大分県立佐伯鶴城高等学校は、100年以上の長い歴史と輝かしい伝統を誇る、県南地域を代表する進学校です。佐伯藩の城址近くという情緒あふれる環境で、落ち着いて勉学に励むことができます。歴史ある学校ですが、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されるなど、先進的な学びにも積極的に取り組んでいます。
佐伯鶴城高等学校の基本情報
佐伯鶴城高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:56
日本文理大学附属高等学校 大分東明高等学校 大分高等学校
佐伯鶴城高等学校に設置されている学科・コース
普通科 一人ひとりの進路目標達成に向けて、きめ細やかな指導が行われます。文系・理系ともに国公立大学進学を目指す生徒が多く、充実した学習サポート体制が整っています。文武両道を目指し、勉強も部活動も頑張りたい生徒におすすめです。
佐伯鶴城高等学校の特色・校風
宿題の量:毎日課題が出されることもあり、「量は多い」と感じる生徒が多いようです。 特に長期休暇中の課題はかなりの量になるという声もあります。 校則:他の高校と比較して「厳しくはない」という意見が多いようです。 頭髪や服装について、社会人として通用するような常識的な範囲であれば、細かく指導されることは少ない傾向にあります。 ただし、スマートフォンは校内での使用が禁止されており、電源を切っておく必要があります。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多いようです。地域柄もあってか、素直で心優しい生徒が多いという口コミも見られます。 クラスマッチなどの行事では、クラス一丸となって全力で楽しむ活発な一面もあります。 アルバイト:原則として禁止されていますが、特別な事情がある場合は許可されることもあるようです。 年末年始の郵便局など、短期的なものは認められるケースもあります。 制服の評判:伝統的な詰襟(男子)とセーラー服(女子)で、品があり清楚な印象だと評判は良いようです。 土曜授業:強制の土曜講座が開かれることがあり、休日が潰れてしまうという声も一部にあります。
佐伯鶴城高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 野球部:過去に3度甲子園に出場し、ベスト8に進出した経験もある名門です。 水泳部:全国優勝を6度も果たしている強豪です。 剣道部:玉竜旗で優勝経験があるなど、全国レベルで活躍しています。 その他、陸上部やサッカー部など、多くの運動部が県大会で活躍しています。
文化部 文化部も活発で、放送部や書道部などが全国大会に出場するなどの実績があります。 SSH指定校ということもあり、科学系の部活動も特色ある活動を行っています。
イベント
鶴城祭(文化祭・体育祭):鶴城祭は文化の部と体育の部に分かれて開催されます。特に文化の部で行われる仮装行列は、佐伯市の名物行事としても知られ、生徒たちがユニークな衣装で街を練り歩き、大変な盛り上がりを見せます。 クラスマッチ:学期末に行われ、球技を中心にクラス対抗で競い合います。全力でプレーし、応援することでクラスの団結力が一層深まります。 強歩大会:毎年2月に行われる伝統行事で、男子は約20km、女子は約15kmのコースを歩き、心身を鍛えます。 修学旅行:例年、関西方面や関東方面などを訪れ、見聞を広めています。
佐伯鶴城高等学校の進学実績
国公立大学:九州大学や熊本大学、大分大学といった地元の国公立大学を中心に、毎年多くの合格者を出しています。2024年度の入試では、国公立大学に50名以上が合格しています。 難関私立大学:GMARCHや関関同立といった難関私立大学にも合格者を出しています。 その他:福岡大学や西南学院大学など、九州の主要な私立大学への進学者も多数います。 また、専門学校への進学や就職を選ぶ生徒もいます。
佐伯鶴城高等学校の特長・アピールポイント
100年を超える歴史と伝統:卒業生のネットワークも広く、地域からの信頼が厚い伝統校です。 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校としての先進的な学び:文部科学省からSSHの指定を受け、科学技術人材の育成に力を入れています。 課題研究や大学との連携、海外研修など、他ではできない貴重な体験ができます。 高い国公立大学現役合格率:手厚い進学サポート体制により、多くの生徒が第一志望の国公立大学への進学を果たしています。 地域に根差した伝統行事「鶴城祭」:特に名物の「仮装行列」は、学校だけでなく地域全体で盛り上がる一大イベントです。 文武両道を高いレベルで実現:全国レベルで活躍する部活動が多く、勉強と部活動を両立できる環境が整っています。 城下町の風情が残る落ち着いた学習環境:佐伯城址の麓に位置し、歴史と文化を感じられる静かな環境で学べます。
佐伯鶴城高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が熱心で、進路相談に親身に乗ってくれる」という声が多数あります。 「高い目標を持つ仲間たちと切磋琢磨できる環境が良い」という意見も多いです。 「部活動が盛んで、勉強との両立は大変だが充実感がある」といった、文武両道を肯定的に捉える声が多く見られます。 「地域の方々からの評判が良く、礼儀作法が身につく」という評価もあります。
気になる点: 「朝課外や土曜講座があり、拘束時間が長い」と感じる生徒もいるようです。 「課題の量が非常に多く、自分の勉強時間を確保するのが大変」という声が一定数あります。 「校舎や施設が少し古い」という意見が見られます。 「自称進学校」と揶揄する声もあり、学校からの課題をこなすだけで満足してしまうと、本当に自分のためになる勉強ができないと感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅:JR「佐伯」駅から徒歩約20分です。 バス:大分バス「中央通り一丁目」バス停から徒歩約3分です。
佐伯鶴城高等学校受験生へのワンポイントアドバイス