梅花高等学校は、1878年に大阪で最初の女学校として創立された、歴史と伝統のある私立の女子校です。キリスト教精神を教育の基盤とし、「チャレンジ&エレガンス」をモットーに、品性と知性を兼ね備え、社会に貢献できる自立した女性の育成を目指しています。
梅花高等学校の基本情報
梅花高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科アドバンスコース特進Sコース: 56 普通科リベラルアーツコース国際教養専攻: 52 普通科アドバンスコース医療看護専攻: 50 普通科リベラルアーツコース調理・製菓専攻: 50 普通科リベラルアーツコース舞台芸術専攻: 50 普通科リベラルアーツコース総合進学専攻: 49 普通科リベラルアーツコースこども保育専攻: 49 普通科リベラルアーツコースアートデザイン・マンガ・イラスト専攻: 49
梅花高等学校に設置されている学科・コース
アドバンスコース 特進S専攻: 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、ハイレベルな授業や演習、勉強合宿などを行います。 医療看護専攻: 看護師や医療従事者を目指す生徒のための専攻です。梅花女子大学看護保健学部と連携し、専門的な知識や心構えを学びます。
リベラルアーツコース 総合進学専攻: 幅広い教養を身につけながら、4年制大学や短期大学、専門学校など、多様な進路を目指します。 国際教養専攻: 英語力の向上はもちろん、異文化理解を深めるプログラムが充実しています。カナダへの学期留学も可能です。 こども保育専攻: 保育士や幼稚園教諭を目指す生徒に最適です。併設の梅花幼稚園での実習などを通して、実践的に学びます。 調理・製菓専攻: プロのパティシエなどから直接指導を受けられる実習が豊富です。食に関する専門知識と技術を習得します。 舞台芸術専攻: バレエ、ダンス、声楽、演技などを本格的に学びます。梅田芸術劇場での発表会など、貴重な経験ができます。 アートデザイン・マンガ・イラスト専攻: デジタルイラストやマンガ制作など、専門的なスキルを基礎から学び、創造力を育みます。
梅花高等学校の特色・校風
校則: 口コミを見ると、「校則は厳しめ」という声が多いようです。 特に、スマートフォンの使用は厳しく制限されており、朝のホームルームで預け、帰りに返却されるという決まりがあります。 服装や頭髪に関する指導も行われる傾向があります。 宿題の量: コースや専攻によって差があるようですが、特に特進Sコースでは、日々の課題や小テストが多く、家庭での学習習慣が求められます。 生徒たちの雰囲気: 「女子校ならではの和気あいあいとした雰囲気」「男子がいないので気を使わず過ごせる」といったポジティブな意見がある一方で、「女子特有のグループができやすい」という声も見られます。 お嬢様学校というイメージを持たれることもありますが、実際には様々なタイプの生徒がいて、活発な生徒も多いようです。 制服の評判: 制服は、品のあるブレザースタイルで、生徒からの人気は比較的高いようです。ただし、過去にデザインが変更された経緯があり、現在のデザインについては様々な意見が見られます。 アルバイト: アルバイトは原則として禁止されています。 土曜授業: アドバンスコースの特進S専攻では土曜授業が行われています。 それ以外のコースでは基本的に土曜日は休みですが、講座などが開かれることもあるようです。
梅花高等学校の部活動・イベント
部活動
チアリーディング部: 梅花高等学校を象徴する部活動で、国内外の大会で数々の優勝経験を誇る強豪です。 その演技は圧巻で、学校全体の誇りとなっています。 ダンス部: こちらも全国大会で入賞する実力を持つ部活動です。 様々なジャンルのダンスに取り組み、表現力を磨いています。 その他の部活動: 運動部ではテニス部、バスケットボール部、バレーボール部など、文化部では吹奏楽部、書道部、競技かるた部などが活発に活動しています。
イベント
梅花祭(文化祭): 毎年9月に行われる最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、部活動の公演などで大変盛り上がります。 体育祭: 6月に行われ、クラス対抗で様々な競技に熱中します。 修学旅行: 高校2年生の秋に実施されます。行き先はオーストリア・チェコ、または北海道から選択できます(内容は変更される可能性があります)。 クリスマス礼拝: キリスト教学校ならではの荘厳な行事です。聖歌隊の歌声が響き渡り、厳かな雰囲気の中でクリスマスを祝います。
梅花高等学校の進学実績
国公立大学: 滋賀大学、奈良女子大学、大阪公立大学などへの合格実績があります。 特進S専攻を中心に、国公立大学を目指す生徒へのサポート体制が整っています。 難関私立大学: 関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)をはじめ、多くの難関私立大学への合格者を出しています。指定校推薦枠も充実しており、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学など約160の大学から740名以上の推薦枠があります。 梅花女子大学への内部進学: 併設の梅花女子大学へは、学内推薦制度を利用して進学する生徒も多く、全体の約3割がこの制度を利用しています。 看護保健学部や心理こども学部など、高校での学びに直結した学部へ進むことができます。 その他の進路: 宝塚音楽学校へ11年連続で合格者を輩出している(2024年時点)など、舞台芸術専攻からの進路も特色の一つです。 その他、専門学校への進学や就職など、多様な進路選択が可能です。
梅花高等学校の特長・アピールポイント
夢を実現するための多彩なコース・専攻: 将来の目標に合わせて専門性を高められる8つの専攻があり、自分の「好き」や「得意」をとことん追求できる環境です。 充実したグローバル教育: カナダへの学期留学やオーストラリアへの夏期語学研修、イングリッシュキャンプなど、実践的な英語力と国際感覚を養うプログラムが豊富に用意されています。 全国トップレベルの部活動: 世界一にも輝いたチアリーディング部や全国レベルのダンス部など、高い目標を持って活動できる部活動が多数あります。 梅花女子大学との高大連携: 大学の施設を利用したり、大学教員から直接指導を受けたりと、高校にいながら大学レベルの学びに触れる機会が豊富にあります。 伝統に裏打ちされた品性を育む教育: キリスト教の教えに基づき、礼拝や宗教行事を通して、感謝の心や他者を思いやる心を育んでいます。 いけばなや茶道といった伝統文化を学ぶ機会もあります。 最新のICT教育環境: 生徒一人ひとりがiPadを持ち、授業や探究活動に活用しています。校内には「Silicon Valley Lab.」といった先進的な施設も整っています。 きめ細やかな進路サポート: 生徒一人ひとりの進路希望に寄り添い、豊富な指定校推薦枠や学内推薦制度を活かして、夢の実現を力強くサポートします。
梅花高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「自分のやりたいことに合わせてコースが選べるのが良い」 「先生方が親身になって相談に乗ってくれる」 「施設が綺麗で充実している(図書館、体育館、食堂など)」 「チア部やダンス部など、全国レベルの部活で頑張れる」 「女子だけなので、のびのびと学校生活が送れる」 「梅花女子大学への内部進学があるので安心感がある」
気になる点 「校則が厳しい。特にスマホの使用制限が不便」 「駅から少し歩くので、アクセスが少し大変」 「お嬢様学校のイメージがあるが、実際はそうでもない」 「コースによって生徒の雰囲気や勉強への意識が違うように感じる」 「女子校特有の人間関係に気を使うことがある」
アクセス・通学
阪急宝塚線「豊中駅」から徒歩約13分 大阪モノレール「少路駅」からスクールバスで約10分 北大阪急行「千里中央駅」から阪急バスで約23分、「梅花学園前」下車すぐ 北大阪急行「桃山台駅」から阪急バスで約18分、「梅花学園前」下車すぐ
梅花高等学校受験生へのワンポイントアドバイス