三重県教育委員会は2026年10月8日、令和9年度(2027年度)の県立高校入試で使う「各種様式」のページを公開しました。願書や調査書など、入試の手続きで使う書類の見本と用紙がまとまっています。いちばん大事なのは、入学願書・収入証紙納付書・受検票の3つは、このページからダウンロードした用紙では出願できないという点です。
何が発表されたの?
ひとことで言うと:入試の手続きで使う書類の「ひな形」が公開されました。ただし、受験生本人が使う書類の多くは、別の方法で用意します。
この様式ページは何のためのもの?
県教委のページには、県立高校の入学者選抜で使う様式が番号順に並んでいます。入学願書、調査書(中学校での成績や出欠、活動の記録をまとめた書類)、志願先を変えるときの届け、入学を辞退するときの届けなど、種類はたくさんあります。同じ場所に、県立特別支援学校の入学者選考で使う書類もあります。
全部を自分で用意するわけではありません。調査書や成績の一覧のように、中学校が用意するものも多くあります。受験生と保護者がまず見ておきたいのは、自分の出願に関わる書類です。
願書・納付書・受検票は「Web出願システム」から印刷する
様式1〜3にあたる、入学願書、収入証紙納付書、受検票は、ページに見本が載っています。しかし、このページからダウンロードした用紙は使えません。「Web出願システム」から印刷した用紙を使う、と注意書きがあります。
見本は「どんな書式になるのか」を知るためのものだと考えると、わかりやすいです。願書は選抜の種類ごとに、次の3種類の見本が用意されています。
- 見本(1):前期選抜、中高一貫教育、特別選抜、スポーツ特別枠、フレキシブル特別枠
- 見本(2):後期選抜、補充・再募集(通信制課程)、秋期入学者選抜、専攻科
- 見本(3):再募集(全日制・定時制課程)
自分の受ける選抜がどれにあたるかで、見る見本が変わります。
令和8年度の中学校卒業見込みの人は、様式4・5も注意
ページの最後には、令和8年度(2026年度)に中学校を卒業見込みの人は、このページからダウンロードした様式は使えない、という注意があります。調査書(様式4)や成績の分布表(様式5)は、該当する場合はWeb出願システムからダウンロードした様式を使います。ふつうは中学校が扱う書類なので、保護者が直接作業する場面は多くありません。ただ、「ネットで見つけた用紙を自分で書けばいい」というものではない、と覚えておいてください。
日程・数字のまとめ
ひとことで言うと:この発表は書類の公開が中心で、新しい日程や定員の発表ではありません。
- 様式ページの公開日:2026年10月8日
- 出願の方法:Web出願システムで入力し、願書・納付書・受検票はそこから印刷する
- 問い合わせ先:三重県教育委員会事務局 高校教育課 キャリア教育班(電話 059-224-2913)
前期選抜・後期選抜の日程やWeb出願の入力期間は、同じ日に公開された実施要項で発表されています。くわしくは三重県の公立高校入試2027の日程と出願の流れの記事にまとめました。
どんな書類があるの?
ひとことで言うと:「出願するとき」「志願先を変えるとき」「特別な事情があるとき」で使う書類が分かれています。ページに載っているものを、場面ごとに整理します。
出願に関わる書類
- 様式17:自己推薦書(前期選抜)
- 様式18:志願理由書(特別選抜、フレキシブル特別枠)
- 様式19:スポーツ特別枠の自己推薦書。両面印刷が必要とページに書かれています
自己推薦書は、自分の良いところや、その高校で頑張りたいことを自分の言葉で伝える書類です。志願理由書は、その高校を選んだ理由を書く書類です。選抜の種類によって、必要な書類が変わります。
志願先を変える・辞退するときの書類
- 様式6:志願先の変更に関する書類
- 様式8:学科の変更に関する書類
- 様式11:入学辞退に関する書類
出願したあとで気持ちが変わったときにも、手続きが決まっています。その場で口頭で伝えるのではなく、決まった書類で届け出ます。
特別な事情があるときの書類
- 様式12:通学区域の外から志願するときの申請
- 様式9・16:海外から帰国した生徒や外国人生徒の特別枠に関する書類
- 様式10・24:追検査や再募集の検査に関する申請
- 参考様式:受検上の配慮を願い出る文書
けがや病気、障害などで、受検するときに配慮が必要な場合は、願い出る文書の様式が用意されています。早めに中学校の先生に相談しておくと安心です。
インフルエンザ等の診断書
インフルエンザなどにかかって、決められた日に検査を受けられなかった場合の診断書の様式もあります。ページによると、診断書は医療機関に持参して書いてもらいます。医療機関の指示によっては、この様式が使えない場合もある、という注意もあります。その場合は医療機関の指示に従います。
受験生・保護者が気をつけること
ひとことで言うと:ネットで見つけた用紙をそのまま使わず、中学校の先生に確認しながら進めることです。
- 願書はWeb出願システムから印刷する:様式ページの見本では出願できません。見本は書式を知るためのものです
- 自分に必要な書類を先生と確認する:受ける選抜の種類によって、必要な書類が変わります
- 特別な書類は早めに相談する:自己推薦書、志願理由書、受検上の配慮の願い出などは、書く時間が必要です
- 様式19は両面印刷:スポーツ特別枠を考えている人は、印刷のしかたに注意しましょう
- 診断書は医療機関で:もしものときのために、書類の存在だけ知っておくと安心です
この発表には、新しい日程や、去年からの変更点の説明は載っていません。「去年と何が違うのか」は、このページだけでは確認できませんでした。気になる人は、中学校の先生か県教委に確認してください。
よくある質問
Q. 様式ページから願書をダウンロードして出願できますか?
できません。ページには、入学願書、収入証紙納付書、受検票は、このページからダウンロードした用紙は使えず、Web出願システムから印刷した用紙を使うと書かれています。
Q. 特別支援学校の書類もこのページにありますか?
あります。県立特別支援学校の入学者選考で使う、入学願書(高等部用、高等部専攻科用)、受検票、調査書、志願者一覧表などが載っています。
Q. わからないことはどこに聞けばいいですか?
三重県教育委員会事務局 高校教育課 キャリア教育班(電話 059-224-2913)が問い合わせ先として載っています。まずは通っている中学校の先生に聞くのが近道です。
出典:三重県教育委員会「令和9年度三重県立高等学校入学者選抜・三重県立特別支援学校入学者選考各種様式等」(発表:2026年10月8日、確認:2026年10月28日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。
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