足利大学附属高等学校は、栃木県足利市にキャンパスを構え、長い歴史と伝統を持つ私立の共学高校です。 大正14年創立の前身校から受け継がれる「和」の精神を教育の根幹に置き、生徒一人ひとりの夢の実現を力強くサポートしています。 普通科と専門学科を併せ持つ総合高校として、多様な進路希望に応える多彩なコースが魅力です。
足利大学附属高等学校の基本情報
足利大学附属高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科 特進コース:55 普通科 フロンティアコース:45 工業科(機械科・電気科・建築科):41 自動車科:41 情報処理科:41
足利大学附属高等学校に設置されている学科・コース
普通科 特進コース:国公立・難関私立大学への現役合格を目指すコースです。少人数クラスで、一人ひとりに合わせたきめ細やかな受験指導が受けられます。 フロンティアコース:部活動と勉強を両立させながら、大学進学を目指すコースです。2年次から文系・理系に分かれ、得意分野を伸ばせます。
工業科(機械科・電気科・建築科) 1年次前半は工業の基礎を共通で学び、後半から各学科に分かれます。 ものづくりのプロフェッショナルを目指したい人におすすめです。
自動車科 自動車整備士をはじめ、自動車業界で活躍するための専門知識と技術を学びます。実践的な授業が多く、資格取得にも力を入れています。
情報処理科 コンピュータの知識や技術を学び、ビジネスの分野で活躍できる人材を育成します。2年次からは会計ビジネス、情報システムのコースに分かれます。
足利大学附属高等学校の特色・校風
校則・学校生活 校則は、他の私立高校と比較すると標準的か、やや緩やかという声が見られます。ただし、頭髪や服装に関する指導は定期的に行われるようです。 スマートフォンは校内での使用に関して一定のルールがあるようですが、持ち込みは許可されているとの情報が多いです。 アルバイトは原則として禁止されている可能性が高いですが、長期休暇中などに特別な許可を得て行っている生徒もいるかもしれません。 制服は、男子が伝統的な黒の学ラン、女子は紺のブレザーで、市内でもおしゃれだと評判のようです。
学習面 宿題の量はコースによって差があるようですが、特に特進コースでは毎日しっかりと課題が出される傾向があります。 土曜授業については、コースや希望者に応じた講習などが開かれているようです。 生徒の雰囲気は、活発でエネルギッシュな生徒が多い一方で、専門学科では特定の分野に真剣に取り組む落ち着いた生徒も見られます。
足利大学附属高等学校の部活動・イベント
部活動
レスリング部 :全国制覇の経験も豊富で、プロレスラーなど著名な卒業生も輩出している名門です。バレーボール部 :春高バレーの常連校として知られ、全国制覇を目標に日々厳しい練習に励んでいます。硬式テニス部 :関東大会やインターハイで輝かしい成績を収めています。スキー部、弓道部 :これらの部もインターハイ出場経験があり、高いレベルでの活動が可能です。文化部 :インターアクト部では、フィリピンでの奉仕活動や車椅子補習活動など、ユニークなボランティア活動を行っています。
イベント
瀬南祭(文化祭) :3年に一度開催される大規模な文化祭です。 各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や催し物を行い、大変な盛り上がりを見せます。クラスマッチ(体育祭) :毎年5月に行われるクラス対抗のスポーツ大会です。 バレーボールや綱引きなどの種目で競い合い、クラスの団結力を高めます。修学旅行 :広島・関西方面を訪れ、平和学習や班別での自由行動を通して、仲間との思い出を深めます。修養会 :1年次に寺院に宿泊して座禅などを体験する、同校ならではの伝統行事です。 精神修養を通して、建学の精神である「和」を学びます。
足利大学附属高等学校の進学実績
国公立大学 :宇都宮大学、群馬大学、山梨大学など、地元の国公立大学への合格者を出しています。難関私立大学 :明治大学、法政大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学など、多くの有名私立大学への進学実績があります。足利大学への内部進学 :系列の足利大学への推薦入学制度が充実しており、毎年多くの生徒が進学しています。 高校在学中に大学の授業を履修できる高大連携プログラムも魅力です。就職・専門学校 :工業科や自動車科、情報処理科の生徒を中心に、県内外の優良企業への就職や、専門スキルをさらに高めるための専門学校への進学も多いです。
足利大学附属高等学校の特長・アピールポイント
多様な専門学科と充実した設備 :普通科だけでなく、工業・自動車・情報の専門学科があり、自分の「好き」や「得意」をとことん追求できる環境です。全国レベルの活発な部活動 :レスリング部やバレーボール部をはじめ、全国で活躍する部活動が多数あり、高いレベルで文武両道を目指せます。足利大学との高大連携 :系列の足利大学への内部進学制度が整っているほか、高校にいながら大学の授業を受けられるなど、スムーズなステップアップが可能です。「和」の精神を学ぶ人間教育 :建学の精神である「和」を大切にし、1年次の「修養会」など、心を育てる独自の教育プログラムを実践しています。資格取得への強力なサポート :各学科で専門知識を活かした資格取得に力を入れており、将来の進学や就職に有利なスキルを身につけることができます。国際交流の機会 :アメリカの姉妹校との交換留学プログラムがあり、異文化に触れる貴重な経験ができます。
足利大学附属高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「部活動がとても盛んで、目標を持って打ち込める環境がある」という声が多数あります。 「専門学科では、自分の興味のある分野を深く学べるので楽しい」といった意見が見られます。 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれる」という評判も多いようです。 「クラスマッチや文化祭などの行事が盛り上がり、クラスの仲が深まる」と、学校行事を楽しむ声も聞かれます。
気になる点 「校舎や施設の一部が古い」という意見が一部で見られます。 「コースによって生徒の雰囲気や学習意欲に差がある」と感じる生徒もいるようです。 「部活動によっては練習が厳しく、勉強との両立が大変」という声もあります。 文化祭が3年に1回の開催である点を残念に思う声も聞かれました。
アクセス・通学
最寄り駅 東武伊勢崎線「東武和泉駅」から徒歩約5~10分 JR両毛線「足利駅」から自転車で約10分
スクールバス JR足利駅や東武足利市駅などから無料のスクールバスが運行されており、多くの生徒が利用しています。
足利大学附属高等学校受験生へのワンポイントアドバイス