京都府立西乙訓高等学校は、長岡京市の緑豊かな丘陵に位置し、落ち着いた環境の中で勉学や部活動に打ち込める公立高校です。最寄り駅からのアクセスも良く、乙訓地域だけでなく京都市内からも多くの生徒が通っています。皆さんは高校生活にどのような夢を描いていますか?「勉強と部活を両立させたい」「国際交流に興味がある」「じっくりと自分の進路について考えたい」など、様々な希望があると思います。
西乙訓高等学校の基本情報
西乙訓高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科:46〜50
難易度と内申点の目安
主な併願校
龍谷大学付属平安高等学校 京都外大西高等学校 花園高等学校 京都成章高等学校 京都産業大学附属高等学校 京都橘高等学校
西乙訓高等学校に設置されている学科・コース
普通科 : 1年次では共通の科目を学び、基礎学力の定着を図ります。2年次から文系・理系に分かれ、それぞれの進路目標に応じた専門的な学習が始まります。西乙訓高等学校では、特に探究活動や国際交流に力を入れており、通常の授業に加えて、主体的に学ぶ姿勢を育む機会が豊富に用意されています。 将来やりたいことがまだ決まっていない人も、ここで様々な経験を積む中で自分の道を見つけられるでしょう。
西乙訓高等学校の特色・校風
校風・生徒の雰囲気 : 全体的に真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。 緑豊かな静かな環境にあり、学習に集中しやすい雰囲気があります。 いじめは少ないという声が多く、安心して学校生活を送れる環境のようです。校則 : 他の公立高校と比較して、校則は標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。 特に頭髪や服装、メイクに関する指導は比較的厳しいという意見が見られます。 スマートフォンの使用については、朝のSHRまでと昼休み、放課後は使用可能ですが、授業中の使用は禁止されています。宿題の量 : 週末課題など、宿題はやや多めに出される傾向があるようです。日々の学習習慣を身につけることが求められます。制服 : 紺色のブレザーに、男子はスラックス、女子はスカートです。 ネクタイとリボンは2色あり、落ち着いたデザインで生徒からの評判は比較的良いようです。 特に女子のリボンが可愛いという声があります。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合もあるようです。土曜授業 : 土曜講習が実施されており、希望する生徒が参加しています。 普段の授業の復習や発展的な内容を学ぶことができ、進学に向けた学力向上に役立っています。
西乙訓高等学校の部活動・イベント
部活動
全体の様子 : 運動部、文化部ともにバランス良く設置されています。 兼部も可能で、加入率は比較的高く、放課後は活気に満ちています。主な実績のある部活動 :吹奏楽部 : 関西大会や全国大会に出場するなど、輝かしい実績を誇ります。 地域のイベントなどでも演奏を披露しており、活発に活動しています。弓道部 : 近畿大会や全国大会への出場経験があり、集中して練習に取り組んでいます。フェンシング部 : 珍しい部活動の一つで、専門的な指導のもとで競技力を高めることができます。陸上競技部 : 各種大会で安定した成績を収めています。
イベント
乙訓高祭(文化祭・体育祭) : 学校全体が最も盛り上がる行事の一つです。文化の部では、各クラスが演劇や展示、模擬店などの企画で競い合います。体育の部では、学年やクラス対抗で様々な競技が行われ、大きな一体感が生まれます。修学旅行 : 近年では台湾を訪れるなど、海外での研修旅行を実施しています。 現地の高校生との交流などを通じて、異文化理解を深める貴重な機会となっています。球技大会 : 年に2回開催され、クラスの団結力を高める人気の行事です。インターナショナル・デイ : 留学生や海外からのゲストを招き、国際交流を深めるイベントです。 第二外国語講座なども開かれ、グローバルな視野を広げることができます。
西乙訓高等学校の進学実績
国公立大学 : 滋賀大学、京都教育大学、京都府立大学などへの合格実績があります。難関私立大学 :関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学(関関同立) 京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学(産近甲龍) 特に、龍谷大学、京都産業大学、佛教大学、京都橘大学などへの進学者が多い傾向にあります。
その他の進路 : 短期大学や看護・医療系の専門学校への進学、公務員や民間企業への就職など、多様な進路選択に対応しています。 指定校推薦の枠も比較的多いという声があります。進学サポート : 土曜講習や夏期・冬期の進学講習、学習合宿などが充実しており、生徒の学力向上を力強くサポートしています。 1年生の段階から進路ガイダンスや大学説明会が頻繁に開催され、早期から進路意識を高めることができます。
西乙訓高等学校の特長・アピールポイント
落ち着いた学習環境 : 竹林に囲まれた静かな高台に位置しており、生徒は落ち着いて学習や部活動に集中することができます。充実したグローバル教育 : ユネスコスクールに認定されており、国際交流が非常に盛んです。 アメリカの姉妹校との長期・短期留学プログラムや海外研修旅行(台湾)などを通じて、実践的な語学力と国際感覚を養うことができます。主体性を育む探究活動 : 「アカデミック・ラボ」と呼ばれる総合的な探究の時間では、SDGs(持続可能な開発目標)などをテーマに、生徒が自ら課題を設定し、調査・研究・発表を行います。 これからの大学入試や社会で求められる思考力・判断力・表現力を鍛えます。ICT環境の整備 : 近年、校内のICT化が進められており、生徒一人ひとりがタブレット端末を活用した授業を受けるなど、最先端の教育環境が整いつつあります。地域との連携 : 地元の小中学校との交流授業や、地域のイベントへの参加など、地域社会とのつながりを大切にした活動も積極的に行っています。
西乙訓高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」「進路指導が手厚い」といった、教員のサポート体制を評価する声が多く見られます。 「いじめが少なく、落ち着いた雰囲気で学校生活が送れる」という意見も多数あり、安心して通える環境であることがうかがえます。 「部活動が盛んで、勉強と両立しながら打ち込める環境がある」という口コミも多く、文武両道を目指す生徒にとって魅力的なようです。 「指定校推薦の枠が比較的多く、真面目に学校生活を送れば進学に有利」という声もあります。
気になる点
「校則が他の高校に比べて少し厳しいと感じる」という声が一定数あります。特に服装や頭髪、スマートフォンの使用ルールに関する意見が多いようです。 「最寄り駅から坂道を登る必要があり、少し遠い」という意見が見られます。特に自転車通学の生徒にとっては、毎日の通学が少し大変かもしれません。 「施設や校舎が少し古い」という口コミもありますが、体育館の照明が更新されるなど、改修も進められています。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :阪急京都線「西山天王山」駅から徒歩約10分 JR京都線「長岡京」駅から阪急バスで約10分、「金ヶ原」または「第二大山崎小学校前」バス停下車
通学エリア :
長岡京市、向日市、大山崎町といった乙訓地域からの通学者が中心ですが、京都市の西京区や伏見区、南区などからも多くの生徒が通っています。自転車で通学する生徒も多いようです。
西乙訓高等学校受験生へのワンポイントアドバイス