近畿大学附属豊岡高等学校は、兵庫県豊岡市に位置し、豊かな自然環境の中で「知・徳・体・感」のバランスがとれた人づくりを目指す私立の共学校です。 近畿大学の附属校としての強みを活かし、質の高い教育を提供していることで知られています。生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、未来社会で活躍できる人材の育成に取り組む近畿大学附属豊岡高等学校は、但馬地域における進学校として確固たる地位を築いています。
近畿大学附属豊岡高等学校の基本情報
近畿大学附属豊岡高等学校の偏差値・難易度・併願校
特進コース:偏差値 58 進学コース:偏差値 47
近畿大学附属豊岡高等学校に設置されている学科・コース
特進コース どんなことを学ぶ場所か:国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指し、ハイレベルな授業を展開します。放課後には多様な補習講座も用意されており、万全のサポート体制が整っています。 どんな生徒におすすめか:高い目標を持ち、仲間と切磋琢磨しながら難関大学を目指したい人におすすめです。
中高一貫コース どんなことを学ぶ場所か:中学校からの6年間を見通した計画的なカリキュラムで、じっくりと学力を伸ばします。高校課程の内容を先取り学習することで、大学受験に有利な学力を養成します。 どんな生徒におすすめか:早い段階から大学受験を意識し、計画的に学習を進めたい人におすすめです。
近畿大学附属豊岡高等学校の特色・校風
宿題の量:授業内容の定着を図るため、適切な量の宿題が出されることが多いようです。特に特進コースでは、予習・復習が重要視されています。 校則:他の私立高校と比較して、標準的な校則と言えるでしょう。服装や頭髪に関する規定はありますが、生徒の自主性を尊重する側面もあるようです。スマートフォンの校内での使用については、ルールが定められているため、説明会などで確認することをおすすめします。 生徒たちの雰囲気:真面目で落ち着いた生徒が多い一方で、学校行事などでは非常に活発で、クラスの団結力が強いという評判があります。 アルバイト:原則として禁止されているようです。学業に専念することが第一と考えられています。 制服の評判:近畿大学の附属校らしい、品のあるデザインで、生徒からは男女ともに人気があるようです。 土曜授業:週6日制で、土曜日も授業が行われています。 これにより、十分な授業時間を確保し、学力向上につなげています。
近畿大学附属豊岡高等学校の部活動・イベント
部活動
イベント
近梅祭(文化祭):毎年9月に開催される学校最大のイベントです。 クラスごとの展示や舞台発表、バザーなどが行われ、一般公開もされるため、多くの来場者で賑わいます。 生徒が作成する特設サイトが開設されるなど、ICT教育の成果が発揮される場でもあります。 体育祭:文化祭の直後に開催され、中学生から高校生までがブロックに分かれて競い合います。 クラス対抗リレーや部活動対抗リレーは特に盛り上がり、学年を超えた交流が深まります。 修学旅行:高校2年生の時に実施されます。近年では沖縄を訪れ、平和学習や自然体験、探究学習などを行っています。 事前学習をしっかり行い、現地での学びを深めるプログラムが特徴です。
近畿大学附属豊岡高等学校の進学実績
国公立大学:2025年度入試では、東京大学3名、京都大学1名、大阪大学3名、神戸大学2名(うち医学部医学科1名)などの難関大学に合格者を出しています。 難関私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学、MARCH、関関同立などの難関私立大学にも安定した合格実績があります。 近畿大学への進学:附属校推薦制度を利用して、毎年多くの生徒が近畿大学へ進学します。医学部医学科への特別推薦制度もあります。 2025年度は113名が合格しています。
近畿大学附属豊岡高等学校の特長・アピールポイント
先進的なICT教育環境:文部科学省の「DXハイスクール」に採択されており、生徒は1人1台のChromebookを活用して学習します。 全教室にWi-Fi、プロジェクター、ホワイトボードが完備され、未来志向の教育環境が整っています。 近畿大学との強力な連携:附属校のメリットを最大限に活かし、大学の講義を受講できる高大連携プログラムや、医学部への特別推薦制度など、多彩な連携が行われています。 地域と連携した探究学習「コウノトリ探究」:地元の企業や自治体と連携し、地域が抱える課題について探究する学習プログラムが充実しています。 生徒が主体的に課題を発見し、解決策を探る過程で、思考力や表現力が養われます。 グローバル教育の推進:オンライン英会話を導入し、マンツーマンレッスンで実践的な英語力を磨きます。 また、海外の大学への合格実績もあり、グローバルな視野を育む教育に力を入れています。 充実した施設:2024年3月には、主体的な学びを促進する「探究ルーム」が完成しました。 ICT化された図書室や、音響設備が整った音楽教室「GSルーム」など、生徒の学びをサポートする施設が充実しています。 生徒が主役の学校行事:文化祭「近梅祭」では、生徒が特設ウェブサイトを制作・運営するなど、生徒の自主性や創造性を尊重する校風があります。 安心の寮生活:遠方からの生徒のために、学校の敷地内に学生寮が完備されています。仲間との共同生活を通して、自立心や協調性を育むことができます。
近畿大学附属豊岡高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点: 「先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、質問しやすい環境がある」という声が多く聞かれます。 「ICT環境が整っており、授業が分かりやすく、プレゼンテーション能力も身につく」と、先進的な教育環境を評価する意見が目立ちます。 「行事がとても盛り上がり、クラスや学年全体の仲が良い」といった、学校生活の充実度に関するポジティブな口コミも多数あります。 「近畿大学への附属校推薦があり、進路の選択肢が広がるのが魅力」という意見も多いです。
気になる点: 「寮の食事が口に合わないことがある」という声が一部の寮生から聞かれます。 「駅から徒歩15分と少し距離がある」と感じる生徒もいるようです。 「土曜日も授業があるので、週末の自由な時間が少ない」という意見もあります。
アクセス・通学
最寄り駅:JR山陰本線「豊岡駅」から徒歩約15分です。
近畿大学附属豊岡高等学校受験生へのワンポイントアドバイス