神戸市立科学技術高等学校は、未来のエンジニアを目指す君にぴったりの、専門的な知識と技術をとことん学べる魅力あふれる学校です。通称「科技高(かぎこう)」として知られ、ものづくりや科学の世界に興味がある生徒たちが集まり、日々切磋琢磨しています。最新の設備が整った環境で、夢中になれる何かを見つけられるのが、この神戸市立科学技術高等学校の大きな特長です。
神戸市立科学技術高等学校の基本情報
神戸市立科学技術高等学校の偏差値・難易度・併願校
科学工学科: 50 機械工学科: 48 都市工学科: 48 電気情報工学科: 47
神戸市立科学技術高等学校に設置されている学科・コース
機械工学科 どんなことを学ぶ場所か:機械の設計から製造、制御まで、ものづくりの基本となる知識と技術を幅広く学びます。 どんな生徒におすすめか:ロボットや自動車など、動く「モノ」の仕組みに興味があり、自分の手で何かを作り出すのが好きな人におすすめです。
電気情報工学科 どんなことを学ぶ場所か:電気エネルギーや電子回路、プログラミング、情報通信など、現代社会に不可欠な電気と情報の技術を学びます。 どんな生徒におすすめか:パソコンやスマートフォン、AI、IoTといった最先端技術に興味があり、未来のIT社会を支えたい人におすすめです。
都市工学科 どんなことを学ぶ場所か:人々が安全で快適に暮らせる街づくりのため、道路や橋などの設計・施工(土木)や、建築物の設計・デザイン(建築)について学びます。 どんな生徒におすすめか:地図を見たり、建物や街並みを眺めたりするのが好きで、未来の街づくりに貢献したい人におすすめです。
科学工学科 どんなことを学ぶ場所か:化学(Chemistry)や生物(Biology)を基礎から応用まで学び、環境分析や新素材開発など、科学の力で社会問題の解決を目指します。 どんな生徒におすすめか:実験や観察が好きで、環境問題や食品、医薬品など、身の回りの化学現象を探究したい人におすすめです。進学を重視したカリキュラムが特徴です。
神戸市立科学技術高等学校の特色・校風
宿題の量:専門的な実習やレポート課題などがあるため、決して少なくはないようですが、計画的に取り組めば十分にこなせる量だという声が多いです。 校則:頭髪や服装に関する指導はありますが、他の高校と比較して特別厳しいというわけではないようです。スマートフォンの校内での使用は原則禁止されているなど、学ぶ環境を大切にするためのルールが定められています。 生徒たちの雰囲気:ものづくりや科学が好きな生徒が集まっているため、共通の話題で盛り上がれる仲間を見つけやすい環境です。真面目で探究心旺盛な生徒が多い一方で、学校行事や部活動にも積極的に参加する活発な生徒もたくさんいます。 アルバイト:原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより許可される場合もあるようです。 制服:男子はブレザー、女子もブレザーで、落ち着いたデザインが評判です。 土曜授業:基本的に土曜授業はありません。 施設:実習設備は県内トップクラスの充実度を誇り、デジタル化に対応した最新の機器も揃っています。 校舎は定時制の神戸市立神戸工科高等学校と共用しており、冷暖房やエレベーターも完備され、快適な学習環境が整っています。
神戸市立科学技術高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 機械工作部:ロボット競技の全国大会で常に上位入賞を果たす強豪です。二足歩行ロボットの格闘技大会「ROBO-ONE」で活躍するなど、その技術力は全国レベルで知られています。 アイデアあふれるユニークなロボット製作も行っています。 ラグビー部、サッカー部、バレーボール部など:多くの運動部が県大会で上位の成績を収めており、近畿大会や全国大会に出場する部も少なくありません。
全体の様子
運動部、文化部ともに種類が豊富で、多くの生徒が部活動に加入し、学業と両立しながら熱心に活動しています。ものづくり系の研究会も多数あり、学科で学んだ知識をさらに深め、実践的なスキルを磨くことができます。
イベント
文化祭(科技高祭):毎年秋に開催される最大のイベントです。各クラスや部活動が、日頃の学習成果や活動内容を発表する展示や模擬店、ステージ発表などを行い、大変な盛り上がりを見せます。 体育大会:学科対抗のリレーなど、科技高ならではの種目もあり、毎年白熱した戦いが繰り広げられます。生徒たちはクラスTシャツなどを揃え、一致団結して競技や応援に臨みます。 修学旅行:行き先は年度によって異なりますが、仲間との絆を深める貴重な体験となります。 課題研究発表会:3年生が1年間かけて取り組んだ研究の成果を発表する場で、専門的な内容の濃い発表が多く、科技高の学びの集大成と言えるイベントです。
神戸市立科学技術高等学校の進学実績
国公立大学
国公立大学へは、工業科推薦などを活用して進学する生徒が多くいます。主な進学先として、兵庫県立大学、豊橋技術科学大学、名古屋工業大学、京都教育大学、徳島大学、高知大学などがあります。 難関私立大学
関西の難関私立大学(関関同立など)や、理工系の有名私立大学への進学者もいます。甲南大学や立命館大学とは高大連携も進んでいます。 その他
進学先は4年制大学だけでなく、神戸市立工業高等専門学校(高専)への編入学や、専門学校へ進む生徒もいます。 また、就職希望者に対しては、大手企業や地元の優良企業への道が開かれており、高い就職率を誇ります。 1年生の時から段階的な進路指導が行われ、指定校推薦の枠も多数あります。
神戸市立科学技術高等学校の特長・アピールポイント
県内トップクラスの充実した実習設備:デジタル化に対応した最新の機器が揃っており、「やる気さえあればどんなものでも作れる」環境が整っています。 実践的な「ものづくり教育」:各学科で専門的な実習授業が豊富にあり、手を動かしながら本物の技術を学ぶことができます。 手厚いキャリアサポート:入学直後から始まる段階的な進路指導で、大学進学から就職まで、一人ひとりの夢の実現を強力にサポートします。 大学や企業との連携:甲南大学や立命館大学との高大連携プログラムや、企業へのインターンシップが盛んに行われており、社会の最前線に触れる機会が豊富です。 全国レベルで活躍する部活動:特に機械工作部をはじめとする「ものづくり系」の部活動は全国的に有名で、高いレベルで技術を磨くことができます。 資格取得への強力なバックアップ:授業や放課後の補習などを通じて、様々な専門資格の取得を学校全体でサポートしています。 未来志向型エンジニアの育成:専門知識だけでなく、社会で活躍するための人間性や課題解決能力を育む教育を重視しています。
神戸市立科学技術高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「専門的なことを深く学びたい人には最高の環境。設備が本当にすごい。」 「就職にも進学にも強く、先生方が親身に進路相談に乗ってくれる。」 「同じ趣味や目標を持つ友達が見つかりやすい。オタク気質な人が多くて楽しい。」 「部活動が盛んで、勉強と両立して充実した高校生活が送れる。」 「資格がたくさん取れるので、将来の選択肢が広がる。」 「校舎が綺麗で、クーラーなどの設備も整っていて快適。」
気になる点 「専門科目の勉強は、興味がないとついていくのが大変かもしれない。」 「課題やレポートが多く、楽な高校生活を送りたい人には向かないかも。」 「校則でスマホが使えないのが少し不便。」 「工業高校なので、男子生徒の割合が高い学科が多い。」
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス JR神戸線「灘」駅 南口から徒歩約5分 阪神本線「岩屋」駅から徒歩約6〜7分 阪急神戸線「王子公園」駅から徒歩約10分
神戸市立科学技術高等学校受験生へのワンポイントアドバイス