滋賀県立国際情報高等学校は、これからの社会で必要となる国際感覚と情報活用能力を身につけられる、滋賀県で唯一の総合学科を持つ高校です。普通科目だけでなく、工業や商業などの専門的な分野も深く学べるのが大きな魅力で、自分の「好き」や「得意」をとことん追求できる環境が整っています。
滋賀県立国際情報高等学校の基本情報
滋賀県立国際情報高等学校の偏差値・難易度・併願校
総合学科:47 – 48
綾羽高等学校 滋賀短期大学附属高等学校 近江兄弟社高等学校
滋賀県立国際情報高等学校に設置されている学科・コース
ヒューマン・カルチャー系列
国語・社会・英語といった普通科目を幅広く学び、大学進学を目指す系列です。 文系大学への進学を考えている人や、幅広い教養を身につけたい人におすすめです。 グローバル・スタディ系列
英語圏やアジア諸国の文化や社会について学び、高い語学力と国際感覚を養います。 授業の多くが英語で行われるなど、実践的な学びが特徴です。 将来、海外と関わる仕事がしたい人や、異文化理解に興味がある人にぴったりです。 国際ビジネス系列
簿記・会計や情報処理といった商業の専門知識を学び、ビジネス社会で活躍できる力を身につけます。 資格取得にも力を入れており、経済学部や経営学部への進学、または就職を考えている人におすすめです。 メカトロニクス系列
産業用ロボットやコンピュータ制御など、機械と電気が一体となった最先端技術を学びます。 実習が多く、ものづくりに興味がある人や、工業系の大学・専門学校への進学、技術職での就職を目指す人に向いています。 情報テクノロジー系列
プログラミングやハードウェア、ネットワーク技術など、コンピュータに関する専門知識を深く学びます。 ITのプロフェッショナルを目指したい人や、情報系の学部に進みたいと考えている人に最適です。
滋賀県立国際情報高等学校の特色・校風
校風のキーワード :自主自律、文武両道、グローバル、専門性宿題の量 :系列や選択科目によって差があるようですが、専門的な内容を学ぶため、予習・復習は欠かせないという声が多いです。特に資格取得を目指す系列では、課題が多くなる傾向があります。校則 :他の公立高校と比較すると、標準的か少し緩やかという意見が見られます。ただし、制服の着こなしなど、基本的なルールはきちんと指導されるようです。スマートフォンの使用については、校内でのルールを守れば使用可能な場面が多いようです。生徒たちの雰囲気 :総合学科という特性上、様々な目標を持った生徒が集まっています。専門分野を学びたいという意欲的な生徒が多く、お互いに刺激し合える環境のようです。真面目な生徒が多い一方で、学校行事などでは活発に盛り上がる一面もあります。アルバイト :原則として許可されていませんが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、学校に申請して許可を得ることで可能になる場合があります。制服の評判 :制服は、数年前にリニューアルされ、特に女子の制服はチェック柄のスカートが可愛いと評判が高いようです。 男子もスタイリッシュなデザインで、全体的に人気があります。土曜授業 :土曜授業は基本的に実施されていないようです。
滋賀県立国際情報高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
女子バスケットボール部や女子テニス部などが、県大会で上位入賞を果たすなど活躍しています。 野球部やサッカー部、陸上競技部なども活発に活動しており、文武両道を目指せる環境です。 文化部
文化部では、放送部が全国大会に出場するなどの実績があります。 また、吹奏楽部は地域のイベントで演奏を披露するなど、地域との交流も盛んです。 他にも、専門高校ならではのコンピュータ部や、英語スピーチコンテストで活躍する部活など、特色ある文化部が揃っています。
イベント
国情祭(こくじょうさい)
毎年7月に行われる学校祭で、文化の部と体育の部で構成されます。 クラスごとの展示やステージ発表、模擬店などで大変な盛り上がりを見せ、生徒たちの団結力が深まる最大のイベントです。 修学旅行
2年生の秋に実施されます。 近年では台湾を訪れるなど、国際感覚を養う貴重な機会となっています。現地の高校生との交流など、国際情報高校ならではのプログラムが組まれることもあるようです。 総合学科発表大会
3年生が3年間の学習の集大成として、課題研究の成果を発表する大会です。 5つの系列で学んだ専門的な内容を発表する姿は、後輩たちの目標にもなっています。
滋賀県立国際情報高等学校の進学実績
国公立大学
滋賀大学、滋賀県立大学などの地元の国公立大学を中心に、合格者を輩出しています。 難関私立大学
「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)や「産近甲龍」(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)といった関西の有名私立大学に、毎年多くの生徒が進学しています。特に、立命館大学や龍谷大学への進学者が多い傾向があります。 その他
専門知識を活かして、京都橘大学、大阪商業大学などの大学へ進学する生徒も多数います。 また、系列で取得した資格や技能を活かし、地元の優良企業や公務員として就職する生徒もいます。 進学と就職、どちらの道も選べるのが国際情報高校の強みです。
滋賀県立国際情報高等学校の特長・アピールポイント
県内唯一の総合学科
普通科目に加え、工業・商業の専門科目を自分の興味や進路に合わせて自由に組み合わせ、自分だけの時間割で学べます。 5つの専門的な「系列」
文系・理系という大きなくくりではなく、「グローバル」「ビジネス」「情報」「ものづくり」といった5つの専門分野から自分の学びたいことを深く探究できます。 充実したICT環境と専門設備
各系列の学習に対応した最新のコンピュータや実習設備が整っており、最先端の技術を学びたい生徒にとって最高の環境です。 探究活動「GI-Quest」
自ら課題を見つけ、情報を集め、解決策を探る「総合的な探究の時間」が充実しています。プレゼンテーション能力や問題解決能力を養うことができます。 活発な国際交流
アメリカや韓国の高校と姉妹校提携を結んでおり、国際交流の機会が豊富です。 隔年で実施されるカナダへの夏期海外研修も人気のプログラムです。 高校生が運営するオンラインモール「しが国情まなびや」
国際ビジネス系列の生徒などが中心となり、地元企業と連携してオンラインショッピングモールを運営するという、全国でも珍しい実践的な取り組みを行っています。
滋賀県立国際情報高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自分の好きな分野を専門的に学べるので、授業が楽しい」 「資格がたくさん取れるので、進学や就職に有利だと感じた」 「先生方が熱心で、進路相談にも親身に乗ってくれる」 「新しい制服が可愛くて、モチベーションが上がる」 「専門的な設備が整っていて、本格的な実習ができる」 「国情祭などの行事がとても盛り上がり、クラスの仲が深まる」
気になる点 「駅から少し距離があるので、バスか自転車が必要」 「専門科目は予習・復習が大変な時もある」 「様々な目標を持つ生徒がいるため、クラスの一体感はクラスによるかもしれない」 「グラウンドが他の高校と比べて少し狭いという声がある」
アクセス・通学
最寄り駅 JR草津線「手原駅」から徒歩約30分 JR琵琶湖線「栗通駅」または「草津駅」
バスでのアクセス JR「栗東駅」または「草津駅」からバスに乗車し、「三菱重工前」バス停で下車、徒歩約6分。 JR「手原駅」からバスに乗車し、「国際情報高校」バス停で下車すぐ。
滋賀県立国際情報高等学校受験生へのワンポイントアドバイス