京都芸術大学附属高等学校は、自分のペースで学びながら、アートやデザインに触れられるユニークな通信制高校です。大学の附属校ならではの環境で、専門的な知識を持つ先生から直接指導を受けられるのが大きな魅力。単なる高校卒業資格の取得にとどまらず、社会で本当に役立つ「考える力」や「表現する力」を育むことに力を入れています。
京都芸術大学附属高等学校の基本情報
京都芸術大学附属高等学校の偏差値・難易度・併願校
京都芸術大学附属高等学校に設置されている学科・コース
新普通科(通学タイプ)
週3〜5日の通学スタイルを自分で選べる学科です。 「対話型授業」を重視しており、少人数でのグループワークを通じて、コミュニケーション能力や協調性を養います。 基礎学力を固めながら、自分のペースでじっくり学びたい人におすすめです。 じぶんみらい科(オンラインタイプ)
日本全国どこからでもオンラインで学べる、新しいスタイルの学科です。 登校は年2回の集中スクーリングのみで、普段の学習は動画視聴やレポートが中心。 京都芸術大学と連携したデザイン思考を学ぶ授業など、ユニークなカリキュラムが特徴で、自分の興味をとことん探究したい人や、場所に縛られずに高校生活を送りたい人にぴったりです。
京都芸術大学附属高等学校の特色・校風
校則・制服
校則は比較的緩やかで、服装や髪型も自由度が高いようです。 制服はなく、私服での通学となります。自分らしいスタイルで学校生活を送りたい生徒にとっては、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。 生徒たちの雰囲気
口コミでは「明るい人が多くてすぐに馴染めた」といった声が見られます。 アートやデザインに興味を持つ生徒が多く集まるため、共通の話題で盛り上がりやすく、友達も作りやすい雰囲気のようです。 学習面
課題の量はそれほど多くなく、自分のペースで学習を進めやすいという意見があります。 分からないことがあっても先生が親身にサポートしてくれるため、勉強に不安がある生徒でも安心して卒業を目指せます。 アルバイト・スマホ
アルバイトは許可されているようです。スマートフォンの校内での使用についても、特に厳しい制限はないという声が多く見られます。 土曜授業
土曜日の授業については、学科や選択するコースによって異なるため、個別の確認が必要です。
京都芸術大学附属高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
文化祭
毎年秋に開催される文化祭は、生徒たちの創造性が発揮される最大のイベントです。 生徒が制作したアート作品の展示やグッズ販売、飲食店ブースなど、多彩な催しで盛り上がります。 特に、学生たちが制作する「ねぶた」は圧巻で、点灯式も行われるなど、学校全体が一体となるイベントです。 入学式・卒業式
入学式は4月、卒業式は3月に行われます。 特に卒業式は、少人数ならではのアットホームな雰囲気で行われることもあるようです。 その他
この他にも、学校説明会や体験授業、個別相談会などが頻繁に開催されており、入学を検討している中学生が学校の雰囲気を知る良い機会となっています。
京都芸術大学附属高等学校の進学実績
主な大学進学実績
国公立大学では京都市立芸術大学への合格実績があります。 私立大学では、母体である京都芸術大学への内部進学はもちろんのこと、立命館大学、京都女子大学、同志社女子大学、京都産業大学、龍谷大学、多摩美術大学、大阪芸術大学など、美術系大学から総合大学まで幅広い合格実績があります。 総合型選抜(旧AO入試)での合格者が多いのも、探究的な学びを重視する同校の強みと言えるでしょう。 専門学校・その他の進路
デザイン、ファッション、医療、福祉、調理など、様々な分野の専門学校へ進学する生徒も多数います。 生徒一人ひとりの興味や関心に合わせた進路指導が行われていることがうかがえます。 進路サポート
1年次からの自己分析ワークや、3年次の面接・小論文対策など、3年間を通じた手厚い進路サポートプログラムが用意されています。 「対話型授業」を通じて培われる思考力や表現力は、大学入試改革で重視される力とも合致しており、生徒の進路実現を力強く後押ししています。
京都芸術大学附属高等学校の特長・アピールポイント
大学附属ならではの芸術教育
学生数日本一の芸術大学の附属校として、本格的な芸術教育を受けられる環境が整っています。 大学の施設を利用したり、大学教員から直接指導を受けたりする機会もあります。 選べる2つの学び方
通学型の「新普通科」と、全国どこからでも学べるオンライン型の「じぶんみらい科」があり、自分のライフスタイルや目標に合わせて最適な学び方を選べます。 「対話型授業」で思考力・表現力を育成
少人数でのグループワークを中心とした「対話型授業」を導入。 他者との対話を通じて、これからの社会で必要とされるコミュニケーション能力や課題解決能力を育みます。 生徒の自主性を尊重する校風
校則が比較的緩やかで、服装も自由。 生徒が自ら企画・運営する同好会活動も盛んで、のびのびとした環境で個性を伸ばすことができます。 オンラインでの新しいつながり
「じぶんみらい科」では、オンライン職員室や自習室、オンライン同好会などを通じて、全国の仲間や先生といつでもつながることができます。 場所は離れていても、孤独を感じさせない工夫がされています。 探究学習で「好き」を深める
独自の探究科目や創造科目を通じて、身近な社会課題の発見や解決策の探究に挑戦します。 自分の「好き」や「なぜ?」をとことん追求する学びが、将来の夢につながります。 手厚い進路サポート
3年間を通じた体系的な進路サポートプログラムにより、生徒一人ひとりの夢の実現を後押し。 大学進学から専門学校、就職まで、多様な進路に対応しています。
京都芸術大学附属高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
自分のペースで学べる
「自分のやりたいことをやらせてもらえた」「自分のペースで学業に取り組める環境が良い」といった、学習の自由度の高さを評価する声が多数見られます。 課題も多すぎず、無理なく卒業を目指せるようです。 先生のサポートが手厚い
「先生達も優しく接してくれてすぐ馴染めた」「先生のサポートが手厚い」など、教員の親身な対応を評価する口コミが目立ちます。 友達が作りやすい
「とても明るい人が多くてすぐに馴染めた」「部活動をきっかけに友人ができた」など、アットホームな雰囲気で友人関係を築きやすいという意見があります。 ユニークな授業が楽しい
「授業とかもとても楽しかった」「全日制の学校とそれほど差の無い授業をしてくれてとてもいい学校だと思った」という声があり、芸術大学附属ならではの特色ある授業内容に満足している生徒が多いようです。
気になる点
創立から日が浅い
比較的新しい学校のため、「先生の出入りが多いことが気になる」という意見が一部で見られました。 通信制の学習スタイルに慣れが必要
「登校日数が少ない」ため、自己管理能力が求められる場面もあります。 自分で学習計画を立てて進めるのが苦手な人は、意識的な努力が必要かもしれません。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 京阪「出町柳駅」より 叡山電車に乗り換え「茶山・京都芸術大学駅」下車、徒歩約10分 市バス3系統に乗車、「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」下車すぐ
地下鉄「北大路駅」より 北大路バスターミナルから市バス204系統に乗車、「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」下車すぐ(バス乗車時間約15分)
JR「京都駅」より 市バス5系統に乗車、「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」下車すぐ(バス乗車時間約50分)
通学エリア
「新普通科」は京都府、大阪府、滋賀県、奈良県、兵庫県から通学する生徒が対象です。 一方、「じぶんみらい科」はオンラインでの学習が中心のため、日本全国どこからでも入学が可能です。
京都芸術大学附属高等学校受験生へのワンポイントアドバイス