兵庫県立西宮今津高等学校は、甲子園球場のすぐ近くに位置する、活気あふれる男女共学の公立高校です。1977年に創立され、2007年度からは県内で12番目となる単位制の総合学科高校として新たなスタートを切りました。総合学科という特性を活かし、生徒一人ひとりの興味や関心、そして将来の夢に合わせた多種多様な科目が用意されているのが、西宮今津高等学校の最大の魅力です。
兵庫県立西宮今津高等学校の基本情報
兵庫県立西宮今津高等学校の偏差値・難易度・併願校
総合学科:偏差値 45-48
兵庫県立西宮今津高等学校に設置されている学科・コース
総合学科 どんなことを学ぶ場所か? :国語や数学などの普通科目に加え、多彩な専門科目(情報、美術、家庭科など)が用意されています。 1年次には「産業社会と人間」という授業で、将来の生き方や職業について深く考え、2・3年次にはその考えに基づいて科目を選択していきます。どんな生徒におすすめか? :「将来やりたいことがまだ決まっていない」という人や、「自分の興味がある分野を深く探求したい」という人に特におすすめです。 大学のように自分で授業を組み立てる楽しさがあります。
兵庫県立西宮今津高等学校の特色・校風
宿題の量 :先生によって異なりますが、量は標準的という声が多いようです。ただし、授業は予習をしていることが前提で進められることがあるため、日々の学習習慣が大切になります。校則 :他の公立高校と比較して、標準的かやや厳しめと感じる生徒もいるようです。頭髪検査が定期的に行われます。校内でのスマートフォンの使用については、ルールを守って使用することが求められます。生徒たちの雰囲気 :いじめは少ないという口コミが多く、生徒同士の仲は良好なようです。 総合学科という特性上、様々な興味関心を持つ生徒が集まるため、多様な価値観に触れることができます。アルバイト :原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合もあります。制服 :男子はブレザーにスラックス、女子はブレザーにスカートまたはスラックスです。青いネクタイ・リボンが特徴で、セーターはグレーです。 総合学科への改編時にデザインが一新されました。土曜授業 :基本的に土曜授業はありません。
兵庫県立西宮今津高等学校の部活動・イベント
部活動
男子新体操部 :市内唯一の男子新体操部で、全国高校総体に出場するなど、輝かしい実績を誇ります。演劇部・放送メディア部 :近年、全国大会に出場するなど、文化部も非常に活発です。その他の部活動 :バレーボール部、卓球部なども熱心に活動しており、学年を超えて仲が良いと評判です。
イベント
文化祭(6月) :クラスや文化部が一体となって創り上げる一大イベントです。模擬店や展示、ステージ発表など、大いに盛り上がります。体育大会(9月) :前日にはリレーの予選会が行われるなど、本格的な雰囲気です。生徒会が企画するユニークな種目もあり、運動が得意な人もそうでない人も楽しめます。修学旅行(2年次・11月) :行き先は年によって異なりますが、生徒たちにとって忘れられない思い出となる大切な行事です。課題研究発表会(3年次・11月) :3年間の学びの集大成として、各自が設定したテーマについて研究成果を発表します。 高大連携プログラムの一環として、大学教授から指導を受ける機会もあります。
兵庫県立西宮今津高等学校の進学実績
国公立大学 :兵庫県立大学、和歌山大学、香川大学、島根大学などへの合格実績があります。難関私立大学 :関西大学、立命館大学、京都産業大学など、関西圏の主要な私立大学へ多くの生徒が進学しています。その他 :私立大学や短期大学、専門学校への進学者が大半を占めています。 看護・医療系、保育・教育系、芸術系など、専門分野への進学に強いのも特徴です。
兵庫県立西宮今津高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割が作れる「総合学科」 :最大の特長は、やはり総合学科であることです。 自分の興味や進路に合わせて、数多くの選択科目から授業を選び、オリジナルの時間割で学ぶことができます。1年次から始まる手厚いキャリア教育 :「産業社会と人間」という授業を通じて、入学後すぐに自分の将来と向き合います。 職業人インタビューや進路学習など、具体的なプログラムが豊富です。3年間の学びの集大成「課題研究」 :3年次には、生徒一人ひとりがテーマを設定し、1年間かけて研究に取り組みます。 探究心やプレゼンテーション能力が養われ、大学での学びに繋がります。大学や社会と連携した学び :大学の先生や社会で活躍する専門家を講師として招く授業が多数あります。 高大連携のプロジェクトもあり、高校にいながら専門的な学びに触れることができます。甲子園球場に一番近い高校の一つ :阪神甲子園球場のすぐ近くというユニークな立地です。 校内には、かつて球場で使用されていたラッキーゾーンのフェンスが設置されています。国際交流の機会 :ニュージーランドに姉妹校があり、交換留学などの国際交流も行われています。充実した施設 :一人1台のピアノが使える音楽室や、200台の生徒用コンピュータが設置されたコンピュータ室など、専門的な学びを支える施設が整っています。
兵庫県立西宮今津高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「総合学科なので、自分の興味がある分野を深く学べるのが良い」 「将来の夢がまだ決まっていないなくても、1年生の時から進路について考える機会が多いので、自分の道を見つけやすい」 「レポート作成や発表の機会が多いので、大学に入ってから役立つ力が身についた」 「いじめの噂は聞かず、みんな仲が良い。平和な学校生活が送れる」 「先生方は親身に相談に乗ってくれる方が多い」
気になる点 「国公立大学や難関私立大学を目指すには、学校のサポートだけでは少し物足りないかもしれない」 「早い段階で2年生以降の科目選択を決めなければならないので、やりたいことが決まっていないと少し焦るかもしれない」 「校舎や施設が少し古いという意見がある」 「行事が思ったより盛り上がらないと感じる人もいる」 「先生によっては、指導方法にばらつきがあると感じることがある」
アクセス・通学
阪神「甲子園」駅 より徒歩約15〜18分阪急「今津」駅 より徒歩約20〜22分JR「甲子園口」駅 または阪神「甲子園」駅 から阪神バス「浜甲子園」行きに乗車、「南甲子園小学校前」バス停下車、西へ徒歩約3〜4分
兵庫県立西宮今津高等学校受験生へのワンポイントアドバイス