洛星高等学校は、京都府京都市に位置する、カトリック系の私立男子校です。 1952年に創立されて以来、カトリック精神に基づく「全人教育」を掲げ、知性だけでなく心や体のバランスが取れた人間の育成を目指しています。 中高一貫教育を特色とし、6年間という長いスパンで生徒一人ひとりの成長をじっくりと見守る教育方針が特徴です。
洛星高等学校の基本情報
洛星高等学校の特色・校風
校則・学校生活 : 校則は比較的緩やかで、生徒の自主性に任されている部分が多いようです。スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、校内での使用には一定のルールがあるという声が見られます。服装は、伝統的な紺色の詰襟学生服です。 アルバイトは原則として禁止されています。土曜授業は実施されており、学習時間を確保するための取り組みが見られます。宿題の量 : 進学校ということもあり、日々の課題や長期休暇中の宿題は多い傾向にあるようです。しかし、それは生徒の学力を着実に伸ばすためのものであり、計画的に取り組む姿勢が求められます。生徒の雰囲気 : 落ち着いていて真面目な生徒が多い一方で、ユーモアがあり、何事にも積極的に取り組む活発な生徒も多いようです。 生徒同士がお互いを尊重し、助け合う文化が根付いているため、いじめなどは少ないという評判です。
洛星高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 : 運動部では、特に中学の弓道部や水泳部が全国大会に駒を進めるなど高い実績を誇っています。 テニス部、サッカー部、バスケットボール部なども活発に活動しています。文化部 : 文化部では、囲碁将棋部が全国高等学校総合文化祭で準優勝経験を持つなど、輝かしい成績を収めています。 また、オーケストラ部や、高校のロボット同好会は過去にロボカップジュニア世界大会で準優勝するなど、ユニークで専門性の高い部活動も充実しています。
イベント
文化祭 : 毎年9月に行われる文化祭は、3日間にわたって開催される学校最大のイベントです。 文化部の発表や有志による模擬店、ライブ公演など、生徒たちが生き生きと躍動する場となっています。体育祭 : 10月に行われる体育祭では、中高6学年がクラスごとに5つのチームに分かれて競い合います。 応援の中心となる高校2年生が作成する巨大なパネルや、応援団による熱い応援合戦が見どころです。クリスマス・タブロー : 12月には、キリストの誕生を祝う宗教劇「クリスマス・タブロー」が上演されます。 中学1年生は全員が参加し、中2から高2の有志生徒もキャストやスタッフとして加わる、美しく荘厳な伝統行事です。研修旅行 : 高校2年生では北海道へ、中学3年生では長崎・熊本へと研修旅行に行き、見聞を広め、仲間との絆を深めます。
洛星高等学校の進学実績
国公立大学 :京都大学: 31名 (うち医学部2名) 東京大学: 6名 大阪大学: 9名 (うち医学部1名) 神戸大学: 9名 その他、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学などの旧帝国大学や、京都府立医科大学(10名)、滋賀医科大学(9名)など、多数の国公立大学・医学部に合格者を出しています。
難関私立大学 :早稲田大学: 13名 慶應義塾大学: 7名 同志社大学: 41名 立命館大学: 60名
洛星高等学校の特長・アピールポイント
中高一貫の全人教育 : 6年間という時間をかけて、学力だけでなく、カトリック精神に基づいた豊かな人間性を育む「全人教育」を実践しています。卓越した進学実績 : 特に京都大学、東京大学、国公立大学医学部への進学実績は全国でもトップクラスで、目標を高く持つ生徒にとって最高の環境です。生徒の自主性を重んじる校風 : 自由な雰囲気の中で、生徒一人ひとりが責任感を持ち、自主的に学校生活を創り上げていく文化が根付いています。活発な部活動と学校行事 : 全国レベルで活躍する部活動や、生徒が主体となって企画・運営する文化祭・体育祭など、勉強以外にも打ち込めるものがたくさんあります。伝統の宗教行事「クリスマス・タブロー」 : 70年近く続く伝統行事を通して、奉仕の精神や仲間との協調性を学びます。段階的な学習カリキュラム : 6年間を3つのステージに分けた系統的なカリキュラムにより、無理なく着実に学力を伸ばすことができます。充実した進路指導体制 : 生徒一人ひとりの希望進路実現に向けて、経験豊富な教員がきめ細やかなサポートを提供しています。
洛星高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方のサポートが手厚く、質問にも丁寧に対応してくれる」という声が多数あります。 「自由な校風で、のびのびと学校生活が送れる」点を評価する意見が多いです。 「優秀で個性的な友人に囲まれ、互いに高め合える環境が良い」という口コミが目立ちます。 「文化祭や体育祭などの行事が非常に盛り上がり、一生の思い出になる」といった声も聞かれます。 「進学実績が素晴らしく、高い目標を目指せる環境が整っている」ことは、多くの生徒や保護者から支持されています。
気になる点 :「施設が全体的に少し古い」という意見が一部で見られます。 「宿題や課題が多く、勉強はかなり大変」といった声もあります。 「男子校なので、共学に憧れる生徒もいる」という意見も聞かれます。 進学校であるため、「勉強のプレッシャーを感じることもある」という声も少数ながら存在します。
アクセス・通学
最寄り駅 :京福電気鉄道北野線「北野白梅町駅」から徒歩約3〜5分 JR嵯峨野線「円町駅」から徒歩約15分
バス :市バス「北野白梅町」バス停から徒歩約3分