高知県立岡豊高等学校は、南国市にあり、豊かな自然と歴史に囲まれた環境で伸び伸びと高校生活を送りたいと考えている中学生にとって、非常に魅力的な選択肢の一つです。1983年に設立された比較的新しい学校でありながら、文武両道を掲げ、生徒一人ひとりの多様な夢の実現を力強くサポートしています。普通科の中に多彩なコースを設け、それぞれの興味や進路希望に合わせた専門的な学びを提供しているのが、岡豊高等学校の大きな特長です。
岡豊高等学校の基本情報 
岡豊高等学校の偏差値・難易度・併願校 
普通科:44 体育コース:39 芸術コース:39 
岡豊高等学校に設置されている学科・コース 
普通科 理系 : 国公私立大学の理系学部への進学を目指します。数学・理科・英語に重点を置いたカリキュラムが組まれています。文系Ⅰ(国公立コース) : 国公立大学の文系学部への進学を目指すコースです。国語・地歴公民・英語を中心に、数学や理科もバランス良く学びます。文系Ⅱ(私立コース) : 私立大学や短期大学の文系学部への進学、または就職に対応するコースです。文系Ⅰよりも選択科目の幅が広く、自分の進路に合わせた学習が可能です。ビジネス系 : 商業系の大学・短大への進学や、専門知識を活かした就職を目指します。簿記や情報処理など、実践的なスキルを身につけます。生活文化系 : 家政系の大学・短大・専門学校への進学や就職を目指すコースです。フードデザインや子どもの発達と保育など、生活に密着した専門科目を学びます。
体育コース 
トップアスリートや指導者を目指す生徒におすすめです。 専門的な体育理論や実技を学びながら、心身ともに鍛え、文武両道を目指します。 芸術コース 
音楽、美術、書道の各分野で、専門的な知識と技能を深めることができます。 豊かな感性と創造的な表現力を養い、芸術系の大学進学などを目指す生徒に最適です。 
岡豊高等学校の特色・校風 
校則 : 他の県立高校と比較すると、校則はやや厳しいという声が見られます。 特に頭髪や服装に関する指導は定期的(月に1〜2回程度)に行われるようです。 例えば、女子のスカート丈は膝下と定められていたり、頭髪の加工は禁止されています。 スマートフォンの校内への持ち込みは許可されていますが、使用は昇降口の個人ロッカーまでと制限されています。宿題の量 : 宿題の量については、コースや個人の感じ方にもよりますが、特に多いという声はあまり聞かれません。ただし、日々の予習・復習は欠かせません。生徒の雰囲気 : 全体的に明るく活気のある生徒が多いようです。 特に部活動が盛んなため、仲間との一体感を大切にする雰囲気が感じられます。普通科、体育コース、芸術コース間での交流は限られるものの、いじめは少ないという意見が多いです。アルバイト : アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は許可されることもあるようです。制服 : 女子生徒は伝統的なセーラー服で、根強い人気があります。 明るめの紺色を基調としたデザインで、胸当ての校章刺繍が特徴的です。 ただし、令和7年度の入学生からは新しいデザインの制服に変更される予定です。土曜授業 : 現在、土曜授業は実施されていないようです。
岡豊高等学校の部活動・イベント 
部活動 
運動部 : 特に全国レベルでの活躍が目覚ましい部が多く存在します。ソフトボール部 : 全国高校総体(インターハイ)で7回、国体で8回、全国選抜で5回と、合計20回の全国制覇を誇る名門です。柔道部 : 特に女子は団体・個人ともに強豪として知られ、インターハイや国体で上位入賞の常連校です。弓道部 : 女子がインターハイで優勝経験を持つなど、輝かしい実績があります。その他、バスケットボール部(特に女子)や剣道部なども県内では強豪として知られています。 
文化部 : 文化部も活発に活動しており、全国的な大会で成果を上げています。漫画アニメ部 : 全国高等学校漫画選手権大会「まんが甲子園」の常連校で、最優秀賞の受賞歴もあります。ギター部 : 数多くのプロギタリストを輩出していることで知られ、地域のイベントや全国高等学校総合文化祭などで演奏を披露しています。書道部 : 芸術コースがあることもあり、高いレベルで活動しています。その他、吹奏楽部や放送部なども県代表として四国大会や全国大会に出場しています。 
イベント 
体育祭・文化祭 : 体育祭と文化祭は隔年で実施されます。 どちらも非常に盛り上がり、クラスや部活動の団結力を高める絶好の機会となっています。修学旅行 : 2年生の秋から冬にかけて実施されます。 行き先はコースによって異なり、仲間との絆を深める貴重な思い出となるでしょう。クラスマッチ : 年に数回、球技などを中心としたクラス対抗のスポーツ大会が開催され、大変盛り上がります。その他 : 4月の遠足や、芸術コースによる卒業制作展・卒業演奏会など、岡豊高等学校ならではの特色あるイベントも充実しています。
岡豊高等学校の進学実績 
国公立大学 : 高知大学や高知県立大学といった地元の大学を中心に、毎年20名前後の生徒が進学しています。私立大学 : 県内外の様々な私立大学へ、毎年80名前後の生徒が進学しています。短期大学 : 短期大学へも毎年20名前後の進学者を出しています。就職 : 公務員(高知県警など)や民間企業への就職者も毎年30名以上おり、安定した実績があります。
岡豊高等学校の特長・アピールポイント 
多様な進路に対応する5類型2コース : 普通科が2年次から5つの類型(理系、文系Ⅰ、文系Ⅱ、ビジネス系、生活文化系)に分かれるため、自分の興味や目標に合わせた専門的な学習が可能です。県内唯一の芸術コース : 音楽・美術・書道を専門的に学べる芸術コースが設置されており、県内の芸術分野を志す中学生にとって貴重な学びの場となっています。全国レベルの部活動 : ソフトボール部や柔道部、弓道部などを筆頭に、全国の舞台で活躍する部活動が数多くあり、高いレベルでスポーツや文化活動に打ち込める環境が整っています。専門性を高める体育・芸術コース : 体育コースと芸術コースでは、1年次から専門科目を深く学び、それぞれの分野でのスペシャリストを目指すことができます。充実した学校行事 : 隔年開催の体育祭・文化祭やクラスマッチなど、生徒が主体となって盛り上げるイベントが多く、充実した高校生活を送ることができます。地域に根差した活動 : 吹奏楽部やギター部が地域のイベントで演奏を披露するなど、学校外での活動も積極的に行っています。「あいさつ・礼儀・マナー」の重視 : 「学力・人柄・健康」の校是のもと、礼節を重んじる人間教育に力を入れています。
岡豊高等学校の口コミ・評判のまとめ 
良い点 :「部活動が非常に盛んで、本気で打ち込める環境がある」という声が最も多く聞かれます。 全国レベルの部活で高みを目指したい生徒にとっては最高の環境と言えるでしょう。 「イベントが多くて楽しい。クラスの団結力が強い」といった、学校行事の充実度を評価する声も多数あります。 「コースや類型が豊富で、自分のやりたいことを見つけやすい」という、多様な学びの選択肢を魅力に感じる意見も見られます。 「先生方が親身に進路相談に乗ってくれる」など、進路サポートの手厚さを評価する声もあります。 
気になる点 :「校則が他の高校に比べて厳しい」という意見は、多くの口コミで見られます。 特に服装や頭髪に関する指導が厳しいと感じる生徒がいるようです。 「施設の古さが少し気になる」という声もあります。特に、廊下の壁で制服が白くなることがある、といった具体的な指摘も見られました。 「普通科と専門コース(体育・芸術)の間で少し壁があるように感じる」という意見も一部で見られます。 「先生の考え方が少し古いと感じることがある」といった、指導方針に関する声も少数ですが挙がっています。 
アクセス・通学 
最寄り駅 :JR土讃線「土佐大津駅」から徒歩約8〜10分 とさでん交通後免線「領石通駅」から徒歩約10〜18分 
バス :南国市コミュニティバス「岡豊高校前」バス停から徒歩約4〜6分 
岡豊高等学校受験生へのワンポイントアドバイス 

