栃木県立さくら清修高等学校は、自分の興味や進路希望に合わせて多種多様な科目から自分だけの時間割を作れる「総合学科」が魅力の高校です。1年次で自分の適性や将来についてじっくり考え、2年次からは5つの「系列」を参考に、夢の実現に向けた専門的な学びを深めていきます。生徒一人ひとりの個性を尊重し、主体的な学びを重視する校風が、さくら清修高等学校の大きな特長と言えるでしょう。
さくら清修高等学校の基本情報
さくら清修高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値 : 総合学科 48(2025年度の最新情報を基に記載)
同じくらいの偏差値の他の高校 :矢板東高等学校(普通科) 鹿沼南高等学校(食料生産科) 真岡北陵高等学校(生物生産科)
合格に必要な内申点の目安 :合格者の内申点はおおむね90点前後(135点満点)が目安とされていますが、特色選抜など入試形態によっても異なります。日々の授業に真面目に取り組み、定期テストで安定した成績を収めることが重要です。
主な併願校 :宇都宮短期大学附属高等学校 作新学院高等学校 文星芸術大学附属高等学校 矢板中央高等学校
さくら清修高等学校に設置されている学科・コース
人文科学系列 どんなことを学ぶ?:国語、地理歴史、公民などを深く学び、人間や社会について探究します。 どんな生徒におすすめ?:文学や歴史が好きで、物事を多角的に考察したい人や、大学の文系学部を目指す人におすすめです。
国際・文化系列 どんなことを学ぶ?:英語などの外国語や、異文化理解に関する科目に力を入れます。 どんな生徒におすすめ?:海外の文化に興味があり、語学力を活かした進路を考えている人や、国際的な分野で活躍したい人におすすめです。
自然科学系列 どんなことを学ぶ?:物理、化学、生物などの理科系科目を重点的に学び、自然界の原理や法則を探究します。 どんな生徒におすすめ?:科学実験が好きで、探究心旺盛な人や、大学の理学部・工学部を目指す人におすすめです。
数理・生命系列 どんなことを学ぶ?:数学や理科(特に生物)の応用的な内容や、医療・看護系の分野について学びます。 どんな生徒におすすめ?:数字やデータ分析が得意な人、医療や看護、生命科学の分野に興味がある人におすすめです。
情報・サービス系列 どんなことを学ぶ?:情報処理やビジネス、福祉など、社会で役立つ実践的な知識や技術を学びます。 どんな生徒におすすめ?:コンピュータや経済に興味がある人、将来、情報系やビジネス、福祉の分野で専門性を活かしたい人におすすめです。
さくら清修高等学校の特色・校風
校風を一言で表すと : 「自主自立」「進取創造」「個性の尊重」宿題の量 : 小テストが多いという声があり、日々の学習習慣が大切になるようです。校則 : スマートフォンやピアスの使用に関しては厳しいという意見が見られます。 一方で、基本的なルールを守れば問題ないという声もあります。生徒たちの雰囲気 : 真面目な生徒が多いという印象があるようです。 自分の進路について真剣に考えている生徒が多く、落ち着いた雰囲気の中で学習に取り組める環境です。アルバイト : 原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。学校生活に支障が出ない範囲で行うことが前提となります。制服 : 女子の制服は可愛いと評判で、冬はブレザー、夏はセーラー服とポロシャツが選べるなど、バリエーションがあるのも魅力の一つのようです。土曜授業 : 基本的に土曜授業はありませんが、定期テスト前などには学校が開放され、自主学習の場として利用できます。
さくら清修高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :ダンス部 : 文化祭でのパフォーマンスは特に人気があり、多くの観客を魅了しています。男子バレーボール部 : 近年、県大会で上位に進出するなど、めざましい活躍を見せています。その他、陸上競技部、野球部、バスケットボール部、サッカー部、ソフトテニス部、卓球部、ソフトボール部、柔道部、弓道部、剣道部などがあります。
文化部 :書道部 : 台湾からの訪問団との交流会で書道パフォーマンスを披露するなど、国際交流の場でも活躍しています。小倉百人一首かるた部 : 珍しい部活動の一つで、集中力や記憶力を高めながら、日本の伝統文化に触れることができます。その他、写真部、演劇部、吹奏楽部、合唱部、筝曲部、美術部、茶華道部、科学部、料理部、漫画研究部、手芸部、文芸部、語学研究部、放送部、ビジネス研究部など、多岐にわたる部活動があります。
イベント
桜花祭(文化祭) : 毎年9月に行われる学校祭で、クラスごとの企画や文化部の発表、有志によるステージなど、多彩な催し物で賑わいます。お化け屋敷や飲食店など、生徒たちのアイデアが光る企画が満載です。体育祭 : 10月に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。クラスの団結力が一層深まる一日です。球技大会・マラソン大会 : 「四大行事」と呼ばれるほど力を入れている行事で、スポーツを通して心身を鍛え、仲間との絆を深めます。修学旅行 : 2年次に実施され、行き先は年によって異なりますが、生徒たちにとって忘れられない思い出となっています。その他 : 芸術鑑賞会や、課題研究の成果を発表する機会など、知的好奇心を刺激するイベントも充実しています。
さくら清修高等学校の進学実績
主な進学実績(2023年春卒業生) 国公立大学 : 宇都宮大学、弘前大学、山形大学、茨城大学、新潟大学、山梨大学、静岡大学、島根大学、秋田県立大学、前橋工科大学など難関私立大学(GMARCHなど) : 法政大学、成城大学などへの合格実績があります。その他進学者が多い大学 : 白鴎大学、国際医療福祉大学、帝京大学、作新学院大学など、地元の私立大学への進学者が多い傾向にあります。短期大学・専門学校 : 作新学院大学女子短期大学部などの短期大学や、看護医療系の専門学校(栃木県衛生福祉大学校、済生会宇都宮病院看護専門学校など)への進学者も多数います。就職 : 地元の優良企業への就職実績もあります。
進学サポート 平日・土曜・長期休業中に課外授業が豊富に用意されており、学力向上を力強くバックアップしています。 1年次から将来の職業選択を意識した進路学習や、大学と連携した模擬授業など、進路意識を高めるためのプログラムが充実しています。 職員室前に学習机が設置されるなど、生徒が気軽に質問・相談できる環境が整っています。
さくら清修高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割で学べる「総合学科」 : 最大の特長は、自分の興味・関心や進路希望に応じて、幅広い選択科目の中から自由に授業を選べる点です。 将来の夢につながる専門的な学びを高校からスタートできます。5つの多彩な「系列」 : 進路の目安となる「人文科学」「国際・文化」「自然科学」「数理・生命」「情報・サービス」の5つの系列が用意されており、目標に合わせた体系的な学習が可能です。将来を見据えたキャリア教育 : 1年次の「産業社会と人間」の授業をはじめ、上級学校訪問やインターンシップなど、自分の将来と向き合う機会が豊富にあります。きめ細やかな少人数授業 : 多くの授業が少人数制で展開されるため、先生の目が行き届きやすく、一人ひとりへの丁寧な指導が期待できます。活気あふれる学校行事 : 「桜花祭(文化祭)」や「体育祭」など、生徒が主体となって作り上げる行事は非常に盛り上がります。国際交流の機会 : 台湾の学校との交流など、異文化に触れる機会が設けられており、国際的な視野を広げることができます。可愛いと評判の制服 : 女子の制服は特に人気が高く、学校選びのポイントの一つになっているようです。 夏服と冬服でデザインが異なり、様々な着こなしを楽しめます。
さくら清修高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「総合学科なので、2年生から自分の進路に合わせた授業を選択できるのが良い」という声が多数あります。 「先生のサポートが手厚く、進路相談にも親身になってくれる」と、教員の熱心さを評価する意見が見られます。 「学校行事が多く、とても楽しい。クラスの団結力が強まる」といった、充実した学校生活に関するポジティブな口コミが目立ちます。 「女子の制服が可愛い。夏服と冬服で違うデザインを楽しめるのが嬉しい」という声も多く聞かれます。 「部活動が盛んで、文武両道を目指せる環境がある」と、部活動の充実度を評価する声もあります。
気になる点 :「校則が厳しいと感じる部分がある。特にスマートフォンの使用に関しては厳しい」という意見があります。 「最寄り駅から少し歩くので、電車通学の場合は時間に余裕を持つ必要がある」という声が見られます。 「田舎なので、学校帰りに遊ぶ場所は少ない」といった立地に関する口コミもあります。 「小テストが多くて大変」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅 :JR宇都宮線「氏家駅」から徒歩約15〜17分
通学エリア :さくら市内からの通学者が多いですが、宇都宮市、矢板市、那須烏山市、塩谷郡(塩谷町、高根沢町)、那須郡那珂川町など、広範囲から生徒が通学しています。 電車を利用して通学する生徒も多いようです。
さくら清修高等学校受験生へのワンポイントアドバイス