます。
栃木県立栃木翔南高等学校の特長・アピールポイント
多様な進路に対応するコース制 : 2年次から文系・理系、3年次にはさらに国公立文系・私立文系へとコースが分かれ、個々の志望に合わせた効率的な学習が可能です。国際理解教育の推進 : オーストラリアへの語学研修や英語スピーチコンテスト、イングリッシュキャンプなど、国際感覚を養うためのプログラムが充実しています。全国レベルで活躍する部活動 : フェンシング部やウエイトリフティング部をはじめ、多くの部活動が高いレベルで活動しており、文武両道を実践できる環境です。地域や大学との連携 : 宇都宮大学との高大連携科学講座や、「翔南一日大学」といったイベントを通して、早い段階から学問に触れ、進路意識を高める機会が設けられています。充実した学習サポート体制 : 週末課題や小テストが多く、日々の学習習慣が身につきます。 また、希望制の課外授業も充実しており、意欲次第で学力を大きく伸ばすことができます。
栃木県立栃木翔南高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「制服が可愛いと評判です。これがモチベーションになる生徒も多いようです。」 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれます。サポートが手厚いと感じました。」 「勉強も部活も頑張りたい人にはぴったりの環境だと思います。」 「紫陽祭や体育大会などの行事がとても盛り上がり、クラスの団結力が強まります。」 「栃木駅から近く、通学しやすいのが良い点です。」
気になる点 :「課題や小テストが多くて大変だと感じる時があります。」 「自称進学校と言われることもあり、学習面でのプレッシャーを感じる人もいるようです。」 「校則は厳しくはないけれど、スマホの使用ルールなど、もう少し自由でも良いのに、という声もあります。」 「校舎や施設が少し古いと感じる部分があります。」
アクセス・通学
最寄り駅 :JR両毛線・東武日光線「栃木駅」南口から徒歩約12分
バス :ふれあいバス「栃木翔南高校入口」バス停が利用できます。
栃木県立栃木翔南高等学校受験生へのワンポイントアドバイス