昇陽高等学校は、一人ひとりの「夢」や「なりたい姿」に寄り添い、その実現を力強くサポートしてくれる、大阪市此花区にある共学の私立高校です。多彩なコース設定が大きな魅力で、大学進学を目指すコースから、パティシエや介護福祉士といった専門職を育成するコースまで、幅広い選択肢が用意されています。あなたの「好き」や「得意」を伸ばしながら、希望の進路へと着実に歩んでいけるのが昇陽高等学校です。

この学校の魅力は、コースの多様性だけではありません。先生方の親身な指導や、最新の設備が整った学習環境も、多くの生徒から支持されています。クラブ活動も盛んで、全国レベルで活躍する部も多く、まさに文武両道を実践できる環境と言えるでしょう。

この記事では、そんな魅力あふれる昇陽高等学校について、偏差値や気になる口コミ、学校生活の様子などを詳しく解説していきます。この記事を読めば、きっとあなたも昇陽高校のファンになるはずです。

昇陽高等学校の基本情報

まずは、昇陽高等学校の基本的な情報を確認しておきましょう。

項目 内容
正式名称 昇陽高等学校
公立/私立の別 私立
共学/男子校/女子校の別 男女共学
所在地 〒554-0011 大阪府大阪市此花区朝日一丁目1番9号
代表電話番号 06-6461-0091
公式サイトURL https://www.oskshoyo.ed.jp/hs/

昇陽高等学校の偏差値・難易度・併願校

昇陽高等学校の偏差値はコースによって異なりますが、おおよそ39〜42の範囲です。この偏差値は、大阪府内の私立高校の中では標準的なレベルに位置します。自分の興味や目標に合わせてコースを選べるのが、昇陽高等学校の大きな特徴です。

  • 特進コース: 42

  • 看護・医療系進学コース: 41

  • パティシエコース: 41

  • ビジネス/公務員チャレンジコース: 41

  • 福祉コース: 41

  • ITフロンティアコース: 39

  • 進学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲコース: 39

同じくらいの偏差値の高校としては、大阪偕星学園高等学校、東大阪大学敬愛高等学校、大阪電気通信大学高等学校などがあります。

併願校としては、公立高校を目指す受験生が、実力相応の私立高校として選ぶケースが多いようです。具体的な併願パターンは受験生の学力や志望によって様々ですが、大阪市内の公立高校と組み合わせて受験する生徒が多い傾向にあります。

昇陽高等学校に設置されている学科・コース

昇陽高等学校の最大の魅力は、夢を形にするための多彩な学科・コース編成です。普通科と福祉科があり、それぞれの興味や進路希望に合わせて専門的な学びを深めることができます。

普通科

  • 特進コース: 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、ハイレベルな授業を展開します。少人数制で、一人ひとりに合わせた手厚い指導が魅力です。

  • 進学コース: 基礎学力の定着を図りながら、多様な進路実現を目指します。「標準進学」「看護医療進学」「幼児教育進学」「アスリート進学」といった専攻があり、それぞれの目標に特化した学習ができます。

  • ITフロンティアコース: プログラミングやドローン、eスポーツ、グラフィックなど、最先端のIT技術を学びます。これからの社会で求められる人材を育成するコースです。

  • ビジネス/公務員チャレンジコース: 企業への就職や公務員を目指すための実践的なスキルを養います。資格取得にも力を入れています。

  • パティシエコース: プロのパティシエから直接指導を受けられる本格的なコースです。製菓の実習はもちろん、店舗経営についても学べます。

  • 保育教育コース: 保育士や幼稚園教諭を目指すためのコースです。近隣の保育園と連携した実習など、実践的な学びが豊富です。

福祉科

  • 福祉コース: 介護福祉士の国家資格取得を目指します。校内に最新の介護実習室があり、実践的な技術を身につけることができます。

昇陽高等学校の特色・校風

昇陽高等学校は、「一人ひとりの個性を伸ばす」「面倒見が良い」というキーワードが似合う学校です。多彩なコースがあることからも分かるように、生徒の「やりたい」という気持ちを尊重し、全力で応援してくれる校風があります。

  • 校則: 口コミを見ると、「校則は厳しい」という声と「普通だと思う」という声の両方があります。特に頭髪や服装、メイクに関しては、定期的にチェックがあるようです。一方で、時代に合わせて少しずつ見直されているという意見もあります。スマホの使用については、校内での使用は原則禁止ですが、登下校時は許可されているようです。

  • 生徒の雰囲気: コースによって雰囲気は異なりますが、全体的には明るく元気な生徒が多いようです。専門的なコースでは、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら学校生活を送ることができます。

  • 宿題の量: 宿題の量は、コースや個人の取り組みによって差があるようですが、特に特進コースでは、日々の課題や週末課題など、多めに出される傾向があるようです。

  • アルバイト: アルバイトは原則として禁止されていますが、家庭の事情など特別な理由がある場合は、許可を得て行うことができるようです。

  • 制服: 紺を基調とした爽やかなデザインで、生徒からの評判は良いようです。女子はブレザーとチェックのスカートで、オプションでスラックスも選べます。

  • 土曜授業: 土曜授業は基本的にありませんが、進学希望者向けの講習や部活動などが行われています。

昇陽高等学校の部活動・イベント

部活動

昇陽高等学校は部活動が非常に盛んで、多くの部が全国レベルで活躍しています。運動部、文化部ともに充実しており、生徒の多くが部活動に加入し、活気にあふれています。

  • 運動部: 特に女子バレーボール部は春高バレーで全国3位に入るなどの輝かしい実績を誇ります。男子バレーボール部、ソフトテニス部、卓球部、ハンドボール部なども全国レベルの強豪です。

  • 文化部: 吹奏楽部、ダンス部、茶道部、ボランティア部など、様々な文化部があります。珍しい部活動としては、手話部などがあります。

イベント

昇陽高等学校では、生徒たちの手で作り上げる学校行事がたくさんあります。

  • 文化祭(昇陽フェスティバル): 毎年9月に行われ、各クラスや文化部が趣向を凝らした展示や発表、模擬店などで盛り上がります。

  • 体育大会: 6月に開催され、クラス対抗で様々な競技に熱中します。クラスの団結力が高まる一大イベントです。

  • 修学旅行: 2年生の11月に行われ、沖縄などを訪れます。事前学習にも力を入れており、平和学習などにも取り組みます。

  • 耐寒行事: 12月には、心身を鍛えることを目的に耐寒行事も実施されます。

昇陽高等学校の進学実績

昇陽高等学校は、生徒一人ひとりの希望進路に合わせた手厚いサポート体制が整っており、進学実績も着実に伸びています。土曜講習や長期休暇中の講習、個別の進路指導などを通じて、生徒の学力向上と目標達成を後押ししています。

  • 国公立大学: 近年、国公立大学への合格者も出てきています。

  • 難関私立大学: 関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学といった「関関同立」への合格実績があります。

  • その他: 近畿大学、龍谷大学、摂南大学、桃山学院大学、関西外国語大学など、多くの生徒が関西圏の主要私立大学へ進学しています。

  • 専門学校・就職: パティシエコースや福祉コース、ビジネス・公務員チャレンジコースの生徒は、学んだ専門知識を活かして、それぞれの分野の専門学校への進学や、企業・官公庁への就職を実現しています。

昇陽高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、昇陽高等学校ならではの強みやユニークな取り組みを紹介します。

  • 夢を形にする多彩なコース編成: 大学進学から専門職まで、8つの専門的なコースがあり、自分の興味・関心に合わせて学ぶことができます。

  • 独自の探究型実践学習「ミネルヴァ・プラン」: 週に1回、学校の外に出て地域探訪や施設見学などを行う体験型授業です。課題発見力や解決能力を養います。

  • プロフェッショナルによる直接指導: パティシエコースや福祉コースなどでは、その道のプロフェッショナルから直接指導を受けることができます。

  • 充実した施設・設備: 最新のIT設備や本格的な実習室など、専門的な学びを深めるための環境が整っています。

  • 手厚い進学・就職サポート: 「昇陽塾」と呼ばれる自習ブースでの個別指導や、きめ細やかな面談を通じて、一人ひとりの進路実現を力強くバックアップします。

  • 全国レベルで活躍する部活動: 女子バレーボール部をはじめ、多くの部活動が全国大会で活躍しており、高いレベルで文武両道を目指せます。

  • グローバルな視野を養う機会: 希望者には、オーストラリアの姉妹校への1年間留学プログラムも用意されています。

昇陽高等学校の口コミ・評判のまとめ

在校生や卒業生からのリアルな声を集めてみました。

  • 良い点:

    • 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が非常に多いです。

    • 「専門的なことを学べるコースがあり、将来の夢に直結する」と、コース設定への満足度が高いようです。

    • 「施設が綺麗で、特に実習室の設備が整っている」という意見も多く見られます。

    • 「部活動が盛んで、高い目標を持って打ち込める環境がある」

    • 「同じ目標を持つ友達と出会えて、充実した学校生活を送れる」

  • 気になる点:

    • 「校則が少し厳しいと感じる」という声が一定数あります。特に服装や頭髪に関する指導が厳しいと感じる生徒がいるようです。

    • 「コースによってクラスの雰囲気がかなり違う」という意見もあります。

    • 「駅から少し歩くので、雨の日は少し大変」と感じる人もいるようです。

    • イベントについて「スマホの使用が禁止される場面が多く、少し残念」という口コミも見られました。

アクセス・通学

昇陽高等学校は、複数の駅からアクセス可能で、通学に便利な立地にあります。

  • 最寄り駅からのアクセス:

    • 阪神なんば線「千鳥橋」駅下車、東へ徒歩約5分

    • JR環状線・ゆめ咲線「西九条」駅下車、北西へ徒歩約6分

  • 通学エリア:

    大阪市内を中心に、府内全域から生徒が通学しています。特に、此花区、西区、港区、福島区など、近隣のエリアからの通学者が多い傾向にあります。

昇陽高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

昇陽高等学校は、「将来やりたいことが決まっている」という人にも、「高校生活の中で夢を見つけたい」という人にも、ぴったりの場所です。多彩なコースの中から、自分の興味や関心に合った道を選び、専門的な知識や技術を身につけられるのは、昇陽高校の最大の魅力と言えるでしょう。もしあなたが、何か一つのことを極めたい、あるいは好きなことを通じて成長したいと願うなら、この学校は最高の環境を提供してくれます。

受験勉強においては、まずは基礎学力をしっかりと固めることが大切です。特に専願で受験を考えている人は、早い段階から過去問に取り組み、出題傾向を掴んでおきましょう。面接も重視される傾向があるので、なぜ昇陽高校で学びたいのか、入学して何をしたいのかを、自分の言葉でしっかりと伝えられるように準備しておくことをお勧めします。あなたの熱意と可能性を、昇陽高等学校はきっと受け止めてくれるはずです。頑張ってください!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。