兵庫県立加古川北高等学校は、加古川市にある普通科単位制の高校です。自分の興味や進路希望に合わせて、多彩な科目の中から時間割を組み立てられるのが大きな魅力。まるで大学のように、一人ひとりの「学びたい」という気持ちに応えてくれる環境が整っています。そのため、加古川北高等学校は、将来の夢に向かって主体的に高校生活を送りたい生徒にぴったりの学校です。
加古川北高等学校の基本情報
加古川北高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科(単位制):56
難易度のイメージ
主な併願校
須磨学園高等学校 育英高等学校 滝川第二高等学校 東洋大学附属姫路高等学校 神戸野田高等学校
加古川北高等学校に設置されている学科・コース
普通科(単位制) どんなことを学ぶ場所か: 1年生では芸術などの一部を除き、全員が共通の科目を学び、基礎学力を固めます。2年生からは、自分の興味・関心や進路希望に応じて、文系・理系にとらわれず、豊富な選択科目の中から自分だけの時間割を作成します。 例えば、理系進学を目指しながら、興味のある歴史や文学の授業を選択することも可能です。どんな生徒におすすめか: 将来の夢や学びたいことが明確な生徒はもちろん、「高校生活を通して自分の可能性を見つけたい」と考えている生徒におすすめです。主体的に学ぶ姿勢が身につき、大学での学びにスムーズに繋がるといった声もあります。
加古川北高等学校の特色・校風
校風を表すキーワード
文武両道 自主自律 活気がある 行事が盛ん
生徒たちのリアルな声
宿題の量: 「課題は多い」という声が多数見られます。 特に長期休暇中の課題はかなりの量になることがあるようです。しかし、これを計画的にこなすことで、学習習慣が身につき、実力アップに繋がっているという意見もあります。校則: 他の公立高校と比較して、標準的かやや緩やかという意見が多いようです。スマホ: 授業中の使用は禁止ですが、休み時間や放課後は使用可能なようです。 授業で調べ物をする際に、先生の指示で使うこともあるようです。服装: 制服の着こなしについては、ある程度の指導はありますが、厳しすぎることはないという声が多いです。ただし、ピアスや髪染めは禁止されています。アルバイト: 原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことができるようです。
生徒たちの雰囲気: 明るく活発な生徒が多い一方で、真面目に学習に取り組む雰囲気もあるようです。行事の際にはクラス一丸となって盛り上がるなど、メリハリのある学校生活を送っている様子がうかがえます。制服の評判: 制服については、特に女子生徒から「可愛い」と評判が良いようです。男子は一般的な学ランですが、女子はブレザーにチェック柄のスカートで、リボンとネクタイが選べるのが人気の理由のようです。土曜授業: 土曜授業は基本的にありません。
加古川北高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部: 陸上競技部: 近畿大会や全国大会に出場する選手を輩出するなど、輝かしい実績を誇ります。高いレベルで競技に打ち込みたい生徒におすすめです。野球部: かつて甲子園に出場した経験もあり、地域からの期待も高い部活動です。専用のグラウンドで日々練習に励んでいます。創作ダンス部: 大会での入賞経験も豊富で、文化祭や地域のイベントでも華やかなパフォーマンスを披露し、高い人気を誇ります。その他、テニス部、ハンドボール部、バスケットボール部なども活発に活動しており、多くの部が県大会レベルで活躍しています。
文化部: 放送部: 全国大会の常連であり、アナウンスや番組制作など、本格的な活動を行っています。校内行事の司会進行などでも活躍しています。吹奏楽部: コンクールでの受賞歴も多く、定期演奏会や文化祭での演奏は多くの観客を魅了します。その他にも、書道部、美術部、茶道部、ESS(英語部)など、多彩な文化部があり、それぞれの分野で熱心に活動しています。
イベント
北高祭(文化祭): 毎年6月に行われる最大のイベントです。 クラスごとの劇や展示、模擬店、有志によるステージパフォーマンスなど、多彩な企画で盛り上がります。 特に3年生の演劇はレベルが高いと評判です。キッチンカーが登場するなど、毎年新しい試みも行われています。体育大会: 団ごとに分かれて競い合う体育大会は、応援合戦や団旗の制作にも力が入っており、非常に見応えがあります。 部活動対抗リレーは名物競技の一つで、各部のプライドをかけた真剣勝負が繰り広げられます。修学旅行: 近年では、長野・東京方面や岩手・東京方面へ3泊4日の日程で実施されています。 スキー研修やディズニーリゾート、班別での都内自主研修など、充実したプログラムが組まれており、生徒たちにとって最高の思い出となっています。
加古川北高等学校の進学実績
最新の大学進学実績(2024年春)
国公立大学:
大阪大学(1名)、神戸大学(1名)、岡山大学(3名)、兵庫県立大学(2名)、兵庫教育大学(2名)など、難関大学を含む国公立大学に合格者を出しています。 難関私立大学(関関同立):
関西学院大学(38名)、関西大学(16名)、同志社大学(10名)、立命館大学(6名)と、合計で70名の合格者を出しており、安定した実績を誇ります。 その他:
近畿大学(21名)、甲南大学(48名)、神戸学院大学(93名)など、地元の有力私立大学にも多数の合格者を出しています。 また、看護系の専門学校や公務員など、多様な進路選択がなされているのも特徴です。
進学実績を支える取り組み
充実した補習・講習: 夏休みなどの長期休暇中には、進学希望者向けの補習や講習が数多く開講されます。 苦手科目の克服から応用力の養成まで、個々のレベルに合わせた指導が受けられます。きめ細やかな進路指導: 担任の先生や進路指導部の先生方が、生徒一人ひとりと向き合い、親身な進路相談を行っています。単位制で早期から進路を意識するため、計画的な受験準備が可能です。スタディルームの設置: 放課後や休日に利用できる自習スペースが完備されており、多くの生徒が集中して学習に取り組んでいます。
加古川北高等学校の特長・アピールポイント
自分だけの時間割が作れる「単位制」: 最大の特長である単位制により、文系・理系の枠にとらわれず、約100もの選択科目から興味や進路に合わせて自由に科目を選択できます。生徒が主役で盛り上がる学校行事: 文化祭や体育祭は、企画段階から生徒が中心となって運営します。 学校全体が一体となる熱気と達成感は、加古川北高校ならではの魅力です。活発な部活動と文武両道の実践: 多くの部活動が県大会以上で活躍しており、勉強と部活動を両立させたい生徒にとって最高の環境が整っています。地域との連携を重視した体験学習: 「ふれあい育児体験」や福祉施設での実習など、地域社会と連携した体験的な学習プログラムが豊富に用意されています。充実した進路サポート体制: 個々の進路希望に合わせたきめ細やかな指導と、豊富な補習・講習により、国公立大学や難関私立大学への進学を力強くバックアップします。オープンな校風と生徒の自主性: 生徒の自主性を尊重する校風があり、のびのびとした雰囲気の中で高校生活を送ることができます。中学生向けの丁寧な学校紹介: 夏休みと秋にオープンハイスクールを実施しており、学校の雰囲気を直接感じることができます。 公式YouTubeチャンネルでも学校の魅力を発信しています。
加古川北高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点
行事が本当に楽しい: 「文化祭や体育祭は本気で取り組むので、クラスの団結力が深まる」「一生の思い出になる」といった声が非常に多いです。先生との距離が近い: 「フレンドリーで話しやすい先生が多い」「進路相談に親身になってくれる」など、先生方の手厚いサポートを評価する声が目立ちます。単位制で学びたいことが学べる: 「自分の興味に合わせて授業を選べるのが良い」「将来の夢に直結する科目を履修できた」など、単位制のメリットを実感している生徒が多いようです。部活動が盛んで充実している: 「高い目標を持って部活に打ち込める」「先輩や仲間との絆が深まった」という声が多く、文武両道を体現している様子がうかがえます。制服が可愛い: 特に女子生徒からは、制服のデザインが好評です。
気になる点
課題が多い: 「普段の課題や長期休暇の宿題が多くて大変」という声は、多くの口コミで見られます。 計画的に学習を進める自己管理能力が求められるようです。アクセスが少し不便: 最寄り駅から徒歩で15分以上かかるため、「駅から少し遠い」と感じる生徒もいるようです。 多くの生徒は自転車を利用して通学しています。坂道が多い: 学校周辺は坂道が多いため、自転車通学は少し体力が必要かもしれません。施設がやや古い: 校舎の古さを指摘する声も一部で見られますが、清掃は行き届いており、学習環境として問題はないという意見がほとんどです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス
**JR加古川線「日岡駅」**より徒歩約15分 **JR神戸線「加古川駅」**より徒歩約26分 神姫バス「水足」停留所 より徒歩約7〜11分
通学エリア
加古川北高等学校受験生へのワンポイントアドバイス