神戸野田高等学校は、神戸市長田区にキャンパスを構え、100年近い歴史と伝統を持つ私立の共学校です。大正15年の創立以来、「質実剛健にして進取の気性を持て」という建学の精神のもと、生徒一人ひとりの才能と可能性を最大限に引き出す教育を実践してきました。
神戸野田高等学校の基本情報
神戸野田高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特進Sコース:58-59 普通科特進グローバル英語コース:57-58 普通科特進アドバンスコース:51 普通科進学総合コース:48
神戸野田高等学校に設置されている学科・コース
特進Sコース
国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すコースです。 少人数制のクラスで、放課後の演習や個別指導など、手厚いサポートを受けながら実戦力を強化します。 高いレベルで切磋琢磨したい、目標に向かってとことん勉強に打ち込みたい生徒におすすめです。 特進グローバル英語(GE)コース
実践的な英語力を身につけ、グローバル社会で活躍することを目指すコースです。 留学プログラムが充実しており、ネイティブ教員による授業も豊富です。 将来、海外で働きたい、英語を使ってコミュニケーションを取りたいという強い意欲のある生徒に最適です。 特進アドバンス(A)コース
部活動と勉強を高いレベルで両立させながら、多様な大学への進学を目指すコースです。文系・理系だけでなく、スポーツ系の選択もあり、それぞれの目標に合わせたカリキュラムが組まれています。 文武両道を実現し、充実した高校生活を送りたい生徒におすすめです。 進学総合コース
2年次から5つの分野(人間科学系、自然科学系、情報サイエンス系、創造表現系、健康スポーツ系)に分かれ、自分の興味や関心を深く探求できるコースです。 大学進学だけでなく、専門学校や就職など、幅広い進路に対応しています。 自分の「好き」を見つけて、将来の夢に繋げたい生徒にぴったりのコースです。
神戸野田高等学校の特色・校風
宿題の量 : コースによって差があるようですが、特に特進コースでは毎日コツコツ取り組む必要のある量の課題が出されることが多いようです。進学総合コースは、自分のペースで学習を進めやすいという声もあります。校則 : 他の私立高校と比較すると、標準的かやや厳しめという意見が見られます。特に頭髪や服装に関する指導は定期的に行われるようです。スマートフォンの使用については、校内での使用は原則禁止ですが、ルールを守って使用している生徒が多いようです。生徒たちの雰囲気 : 真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、部活動や学校行事には積極的に参加する活発な生徒も多く、バランスが取れているようです。コースごとに雰囲気が異なり、特進コースは学習意欲の高い生徒が集まり、進学総合コースは多彩な個性を持つ生徒が集まる傾向があります。アルバイト : 原則として禁止されていますが、家庭の事情などにより届け出をすれば許可される場合もあるようです。制服の評判 : 女子の制服は、品があり可愛らしいと評判です。男子の制服も、シンプルでスタイリッシュなデザインが好評のようです。土曜授業 : 特進コースでは土曜日にも授業や講習が行われることがあります。
神戸野田高等学校の部活動・イベント
部活動
運動部 :
特に女子サッカー部と女子ソフトボール部は全国屈指の強豪校として知られています。 女子サッカー部は、全日本高等学校女子サッカー選手権大会で何度も優勝経験があり、多くのプロ選手や日本代表選手を輩出しています。また、ダンス部も全国大会の常連で、表現力豊かなパフォーマンスで高い評価を得ています。他にも、バレーボール部や陸上競技部なども近畿大会や全国大会で活躍しています。 文化部 :
文化部も多種多様なクラブがあり、活発に活動しています。吹奏楽部は各種コンクールで優秀な成績を収めており、定期演奏会は多くの観客を集めます。また、珍しい部活動としてe-sports部があり、最新の設備で本格的な活動を行っています。書道部や美術部、放送部なども、文化祭や地域のイベントで日頃の成果を発表しています。
イベント
文化祭(NODAFES) :
毎年秋に開催される文化祭は「NODAFES」という愛称で親しまれ、地域でも評判の大きなイベントです。各クラスや文化部が趣向を凝らした展示やステージ発表を行い、大変な盛り上がりを見せます。模擬店や有志によるパフォーマンスなど、生徒たちのエネルギーが爆発する2日間です。 体育祭 :
体育祭は、クラス対抗で様々な競技に熱戦を繰り広げます。学年を超えてクラスが団結し、応援にも熱が入ります。伝統の応援合戦は、各クラスが夏休み前から練習を重ねるなど、体育祭の大きな見どころの一つです。 修学旅行 :
修学旅行は、コースによって行き先が異なります。国内の観光地を訪れるコースのほか、特進グローバル英語コースではオーストラリアやニュージーランドでの海外研修が実施されるなど、国際感覚を養う貴重な機会となっています。
神戸野田高等学校の進学実績
国公立大学 :
兵庫県立大学、神戸市外国語大学、大阪府立大学、埼玉大学など、毎年国公立大学への合格者を輩出しています。 難関私立大学 :
「関関同立」(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)には合計で35名(2022年度)が合格するなど、安定した実績があります。 早稲田大学や法政大学といった関東の難関大学への合格者も出ています。 その他 :
近畿大学、甲南大学、神戸学院大学、京都産業大学、龍谷大学など、関西の主要私立大学に多くの生徒が進学しています。 また、看護・医療系の専門学校や、地元の優良企業への就職など、大学進学以外の進路選択もサポートしています。
神戸野田高等学校の特長・アピールポイント
多様な夢に対応する4つのコース設定
国公立大学を目指す特進Sコースから、グローバルな人材を育成する特進GEコース、文武両道を志す特進Aコース、そして自分の「好き」を追求できる進学総合コースまで、一人ひとりの目標に合わせた学びの場が用意されています。 全国レベルで活躍する部活動
女子サッカー部やダンス部、女子ソフトボール部をはじめ、多くの部活動が全国大会で輝かしい実績を残しています。 高いレベルでスポーツや文化活動に打ち込みたい生徒にとって、最高の環境が整っています。 充実したICT教育環境と施設
校内にはWi-Fiが完備され、生徒一人ひとりがタブレット端末を活用した授業を受けられます。マルチメディアスタジオや複数のコンピュータ室など、最先端の学習をサポートする施設が充実しています。 本格的なグローバル教育プログラム
特進グローバル英語コースを中心に、ターム留学や海外の姉妹校との交流など、実践的な英語力と国際感覚を養う機会が豊富に用意されています。 2026年完成予定の全天候型多目的グラウンド
創立100周年に向けて、人工芝のグラウンドやゴムチップ舗装のトラックを備えた新しいグラウンドの整備が進められています。 これにより、体育の授業や部活動の環境がさらに向上することが期待されます。
神戸野田高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 :「先生方が親身になって進路相談に乗ってくれる」「質問に行くと丁寧に教えてくれる」など、先生のサポートが手厚いという声が多く見られます。 「施設が綺麗で充実している」「図書館や自習室が使いやすく、勉強に集中できる」といった、学習環境の良さを評価する意見が多数あります。 「部活動が盛んで、目標を持って頑張れる仲間がたくさんいる」「文化祭や体育祭などの行事がとても楽しく、クラスの団結力が深まる」というように、学校生活の充実度に関するポジティブな口コミが目立ちます。 「コースが細かく分かれているので、自分に合ったレベルで勉強できるのが良い」という、多様なコース設定への満足度も高いようです。
気になる点 :「校則が少し厳しいと感じることがある」「頭髪や服装のチェックが厳しい」といった、校則に関する意見が見られます。 「コースによって生徒の雰囲気がかなり違う」「一部の生徒のマナーが気になることがある」という声も一部で聞かれます。 「駅から少し歩くので、雨の日は少し大変」「坂道があるので夏はきつい」といった、立地に関する意見もあります。 「先生によって授業の分かりやすさに差がある」という指摘も一部で見られました。
アクセス・通学
最寄り駅からのアクセス :JR山陽本線「鷹取」駅から徒歩約7分 JR山陽本線・神戸市営地下鉄「新長田」駅から徒歩約13分 神戸市営地下鉄海岸線「駒ヶ林」駅から徒歩約13分