夙川高等学校は、2019年に学校法人須磨学園の運営となり、新たな歴史をスタートさせた、神戸市兵庫区に位置する共学の私立高校です。一人ひとりの「個性」と「好き」を最大限に伸ばすことを教育方針に掲げ、生徒が主体的に学ぶ意欲を引き出すきめ細やかな指導を特色としています。 そのため、夙川高等学校では、勉強はもちろん、部活動や学校行事にも全力で打ち込める環境が整っています。
夙川高等学校の基本情報
夙川高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース: 54進学コース: 52
夙川高等学校に設置されている学科・コース
アカデミックコース(特進)
難関国公立大学や医学部への進学を目指すコースです。質の高い授業と手厚い個別指導で、現役合格をサポートします。高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら学びたい生徒におすすめです。 リベラルアーツコース(進学)
国公立大学や難関私立大学への進学を目指します。部活動や学校行事と勉強を両立させながら、幅広い教養と確かな学力を身につけたい生徒に適しています。 プリスクールコース
(※詳細な情報は公式サイト等でご確認ください) グローバルアスリートコース
(※詳細な情報は公式サイト等でご確認ください)
夙川高等学校の特色・校風
学習面
毎日の小テストや朝学・夕学、放課後の特別講座など、学習サポートが非常に手厚いという声が多く聞かれます。 勉強が苦手だった生徒も、先生方の熱心な指導や周りの友達の頑張りに刺激され、自然と学習習慣が身につくようです。 授業で分からなかった部分は、先生が個別に丁寧に教えてくれるため、安心して学習を進めることができます。 校則
校則については、「私立なのである程度厳しい」という意見が見られます。特に、スマートフォンの使用に関しては、校内での使用が制限されているようです。服装や頭髪に関する指導も行われることがありますが、「そこまで厳しく検査される感じではない」という声もあります。 生徒の雰囲気
生徒たちは全体的に真面目で、落ち着いた雰囲気があるようです。勉強や部活動に一生懸命取り組む生徒が多く、互いに高め合える環境だと言えるでしょう。 制服
制服については、特に女子生徒から「可愛い」と評判が良いようです。 アルバイト
アルバイトは原則として禁止されています。 土曜授業
土曜日にも授業や講座が設定されることがあります。
夙川高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部
特にハンドボール部や空手道部、柔道部などが全国レベルでの実績を誇り、強豪として知られています。 兵庫県高等学校総合体育大会では、学校対抗で長年にわたり上位の成績を収めるなど、学校全体でスポーツが盛んです。 文化部
文化部では、吹奏楽部などがコンクールでの入賞を目指して熱心に活動しています。また、生徒会活動も活発で、生徒主体で学校行事の企画・運営を行っており、リーダーシップや協調性を育む良い機会となっています。
イベント
文化祭(傑作展)
6月に行われる文化祭は「傑作展」と呼ばれ、クラスや文化部が日頃の活動の成果を発表する場となっています。 生徒たちが主体となって企画・運営を行い、毎年大きな盛り上がりを見せます。 体育祭
10月に開催される体育祭は、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。 クラスの団結力が高まる一日です。 合唱コンクール
6月には合唱コンクールも行われ、美しいハーモニーを響かせます。 修学旅行(東京研修旅行)
高校2年生の10月には、東京への研修旅行が実施されます。 普段は見ることのできない大学や企業を訪問し、自分の将来について深く考える貴重な機会となっています。 オリエンテーション合宿
高校1年生の4月には、入学後すぐにオリエンテーション合宿があり、新しい仲間との親睦を深めます。 カナダ短期留学
高校1年生の希望者を対象に、夏休みを利用したカナダへの短期留学プログラムも用意されています。
夙川高等学校の進学実績
国公立大学
東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、東京科学大学(旧・東京工業大学)など、全国の難関国公立大学に合格者を出しています。 また、香川大学、佐賀大学、琉球大学の医学部医学科にも合格者を輩出しています。 難関私立大学
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった首都圏の難関大学や、「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)にも多くの合格実績があります。 その他の進路
約8割の生徒が4年制大学へ進学しますが、短期大学や専門学校への進学を選ぶ生徒もいます。
夙川高等学校の特長・アピールポイント
須磨学園と連携した質の高い教育
運営母体である須磨学園が長年培ってきた教育カリキュラムや進路指導のノウハウが導入されており、非常に高いレベルの教育を受けることができます。 「ダブルスクール不要」を掲げる手厚い学習サポート
放課後の特別講座や個別指導、ICTを活用した質問対応システムなど、塾に通わなくても志望校に合格できるだけの学習環境が校内に整っています。 一人ひとりの「個性」と「好き」を伸ばす教育方針
生徒一人ひとりと真摯に向き合い、それぞれの興味や関心、得意なことを見つけて伸ばすことを大切にしています。 PMTM(プロジェクトマネジメント・タイムマネジメント)の活用
独自の学習管理ツール「PMTM」を導入し、生徒が自ら学習計画を立て、時間を有効に使う習慣を身につけられるようサポートしています。 これにより、勉強と部活動の両立も実現しやすくなっています。 ネイティブ教員による実践的な英語教育
ネイティブの先生による英会話授業や、希望者対象のカナダ短期留学などを通して、実践的な英語力を磨く機会が豊富に用意されています。 生徒主体で運営される活発な生徒会活動
文化祭や体育祭などの学校行事は、生徒会が中心となって企画・運営します。 このような活動を通して、自主性や協調性、リーダーシップを育むことができます。 全国レベルで活躍する部活動
ハンドボール部や空手道部をはじめ、多くの運動部が全国大会で優秀な成績を収めています。 高いレベルで文武両道を目指せる環境です。
夙川高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方がとても熱心で、分かるまで丁寧に教えてくれる」という、学習面のサポートの手厚さを評価する声が非常に多いようです。 「毎日の小テストや講座のおかげで、自然と勉強する習慣がついた」と、学習環境の良さを挙げる生徒もいます。 「部活動が盛んで、高い目標を持って打ち込めるのが良い」という、文武両道を実践できる環境を魅力に感じる声もあります。 「行事が楽しく、クラスの団結力が強い」といった、充実した学校生活に関するポジティブな意見も多く見られます。 「須磨学園の運営になってから、学校がどんどん良くなっているのを感じる」という、学校改革への期待と評価の声も聞かれます。
気になる点 「校則が少し厳しいと感じることがある」特にスマートフォンの使用制限については、もう少し自由にしてほしいという意見があるようです。 「学校の立地が坂の上にあるため、駅から歩くのが少し大変」という、通学の便に関する声が挙げられています。 「学習サポートが手厚い分、宿題や課題の量が多いと感じることもある」という意見も見られます。 学校が新しく生まれ変わる過渡期であったためか、過去には先生の入れ替わりが多かった時期もあるようです。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 神戸市営地下鉄「湊川公園」駅 から 徒歩約12分 神戸電鉄「湊川」駅 から 徒歩約12分