京都府八幡市にキャンパスを構える京都八幡高等学校は、一人ひとりの「やりたいこと」を見つけ、それを実現するための多様な学びのステージが用意されている、とても魅力的な学校です。北キャンパスと南キャンパス、それぞれに特色ある学科やコースがあり、自分の興味や将来の夢に合わせて学習環境を選べるのが、この京都八幡高等学校の大きな特長と言えるでしょう。
京都八幡高等学校の基本情報
京都八幡高等学校の偏差値・難易度・併願校
北キャンパス(普通科総合選択制): 43南キャンパス(人間科学科): 41南キャンパス(介護福祉科): 39
京都八幡高等学校に設置されている学科・コース
北キャンパス:普通科総合選択制
アドバンスエリア 自然科学コース: 理数系の科目に重点を置き、大学の理学部や工学部、医療系学部への進学を目指します。実験や観察を重視した授業が特徴です。人文科学コース: 国語や英語、社会科系の科目を深く学び、難関私立大学の文系学部への進学を目指します。探究活動などを通して思考力や表現力を養います。
ユニバーサルエリア コミュニティデザインコース: 地域社会の課題に関心を持ち、その解決に向けて主体的に行動できる力を育みます。フィールドワークなど、体験的な学びが多いのが特徴です。健康科学コース: スポーツや健康、福祉について学び、体育系の大学や専門学校への進学、関連分野での活躍を目指します。生活科学コース: 食物、保育、服飾など、生活に関わる分野を幅広く学びます。家庭科系の大学や専門学校への進学を目指す生徒におすすめです。工芸科学コース: ものづくりを通して、創造力や表現力を磨きます。美術・工芸系の大学や専門学校への進学を目指す生徒に適しています。経営科学コース: 経済やビジネスについて学び、社会で活躍するための実践的な知識を身につけます。商業系の大学や専門学校への進学を視野に入れています。
南キャンパス:専門学科
人間科学科: 福祉や心理、教育、看護・医療など、「人」に関わる分野を深く学びます。 将来、教員や保育士、看護師、臨床心理士などを目指す生徒におすすめです。介護福祉科: 介護の専門知識と技術を学び、卒業時に介護福祉士の国家試験受験資格を取得できます。 実践的な実習が多く、即戦力として福祉の現場で活躍できる人材を育成します。
京都八幡高等学校の特色・校風
校則: 公立高校として標準的な校則ですが、頭髪の色やピアス、化粧などについては厳しく指導される傾向があるようです。アルバイトは原則として許可制で、事前に学校への届け出が必要です。 スマートフォンの持ち込みは可能ですが、授業中の使用は禁止されています。宿題の量: 宿題の量は、学科やコース、個人の選択科目によって差がありますが、「多すぎる」という声はあまり聞かれません。予習・復習をしっかり行う習慣が大切です。生徒の雰囲気: さまざまな興味や目標を持った生徒が集まっているため、全体的に多様性を受け入れる雰囲気があります。真面目に学習に取り組む生徒もいれば、部活動に熱中する生徒もおり、それぞれの個性を尊重し合っているようです。制服: 紺のブレザーが基調で、男子はグレーのチェック柄ズボン、女子は紺のチェック柄スカートか男子と同じズボンかを選べます。 ネクタイやリボンも選択でき、爽やかで着こなしやすいと評判は良いようです。土曜授業: 土曜授業は基本的に実施されていません。
京都八幡高等学校の部活動・イベント
部活動
体育系: 体育系の部活動は、硬式野球部、サッカー部、バスケットボール部、陸上競技部など多岐にわたります。 特にレスリング部は全国レベルの実績を誇り、強豪として知られています。文化系: 吹奏楽部、美術部、書道部、放送部などが活動しています。 北キャンパスと南キャンパスそれぞれにボランティア部があり、地域貢献活動に積極的に取り組んでいるのも特色です。
イベント
鳩祭(文化祭): 毎年秋に開催される文化祭は「鳩祭(はとさい)」と呼ばれ、クラスごとの展示や模擬店、ステージ発表などで大変盛り上がります。体育祭: 学年対抗で行われる体育祭は、クラスや学年の団結力を高める絶好の機会です。修学旅行: 近年では沖縄を訪れ、平和学習やマリン体験、民泊など、多彩なプログラムを体験します。
京都八幡高等学校の進学実績
国公立大学: 近年では、京都府立大学、京都府立医科大学、滋賀県立大学などへの合格実績があります。難関私立大学: 関西大学、立命館大学、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学など、関西の主要な私立大学へ多数の合格者を出しています。その他: その他にも、京都橘大学、佛教大学、関西外国語大学といった大学や、看護・医療系、保育・福祉系、調理・製菓系などの専門学校へも多くの生徒が進学しています。 また、公務員や民間企業への就職実績もしっかりとあります。
京都八幡高等学校の特長・アピールポイント
北と南、2つのキャンパスと多様な学科・コース: 自分の興味や将来の夢にぴったり合った学びの場が見つかります。「ユニバーサルデザイン(UD)」の理念: 誰もが過ごしやすい学校環境が整備されており、多様性を尊重する心が育まれます。南キャンパスでの専門的な学び: 人間科学科や介護福祉科では、専門職に直結する深い知識と技術を高校時代から学べます。介護福祉士国家試験の高い合格率: 介護福祉科では、手厚いサポートにより、卒業時の国家試験合格を目指せます。支援学校との連携・交流: 南キャンパスは支援学校と敷地を同じくし、日常的な交流を通じて「共生」の精神を自然と学ぶことができます。地域との連携: 地域社会の課題について学ぶ「コミュニティデザインコース」など、地域に根ざした活動が盛んです。活発なボランティア活動: 両キャンパスにボランティア部があり、地域貢献への意識が高い生徒が多く在籍しています。
京都八幡高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」という声が多く聞かれます。 「自分の興味に合わせて授業を選択できるのが楽しい」と、総合選択制のカリキュラムを評価する意見があります。 「南キャンパスでは、専門的な実習が多くてやりがいがある」といった、専門学科の学びの充実度を評価する声も多いです。 「行事が盛り上がり、友達との絆が深まった」という口コミも多く見られます。
気になる点: 「キャンパスによっては駅から少し距離があり、坂道が大変」という、アクセスに関する意見があります。 「施設が少し古い部分がある」といった声も一部で見られます。 「校則が少し厳しいと感じることがある」という意見もあります。
アクセス・通学
北キャンパス
京阪本線「樟葉駅」から京阪バスで約8分、「京都八幡高校」下車すぐ。 JR学研都市線「松井山手駅」から京阪バスで約13〜16分、「吉井」下車徒歩5分。
南キャンパス
京阪本線「樟葉駅」から京阪バスで約15分、「京都八幡高校南学舎」下車徒歩3分。 JR学研都市線「松井山手駅」から京阪バスで約10分、「京都八幡高校南学舎」下車徒歩3分。
京都八幡高等学校受験生へのワンポイントアドバイス