東洋大学京北高等学校は、125年以上の歴史を誇る伝統校でありながら、2015年に現在の文京区白山に移転し共学化された、新しい魅力にもあふれた学校です。東洋大学の附属校として、そのスケールメリットを活かしつつも、生徒一人ひとりの個性を尊重し、「哲学教育」を軸に物事の本質を深く考える力を育む教育を実践しています。
東洋大学京北高等学校の基本情報
東洋大学京北高等学校の偏差値・難易度・併願校
難関進学クラス:約60 進学クラス:約55
東洋大学京北高等学校に設置されている学科・コース
難関進学クラス
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。発展的な内容の授業や演習が多く、高いレベルで仲間と切磋琢磨したい生徒におすすめです。 進学クラス
東洋大学への進学を視野に入れつつ、GMARCHをはじめとする有名私立大学を目指すコースです。基礎から応用まで着実に学力を伸ばし、部活動などにもしっかり打ち込みたい生徒に適しています。
東洋大学京北高等学校の特色・校風
宿題の量:
口コミを見ると、「量は普通」から「やや多め」という声が多いようです。特に難関進学クラスでは、日々の予習・復習が欠かせないようです。 校則:
校則は「厳しすぎず、緩すぎず」という意見が一般的です。スマホは校内での使用は原則禁止ですが、朝や放課後は使用できるなど、一定のルールのもとで許可されています。服装検査は定期的に行われるようです。 生徒たちの雰囲気:
真面目で落ち着いた生徒が多いと言われています。共学化してまだ歴史が浅いこともあり、男女ともに仲が良く、穏やかな雰囲気の中で学校生活を送っているようです。 アルバイト:
原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合もあるようです。 制服の評判:
上品な濃紺のブレザースタイルで、特に女子のスコットランドでデザインされたタータンチェックのスカートは評判が良いようです。 土曜授業:
土曜日も5時間の授業があり、しっかりと学習時間を確保しています。
東洋大学京北高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部では、特に剣道部やバスケットボール部が伝統的に強豪として知られています。剣道部は全国大会出場を目指して日々稽古に励んでいます。また、人工芝のグラウンドで活動するサッカー部やフットサル部も人気があります。 文化部では、科学部がオープンスクールや文化祭での実験発表で人気を集めていたり、吹奏楽部がコンクールや定期演奏会に向けて熱心に活動していたりします。 珍しい部活動としては、鉄道研究部や、お花を持ち帰ることができる華道部などもあります。
イベント
白山祭(文化祭):
毎年秋に開催される文化祭は、クラスごとの展示やステージ発表、部活動の成果発表など、非常に盛り上がります。生徒が主体となって企画・運営を行い、達成感を味わえる大きなイベントです。 体育祭:
体育祭も生徒たちの熱気にあふれる一日です。クラス対抗で様々な競技に臨み、仲間との絆を深めます。 学習オリエンテーション合宿:
高校入学直後の4月には、学習習慣の確立や仲間づくりを目的とした合宿が行われます。 修学旅行:
行き先は年によって異なりますが、平和学習や文化体験など、学びの多いプログラムが組まれています。
東洋大学京北高等学校の進学実績
国公立大学:
2024年度の入試では、北海道大学、東北大学、筑波大学、横浜国立大学、東京都立大学など、合計21名(既卒生含む)の合格者を出しています。 難関私立大学:
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった難関私立大学にも、2024年度は合計41名(既卒生含む)が合格しています。 GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)には、合計128名(既卒生含む)が合格しており、多くの生徒が目標を達成していることがわかります。 東洋大学への進学:
附属校推薦制度を利用して東洋大学へ進学する生徒も多く、2024年度は129名が合格しています。 これは、進路の選択肢として大きな安心材料になります。
東洋大学京北高等学校の特長・アピールポイント
「哲学教育」で思考力を鍛える:
創立以来の伝統である「哲学教育」を授業や行事に取り入れ、物事の本質を探究し、自分の頭で考える力を養います。 刑事裁判の傍聴や哲学対話など、ユニークなプログラムが多数用意されています。 東洋大学との高大連携プログラム:
附属校の強みを活かし、大学の授業を先取りして受講したり、大学の研究室を訪問したりする機会が豊富にあります。 「未来の科学者育成プロジェクト」など、理数教育にも力を入れています。 2015年完成の綺麗な新校舎:
広々とした人工芝のグラウンドや、最新のICT設備が整った図書館など、学習に集中できる快適な環境が魅力です。 グローバル教育の充実:
希望者対象の海外研修プログラムや、東洋大学の留学生と英語で交流するプログラムなどを通して、国際感覚を身につけることができます。 きめ細やかなキャリア教育:
社会の様々な分野で活躍する専門家を招いての「生き方講演会」など、生徒が将来の夢や目標を見つけるためのキャリア教育が充実しています。 ノーチャイム制と一足制:
授業の開始・終了をチャイムで知らせない「ノーチャイム制」や、上履きに履き替えない「一足制」を導入し、生徒の自主性を育んでいます。 落ち着いた学習環境:
小石川植物園に隣接する文京区の閑静なエリアにあり、緑豊かで落ち着いた環境で学ぶことができます。
東洋大学京北高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」という声が非常に多いです。 「施設が新しくて綺麗なので、毎日気持ちよく過ごせる」という意見も多数あります。 「哲学の授業を通して、物事を深く考える面白さを知った」と、特色ある教育を評価する声も目立ちます。 「東洋大学への推薦があるので、安心して受験勉強に臨める」といった、附属校ならではのメリットを挙げる生徒もいます。 「いじめが少なく、落ち着いた雰囲気で過ごしやすい」という口コミも見られます。
気になる点: 「校則が少し厳しいと感じることがある」特にスマートフォンの使用制限については、様々な意見があるようです。 「駅から少し歩くのが大変」という声も聞かれます。 「土曜授業があるので、週末の休みが少ないと感じる」という意見もあります。 「大学附属校なので、のんびりした雰囲気かと思ったら、意外と勉強は大変」という声もあり、入学後のギャップを感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
都営三田線「白山」駅 A2出口より徒歩6分 東京メトロ南北線「本駒込」駅 1番出口より徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅 1番出口より徒歩17分 東京メトロ千代田線「千駄木」駅 1番出口より徒歩19分
東洋大学京北高等学校受験生へのワンポイントアドバイス