日本大学習志野高等学校は、千葉県船橋市にあり、高いレベルの文武両道を目指せる人気の私立高校です。日本大学の付属校という大きな魅力に加えて、国公立大学や難関私立大学への進学者も多数輩出している進学校として知られています。高校から新しい仲間と一斉にスタートできる環境も、日本大学習志野高等学校の大きな特長の一つです。
日本大学習志野高等学校の基本情報
日本大学習志野高等学校の偏差値・難易度・併願校
偏差値
普通科:69
難易度のイメージ
同じくらいの偏差値の高校(千葉県内) 公立:船橋高等学校、佐倉高等学校、千葉東高等学校 私立:芝浦工業大学柏高等学校、専修大学松戸高等学校(E類型)
合格に必要な内申点の目安 私立高校のため、内申点による明確な基準はありませんが、合格者の多くは5教科で23〜25、9教科で40以上という高い内申点を取っている傾向があります。学力試験での得点が最も重要視されると考えてよいでしょう。
主な併願校
公立高校 佐倉高等学校 小金高等学校 八千代高等学校
私立高校 専修大学松戸高等学校 八千代松陰高等学校 芝浦工業大学柏高等学校 江戸川女子高等学校 安田学園高等学校
日本大学習志野高等学校に設置されている学科・コース
1年次:共通カリキュラム まずは全員が同じスタートラインから、高校での学びの基礎を築きます。文系・理系のどちらにも対応できるよう、幅広い科目を学びます。
2年次以降のコース NPコース(国公立進学) :国公立大学への進学を目指すコースです。文系・理系ともに設置されており、受験に必要な科目に重点を置いたハイレベルな授業が展開されます。GAコース(総合進学) :早稲田、慶應、GMARCHなどの難関私立大学を目指すコースです。文系・理系に分かれ、基礎学力の定着と応用力の養成に力を入れます。CSTコース(日本大学理工学部進学) :理系のみに設置されている、日本大学理工学部への進学を目指す専門コースです。大学の講義を先取りできる高大連携教育が大きな特長です。
日本大学習志野高等学校の特色・校風
校風キーワード :文武両道、自主創造、落ち着いた雰囲気、理系志向
リアルな学校生活Q&A
宿題の量は? 「課題の量はそこまで多くなく、短時間で終えられる」という声がある一方で、「模試や小テストが多い」という意見も見られます。 日々の復習をしっかり行う習慣が大切になりそうです。
校則は厳しい? 全体的には「私立なのでこんなものかな」という意見が多く、常識の範囲内であれば厳しすぎると感じることは少ないようです。 スマホ :校内での使用は基本的に禁止ですが、ルールを守って使用している生徒が多いようです。服装・頭髪 :月に1回程度の頭髪服装検査があります。 スカート丈や髪色など、基本的な身だしなみはチェックされるようです。
生徒たちの雰囲気は? 真面目で落ち着いた生徒が多い印象です。特に、公立上位校の併願として入学してくる生徒が多く、学習意欲が高い環境と言えます。
アルバイトは可能? 原則として禁止ですが、郵便局での年末年始のアルバイトなど、学校の許可を得れば可能な場合もあるようです。
制服の評判は? オーソドックスなブレザースタイルです。特に個性的というわけではありませんが、清楚で品があると評判は良いようです。
土曜授業はある? 土曜授業は実施されています。
日本大学習志野高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 特に、フェンシング部、チアリーダー部は全国大会の常連として知られています。 剣道部や陸上部なども関東大会に出場するなど、輝かしい実績を誇ります。
文化部 吹奏楽部、美術部、化学部などが、コンクールや大会で優秀な成績を収めています。 部活動の種類は運動部・文化部合わせて30以上あり、ほとんどの生徒が何かしらの部に所属して高校生活を楽しんでいます。
イベント
桜理祭(文化祭) 毎年秋に開催される文化祭は、クラスごとの展示や発表、文化部の公演、有志団体によるステージなどで大変盛り上がります。
体育祭 学年・クラス対抗で様々な競技に熱中します。生徒たちの一体感が生まれる重要なイベントです。
修学旅行 2年次にはシンガポールへ行きます。 海外の文化に触れ、国際感覚を養う貴重な機会となっています。
その他 球技大会や芸術鑑賞会など、年間を通して様々な行事が企画されています。
日本大学習志野高等学校の進学実績
日本大学への内部進学 毎年、卒業生の約3〜4割が日本大学へ推薦で進学しています。 法学部、理工学部、芸術学部など、幅広い学部への進学が可能です。 内部進学には、高校3年間の成績と、複数回実施される「基礎学力到達度テスト」の結果が重要になります。
主な大学合格実績(2024年度の既卒生を含む実績) 国公立大学 :千葉大学11名、東京外国語大学2名など、合計29名が進学しています。難関私立大学(早慶上理・GMARCH) 早稲田大学:23名 慶應義塾大学:11名 上智大学:15名 東京理科大学:22名 明治大学:58名 青山学院大学:14名 立教大学:47名 中央大学:53名 法政大学:56名
進学サポート 各コースの特色あるカリキュラムに加え、放課後や長期休暇中の講習、個別の進路相談など、生徒一人ひとりの進路実現に向けた手厚いサポート体制が整っています。
日本大学習志野高等学校の特長・アピールポイント
日本大学理工学部との強力な高大連携 校舎が日本大学理工学部船橋キャンパス内にあり、日常的に大学の雰囲気を感じることができます。 CSTコースでは大学の授業を先取り履修することも可能です。
併設中学校がなく、全員が同じスタートライン 高校からの入学者のみなので、人間関係や学習進度で不安を感じることなく、新しい高校生活を始められます。
目標に合わせて選べる多彩なコース設定 2年次から国公立、難関私立、日大理工学部など、具体的な目標に合わせたコースで効率的に学習を進めることができます。
充実したICT教育環境 全生徒がタブレット端末を持ち、授業や課題、連絡事項などに活用しています。電子黒板なども整備され、主体的で対話的な学びを促進しています。
国際感覚を養うグローバル教育 2年次のシンガポール修学旅行や、希望者対象のオーストラリア夏季語学研修など、海外で異文化に触れる機会が豊富に用意されています。
大学のような開放的で綺麗な校舎 2011年に完成した新校舎は、広々としたラウンジや自習スペース、テラスなどがあり、快適な学習環境が整っています。
高いレベルで文武両道を実現できる環境 全国レベルで活躍する部活動に打ち込みながら、難関大学を目指せる環境は、学校全体の大きな魅力です。
日本大学習志野高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」 「大学のキャンパス内にあるので施設がとても綺麗で充実している」 「学習意欲の高い友人に囲まれて、自然と勉強する習慣がつく」 「部活動が盛んで、勉強との両立は大変だけど充実感がある」 「日本大学への進学という選択肢があるのは、精神的な安心感につながる」 「駅から学校の敷地までが近く、通学が安全で便利」
気になる点 「小テストや模試が多く、常に勉強に追われる感覚がある」という声があります。 「東葉高速鉄道の運賃が高い」という意見は、沿線外から通う生徒にとって切実な問題のようです。 「第一志望の公立に落ちて入った生徒と、第一志望で入った生徒とで少し温度差を感じることがある」という声も一部で見られます。 「校則が思ったより厳しいと感じることもある」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス 東葉高速鉄道「船橋日大前駅」西口下車、徒歩約5分 新京成線「北習志野駅」下車、徒歩約20分 北習志野駅からバスを利用し、「日大習志野高校」バス停下車、徒歩約3分
通学エリア 所在地である船橋市や習志野市、八千代市などを中心に、千葉県内全域から多くの生徒が通学しています。東京方面から通う生徒もいます。
日本大学習志野高等学校受験生へのワンポイントアドバイス