山梨県の公立高校の募集定員2027|全日制90人減の中身をわかりやすく解説

山梨県教育委員会が2026年11月4日に、令和9年度(2027年度春入学)の公立高校などの募集定員を発表しました。全日制は4,770人で、前の年より90人少なくなります。定時制は570人、通信制は200人で、どちらも前の年と同じです。

何が発表されたの?

ひとことで言うと、「来年春に山梨の公立高校へ入れる人数の枠が決まった」という発表です。全日制は90人減りました。

募集定員って何?

募集定員とは、高校が「この人数まで合格させます」と決めている枠のことです。県教育委員会は、この枠を次のようなことを見て決めていると説明しています。

  • 過去の年に定員が埋まらなかった(欠員が出た)状況
  • 中学校を卒業する見込みの人数の増減
  • 進路希望調査の結果
  • 普通科・職業科・総合学科の比率や、学校としてちょうどよい規模

つまり、中学3年生の数や希望の動きを見て、毎年見直されているということです。

課程ごとの人数

  • 全日制課程:4,770人(前年度4,860人、90人減)
  • 定時制課程:570人(前年度570人、変わらず)
  • 通信制課程:200人(前年度200人、変わらず)
  • 特別支援学校:学校ごとに別の表で示されています

全日制課程とは、ふつうに昼間に通う高校のことです。定時制は夜間などの時間帯に学ぶ課程、通信制は自宅学習を中心に学ぶ課程です。

日程・数字のまとめ

学科の種類ごとの比率(全日制)

  • 普通科系:60.04%(前年度60.58%)
  • 職業科:23.88%(前年度23.43%)
  • 総合学科:16.08%(前年度15.99%)

普通科(コースを除く学科の区分)の募集定員は2,669人で、前年度より80人減っています。総合学科は767人で、前年度より10人減っています。

募集定員が減る高校(10校)

全日制で定員が減る高校は10校です。増える高校はありません。

10校の減少数を足すと90人で、全体の減少数と合います。学校の新設による募集開始や、統廃合などによる募集停止はありません。

参考:検査の日程(資料に載っているもの)

  • 全日制の前期:2027年1月28日(木)・29日(金)
  • 全日制の後期:2027年3月3日(水)・4日(木)
  • 定時制:2027年3月3日(水)・4日(木)
  • 追検査(全日制・定時制):2027年3月9日(火)
  • 通信制 第1期:2027年3月12日(金)
  • 通信制 第2期:2027年3月29日(月)
  • 特別支援学校:桃花台学園は2027年1月28日(木)、それ以外は3月3日(水)

追検査とは、病気などの理由で決まった日に受けられなかった人のための検査です。

去年からの変更点

  • 全日制の募集定員は4,860人から4,770人へ、90人減
  • 定時制の570人、通信制の200人は変わらず
  • 普通科系の比率は0.54ポイント下がり、職業科と総合学科の比率はわずかに上がった

定員が減るのは、中学校を卒業する見込みの人数や、これまでの欠員の状況などを見たうえでの調整です。県教育委員会の資料は、減らす理由を学校ごとには書いていません。

受験生・保護者が気をつけること

  • 志望校が減少校かどうかを確かめる。上の10校が志望校なら、枠が少し小さくなります。ただし、受ける人の数は今後の志願状況で決まるので、倍率がどうなるかは資料からはわかりません。
  • 学校ごとの詳しい人数は資料で確かめる。学科やコースごとの定員、前期の募集人員、特別選抜(学校ごとの特別な選抜制度)の募集人員は、県教育委員会の資料に載っています。特別選抜の募集人員は、全日制全体で79人です。
  • 前期は1月28日・29日。3年生のいまは、前期に向けて出願書類や面接などの準備を進める時期です。出願方法や日程の細かい点は、実施要項などで確認してください。
  • 今後の発表を見る。進路希望調査の結果や志願状況は、県教育委員会のページで順次公表されます。

よくある質問

Q. 全日制の定員は何人減りましたか?

A. 4,860人から4,770人になり、90人減りました。

Q. 定員が増える高校はありますか?

A. ありません。減るのは10校です。

Q. 新しくできる高校や、募集をやめる高校はありますか?

A. 資料では、学校の新設による募集開始も、統廃合などによる募集停止も「なし」とされています。

出典:山梨県教育委員会「令和9年度山梨県公立高等学校等入学者募集定員について」(発表:2026年11月4日、確認:2026年11月5日)。最新の情報は必ず教育委員会・志望校の公式発表で確認してください。