高校受験を控えた皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。進学アドバイザーとして、皆さんの高校選びを全力でサポートさせていただきます。今回ご紹介するのは、兵庫県の私立高校、神戸弘陵学園高等学校です。広大な敷地と緑豊かな自然に囲まれた環境で、「奮闘努力・質実剛健・尊敬慈愛」の校訓のもと、生徒一人ひとりが自分の夢を追いかけることを応援しています。

神戸弘陵学園高等学校は、2014年度から男女共学となり、新しい風が吹き込んでいる学校です。特進から体育まで、生徒の多様な目標に対応した4つのコースが用意されており、「どの生徒にも居場所のある学校」を目指したきめ細やかな指導が特長です。勉強に打ち込みたい人も、スポーツで全国を目指したい人も、きっと自分らしく輝ける場所が見つかるでしょう。

この神戸弘陵学園高等学校の魅力を、偏差値や進学実績、そして気になる学校生活の評判まで、詳しく掘り下げていきます。皆さんがこの学校で送る高校生活を具体的にイメージできるよう、分かりやすくまとめていますので、ぜひ最後まで読み進めて、あなたの進路選択の参考にしてください。

神戸弘陵学園高等学校の基本情報

項目 内容
正式名称 神戸弘陵学園高等学校
公立/私立の別 私立
共学/男子校/女子校の別 共学
所在地 〒651-1101 兵庫県神戸市北区山田町小部妙賀山10-4
代表電話番号 078-593-3535
公式サイトのURL https://www.kobe-koryo.ed.jp/

神戸弘陵学園高等学校の偏差値・難易度・併願校

神戸弘陵学園高等学校の偏差値は、コースによって幅があり、全体としては40から49程度とされています。

学科・コース名 偏差値(目安)
普通科特進コース 49
普通科総合進学コース 41
普通科総合教育コース 40
普通科体育特選コース 40

神戸弘陵学園高校の難易度は、特進コースが最も高く、国公立大学や難関私立大学を目指すためのカリキュラムが組まれています。同じくらいの偏差値帯の公立高校としては、宝塚東高校(普通科)や明石清水高校(普通科)、神戸鈴蘭台高校(普通科)などが併願校の例として挙げられることがあります。合格に必要な内申点の目安はコースによって異なりますが、特進コースを目指す場合は、日頃から高い評定を維持することが重要になります。

主な併願校としては、公立高校では上記の例のほか、播磨農業高校(農業経営科)や科学技術高校(科学工学科)など、多様な進路を考える生徒が受験している傾向が見られます。私立高校の併願については、志望するコースのレベルに合わせて、同じ神戸市北区や近隣エリアの私立高校を検討するのが一般的です。

神戸弘陵学園高等学校に設置されている学科・コース

神戸弘陵学園高等学校には、生徒の多様な目標と学力に対応するため、個性豊かな4つのコースが設置されています。

  • 特進コース – 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコース。90分授業や土曜補習で徹底的に学力を高めたい、高い目標を持つ生徒におすすめです。

  • 進学コース – 基礎学力の定着から応用力までをバランス良く養い、幅広い進路選択に対応できる力を身につける。将来の目標をじっくり考えたい生徒や、部活動と勉強を両立したい生徒におすすめです。

  • 総合コース – 基礎・基本の学習に重点を置き、高校での学びをしっかりと定着させることを目指す。勉強が苦手でも、高校生活を楽しみながら自分のペースで学びたい生徒におすすめです。

  • 体育コース – スポーツに特化したカリキュラムで、競技力向上と人間力育成を目指す。プロ選手や体育系大学への進学を目指し、部活動に全力で打ち込みたい生徒におすすめです。

神戸弘陵学園高校では、これらのコースを通じて、生徒一人ひとりの夢の実現をサポートしています。

神戸弘陵学園高等学校の特色・校風

神戸弘陵学園高等学校の校風は、「奮闘努力」「質実剛健」「尊敬慈愛」という校訓に表されるように、目標に向かってひたむきに努力する姿勢と、他者を思いやる心を大切にする文化が根付いています。特に運動部が全国レベルで活躍していることから、学校全体に活発で文武両道を目指す雰囲気が強くあります。

中学生の皆さんが気になる学校生活の具体的な評判について、口コミを基にまとめました。

  • 宿題の量: コースによって傾向が異なります。特進コースでは、90分授業や全員参加の土曜補習があるため、進学に向けた学習量は多いと推測されます。一方で、他のコースの生徒からは「40分授業で楽」という声もあり、自分の目標に合わせた学習ペースで取り組める環境があるようです。

  • 校則: 基本的な生活習慣の確立に重点を置いており、「挨拶の励行」「言葉遣い」「頭髪・服装を清潔・端正にすること」といった指導が徹底されているようです。髪を染めることはできませんが、携帯電話の持ち込みは許可されており、時代に合わせた柔軟な対応も見られます。

  • 生徒たちの雰囲気: 運動部が非常に活発で、特に体育コースの生徒は部活動に熱心に打ち込んでいます。全体的に真面目に部活動に取り組む生徒が多く、活気にあふれた雰囲気だという声が多いです。

  • アルバイト: 学校の許可を得ればアルバイトは可能です。家庭の事情などでアルバイトが必要な生徒にとっては安心できる点です。

  • 制服の評判: 2024年度より制服が一新され、ジェンダーフリーに対応したブレザーが導入されました。薄めのブラウンを基調とした落ち着いたデザインで、受験生からの評判も良いようです。

  • 土曜授業: 特進コースでは、大学受験に向けた学力アップのため、土曜日に全員参加の補習が行われています。

神戸弘陵学園高校は、生徒一人ひとりの居場所を確保するため、スクールカウンセラーの常駐など、手厚いサポート体制を整えている点も大きな特色です。

神戸弘陵学園高等学校の部活動・イベント

部活動

神戸弘陵学園高等学校では、体育クラブと文化クラブが非常に活発に活動しており、近畿大会や全国大会に出場するクラブも多数あります。生徒たちは自分の可能性に挑戦し、日々練習に励んでいます。

特に実績が豊富で有名な部活動としては、以下のものが挙げられます。

  • 女子硬式野球部: 全国高等学校女子硬式野球選抜大会で優勝するなど、全国トップレベルの実績を誇ります。

  • 男子硬式野球部・男子サッカー部: どちらも全国大会に何度も出場しており、プロ選手を輩出するなど、高い競技レベルを維持しています。

  • 女子サッカー部・バレーボール部: こちらも全国大会出場実績があり、運動部全体が学校の顔となっています。

また、珍しい部活動としては、マーチングバンド部があり、地域のイベントや学校行事で華やかな演奏・演技を披露し、学校の文化活動を盛り上げています。その他にも、軽音部、美術部、放送部、ESS部など、文化部も充実しており、運動部・文化部ともに生徒の興味に応じた活動の場が提供されています。部活動への参加率は約7割という情報もあり、多くの生徒が活動に打ち込んでいるようです。

イベント

神戸弘陵学園高等学校の高校生活を彩るイベントも充実しています。

  • 弘陵祭(文化祭): 毎年9月に開催される学校最大のイベントの一つです。生徒たちが主体となって企画・運営し、クラスや部活動ごとの出し物で盛り上がります。

  • 体育祭: 10月に実施される体育祭は、生徒たちがチーム一丸となって競技に挑み、クラスやコースの団結力を高める重要なイベントです。

  • 修学旅行: 2年生の2月に北海道へ行くことが恒例となっているようです。高校生活の思い出を作る大切な行事として実施されています。

  • 進路ガイダンス・夏季講習: イベントだけでなく、進路実現に向けたガイダンスや、長期休暇中の夏季講習なども年間行事として組み込まれており、学習面でのサポートも充実しています。

神戸弘陵学園高等学校の進学実績

神戸弘陵学園高等学校は、生徒の多様な進路希望に応じた手厚い指導の結果、幅広い進路実績を残しています。

最新の進学実績(過去5年分、2024年実績含む)を見ると、国公立大学や難関私立大学への合格者も輩出しています。

  • 国公立大学: 東京学藝大学、神戸市看護大学、広島大学、東京都立大学、兵庫県立大学、大阪公立大学、岡山大学、滋賀大学、京都教育大学など、全国の国公立大学に合格者を輩出しています。

  • 難関私立大学: 関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学(いわゆる関関同立)や、法政大学、中央大学といった難関私立大学への合格実績もあります。

  • その他、進学者が多い大学や専門学校、就職などの進路: 神戸学院大学、京都産業大学、甲南大学、龍谷大学など近畿圏の主要私立大学への進学者が多数を占めています。また、専門学校への進学者や、川崎重工業、伊藤ハム、兵庫県警、自衛隊、さらにはプロスポーツチームへの就職実績も豊富です。

神戸弘陵学園高校では、進学実績に結びつく取り組みとして、進学指導に力を入れています。1年次から進学補習を実施し、定期的な模試で学力アップを図っています。また、小論文や面接の個別指導も行い、生徒一人ひとりの進路実現に向けてきめ細かくサポートしています。就職希望者に対しても、夏季の就職補習やSPI模試、模擬面接など、実践的な指導を随時行っています。

神戸弘陵学園高等学校の特長・アピールポイント

神戸弘陵学園高等学校は、生徒の夢を応援し、社会で活躍できる人材を育成するためのユニークな取り組みや強みを持っています。

  1. 個性豊かな4コース制: 特進から体育まで、生徒の目標や学力レベルに合わせた4つのコースがあり、それぞれの夢に合わせた専門的な学びを提供しています。

  2. 全国レベルの部活動: 女子硬式野球部をはじめ、男子サッカー部、野球部など、多くの運動部が全国大会で活躍しており、スポーツに打ち込みたい生徒にとって最高の環境です。

  3. 手厚い進路サポート: 1年次からの進学補習や個別面接指導、就職希望者への専門的な補習など、進学・就職の両面で生徒の将来を徹底的にサポートする体制が整っています。

  4. 「どの生徒にも居場所のある学校」づくり: スクールカウンセラーの常駐や、教職員が一丸となったきめ細やかな指導により、生徒一人ひとりが安心して学校生活を送れる環境づくりに注力しています。

  5. 最新のICT設備と施設: 全教室に電子黒板が整備され、タブレット端末を活用した授業が行われるなど、変化する時代に対応した学習環境が整っています。

  6. ジェンダーフリー対応の新制服: 2024年度よりブレザーに一新され、多様性を尊重した制服が導入されました。

  7. 主体的な学びを促す特色ある授業: 特進コースの90分授業や、生徒の「思考力」「表現力」「判断力」を育むための探究的な学習を取り入れ、社会で生きる力の育成に努めています。

神戸弘陵学園高等学校の口コミ・評判のまとめ

神戸弘陵学園高等学校について、在校生や卒業生、保護者の方々から寄せられた口コミや評判を公平にまとめました。

良い点(ポジティブな口コミ)

  • 「部活動が非常に活発で、スポーツに打ち込みたい人には最高の環境だ」という声が多数あります。特に全国レベルで活躍する部活動があるため、高い目標を持って取り組めます。

  • 「先生方のサポートが手厚く、親身に相談に乗ってくれる」という意見があります。

  • 「2024年度から制服が新しくなり、デザインがとても良い」と評判です。

  • 「携帯電話の持ち込みや、許可を得ればアルバイトも可能で、比較的自由な面もある」という声もあります。

  • 「施設・設備が新しくなり、人工芝のグラウンドや電子黒板など、学習環境が充実している」という意見が見られます。

気になる点(ネガティブな口コミ・注意点)

  • 「大学進学を目指すなら、特進コース以外は自分でしっかり勉強する必要がある」「体育コースがメインの学校という雰囲気がある」といった声もあり、コースによって学習への意識に差がある可能性があります。

  • 「駅から徒歩15分以上と、少し遠いのが難点」という意見があります。ただし、2024年度より北鈴蘭台駅との間でシャトルバスの運行が開始され、利便性が向上しています。

  • 「校則は基本的な部分で厳しく指導される」という声もあり、特に頭髪や服装については注意が必要です。

アクセス・通学

神戸弘陵学園高等学校は、六甲山系に囲まれた自然豊かな環境にあります。

  • 最寄り駅: 神戸電鉄「北鈴蘭台」駅

  • アクセス方法:

    • 神戸電鉄「北鈴蘭台」駅から徒歩約15分。

    • 2024年度より、北鈴蘭台駅と学校を結ぶシャトルバスの運行が開始されました。

    • 阪急バスの「峠[小部]」または「五辻」バス停から徒歩約10分というアクセス方法もあります。

神戸弘陵学園高等学校は神戸市北区に位置していますが、神戸電鉄やバス、スクールバスを利用して、神戸市内だけでなく、広範囲のエリアから通学している生徒が多い傾向にあります。

神戸弘陵学園高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

神戸弘陵学園高等学校を目指す受験生の皆さん、あなたの夢を追いかける場所として、弘陵は最高の環境を提供してくれます。

この神戸弘陵学園高校は、特に「部活動で全国を目指したい」「スポーツと勉強を両立させたい」という明確な目標を持つ生徒に特におすすめです。また、「勉強が苦手でも、高校で基礎からしっかり学び直したい」という生徒にも、総合コースや進学コースで手厚いサポートが受けられます。

受験勉強では、まず志望するコースのレベルを正確に把握することが重要です。特進コースを目指すなら、過去問を徹底的に分析し、特に英語・数学・国語の基礎学力の定着と応用力養成に力を入れましょう。他のコースを目指す場合も、基礎・基本を疎かにせず、内申点の確保にも努めてください。神戸弘陵学園高校は、あなたの「夢を追いかけろ!」という熱意を全力でサポートしてくれる学校です。自信を持って、受験に臨んでください!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。