香川県立高松商業高等学校、その愛称「高商(たかしょう)」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。甲子園を沸かせる野球部の熱戦かもしれませんし、「部活の高商」「就職も進学もできる高商」という頼もしいキャッチフレーズかもしれません。この学校には、ただの高校という言葉だけでは収まらない、特別な熱気とエネルギーが満ちあふれています。

校長先生が掲げる「わくわく登校、いきいき下校」というモットーは、この学校の雰囲気を実によく表しています。勉強だけに打ち込むのではなく、部活動や学校行事にも全力で情熱を注ぎたい。一つのことだけでは物足りない、自分の可能性を多方面で試してみたい。そんなエネルギッシュな中学生にとって、高松商業高等学校での3年間は、かけがえのない宝物になるはずです。

この記事では、進学アドバイザーとして、皆さんが高松商業高等学校について深く、そして正しく理解できるよう、あらゆる角度から情報をお届けします。専門的な3つの学科の学びの中身、全国レベルで活躍する部活動の様子、そして在校生や卒業生が語るリアルな学校生活まで。一緒に高商の扉を開き、その魅力とありのままの姿を探っていきましょう。

高松商業高等学校の基本情報

まずは、学校の基本的な情報を確認しておきましょう。進路を考える上での第一歩です。

項目 内容
正式名称 香川県立高松商業高等学校
公立/私立の別 公立
共学/男女別の別 共学
所在地 〒760-0068 香川県高松市松島町一丁目18番54号
代表電話番号 087-833-1971
公式サイトURL https://www.kagawa-edu.jp/takash01/home/

高松商業高等学校の偏差値・難易度・併願校

高松商業高等学校の難易度を、偏差値だけでなく、より具体的な数字で見ていきましょう。学科によって求められる学力レベルが大きく異なるのが、この学校の大きな特徴です。

学科ごとの偏差値の目安は以下の通りです。複数の情報源がありますが、おおよその範囲として捉えてください。

  • 英語実務科:

  • 情報数理科:

  • 商業科:

偏差値50が平均的な学力とされているため、高商のどの学科も標準以上の学力が求められることが分かります。特に英語実務科は県内でもトップクラスの難易度を誇ります。

しかし、偏差値だけでは合格のイメージは掴みにくいものです。香川県の公立高校入試で重要になる「内申点(220点満点)」と「学力検査(250点満点)」の目安も見てみましょう。

  • 英語実務科:内申点 190点前後、学力検査 200点前後

  • 情報数理科:内申点 160〜170点前後

  • 商業科:内申点 150点前後、学力検査 150点前後

この数字を見ると、高松商業高等学校が単一の学校というより、学力レベルの異なる3つの専門学校が集まったキャンパスのようであることが分かります。英語実務科は県内の上位進学校に匹敵する学力が、商業科は着実な基礎学力が求められます。どの学科を選ぶかによって、求められる学力も、入学後の学習環境も大きく変わるため、「どの学科で何を学びたいか」を明確にすることが、高商受験の最も重要な第一歩と言えるでしょう。

また、香川県の公立高校入試では、別の公立高校を併願することはできません。そのため、併願校は私立高校から選ぶことになります。高松商業高等学校の受験生が併願先として選ぶことが多いのは、以下のような高校です。

  • 英明高等学校

  • 大手前高松高等学校

  • 高松中央高等学校

  • 香川誠陵高等学校

高松商業高等学校に設置されている学科・コース

高松商業高等学校の最大の魅力は、社会で役立つ専門知識を深く学べる3つの学科にあります。それぞれの学科がどんな場所で、どんな生徒におすすめなのかを見ていきましょう。

  • 商業科

    • どんなことを学ぶ?:ビジネスの基本であるマーケティングや会計(簿記)、経済、法律などを幅広く学びます。元気な挨拶やビジネスマナーといった、社会人としての基礎も徹底して身につけます。2年次からは進路に合わせて、就職・専門学校を目指す「Aコース」、私立大学進学を目指す「Bコース」、国公立大学進学を目指す「B’コース」に分かれ、専門性を高めます。

    • どんな生徒におすすめ?:将来、企業で活躍したい人や、大学進学と就職の両方の可能性を視野に入れておきたい人。

  • 情報数理科

    • どんなことを学ぶ?:プログラミングやデータサイエンス、情報セキュリティといった最先端のITスキルと、その土台となる数学を重点的に学びます。大学進学を前提としたカリキュラムが組まれています。

    • どんな生徒におすすめ?:将来、エンジニアやデータサイエンティストになりたい人や、理系の大学に進んで専門知識を深めたい人。

  • 英語実務科

    • どんなことを学ぶ?:グローバル社会で通用する、実践的な英語コミュニケーション能力を徹底的に鍛えます。異文化理解や課題解決能力の育成にも力を入れています。名物プログラムである海外語学研修も魅力です。

    • どんな生徒におすすめ?:英語が好きで、将来は海外と関わる仕事がしたい人や、高い英語力を武器に難関大学を目指したい人。

学校名に「商業」とありますが、その実態は大きく進化しています。情報数理科は国公立大学の理系学部への進学実績を重ね、英語実務科からは難関私立大学や医学部への進学者も出ています。これは、高商が単なる職業訓練校ではなく、ビジネスで求められる実践的な思考力や問題解決能力を、高度な学問に応用する「実学の精神」を大切にしている証拠です。この「商業魂」こそが、他の進学校にはない、高松商業高等学校独自の強みと言えるでしょう。

高松商業高等学校の特色・校風

高商での3年間は、一体どんな毎日なのでしょうか。キーワードと口コミから、そのリアルな姿に迫ります。

学校全体の雰囲気を表すキーワードは、「文武両道」「活気」「伝統」「青春」といった言葉がぴったりです。生徒たちはエネルギッシュで、学校行事や部活動に全力で打ち込む姿が印象的です。学校全体が明るく、活気に満ちているという声が圧倒的に多く、学校への愛着が強い生徒が多いようです。

中学生が本当に知りたい点を、口コミを基にまとめました。

  • 宿題の量:日々の宿題はそれほど多くないという声がある一方で、部活動との両立が大変なため、時間の使い方が重要になるとの意見が多く見られます。特に、ほぼ毎月のように行われる資格試験や小テストに向けた勉強が、実質的な学習の核となります。自分で計画を立てて、時間を管理する能力が自然と身につく環境です。

  • 校則(スマホ、服装など):校則は、特にスマートフォンに関しては非常に厳しいようです。校内への持ち込みには許可が必要で、校内での使用は原則禁止。違反した場合は段階的に厳しい指導が行われるという明確なルールが定められています。この厳しさは、生徒が授業や活動に集中するための環境づくりを徹底している表れと言えます。

  • 生徒たちの雰囲気:明るく活発な生徒が多く、学年や学科を越えて仲が良いという評判です。特に運動部に所属している生徒や、明るい性格の生徒にとっては、最高の環境だと感じるようです。

  • アルバイト:原則として禁止されています。特別な事情がある場合に限り、長期休業中などの条件付きで許可されることがあるようですが、基本的には学業と部活動に専念する方針です。

  • 制服の評判:制服のデザインは評判が良く、スタイリッシュで可愛い・かっこいいと感じている生徒が多いようです。

  • 土曜授業:年間行事予定を見る限り、土曜日に模試や学校行事が入ることはありますが、毎週土曜授業があるわけではないようです。

一見すると、生徒からは「自由で楽しい」という声が上がる一方で、スマホやアルバイトに関する校則は非常に厳しいという矛盾があるように見えます。これは、高商の校風が「規律の中の自由」であることを示唆しています。ルールがない自由ではなく、挨拶の徹底やマナーの遵守といった社会的な規律を重んじる土台の上で、生徒会活動や学校行事の企画・運営といった場面では生徒の自主性が大いに尊重される文化があります。高い目標に向かって努力する生徒を信頼し、責任ある自由を与える。これが、生徒たちの成長を促す高商独自の校風なのです。

高松商業高等学校の部活動・イベント

部活動

「部活の高商」という言葉通り、高松商業高等学校の部活動は学校生活の核であり、生徒たちの誇りです。運動部・文化部ともに数多くの部が全国大会の常連として名を馳せており、その活躍を支えるために体育館が2つ設置されていることからも、学校の本気度がうかがえます。

  • 運動部

    特に有名なのは、輝かしい歴史を誇る部活動です。

    • 野球部:春2回、夏2回の甲子園全国制覇を成し遂げた、まさに伝説的な存在です。甲子園出場時には全校応援が行われ、学校全体が一つになる熱気は、高商でしか味わえない特別な体験です。

    • ヨット部:インターハイで何度も優勝している全国屈指の強豪です。

    • 女子ハンドボール部、男子バスケットボール部、バドミントン部なども、全国大会で常に上位を争う実力を持っています。

      その他にも、サッカー部、テニス部、陸上競技部など、多くの運動部が四国大会や全国大会で活躍しています。

  • 文化部

    文化部の活躍も目覚ましいものがあります。

    • 書道部:ただ字を書くだけでなく、音楽に合わせて大きな紙に作品を書き上げる「書道パフォーマンス」で全国的に有名です。全国大会で何度も優勝・入賞を果たしています。

    • 珠算・電卓部、ワープロ部:商業高校ならではの部活動で、こちらも全国大会の常連です。特に珠算・電卓部は全国優勝の経験もあり、まさに日本一の技術を誇ります。

    • 吹奏楽部:マーチングバンドの全国大会で毎年優秀な成績を収めており、その華やかで迫力のある演奏は多くの人を魅了しています。

イベント

高商の学校行事は、生徒が主役となって創り上げる、エネルギーに満ちたものばかりです。

  • 高商祭(文化祭):高商祭は、単なる学校の文化祭ではなく、地域からも多くの人が訪れる一大イベントです。各クラスが趣向を凝らした展示や模擬店、ステージ発表を繰り広げます。特に、書道部や吹奏楽部によるパフォーマンスは圧巻で、祭りのハイライトとなっています。生徒たちが主体となって企画・運営することで、自主性や協調性が育まれます。

  • 体育祭・クラスマッチ:体育祭や年に数回行われるクラスマッチは、クラスの団結力が試される場です。応援にも熱が入り、学校中が大きな歓声に包まれます。これらの行事を通して、クラスメイトとの絆が深まることは間違いありません。

  • 海外語学研修:英語実務科の2年生が参加する、学校を代表する特別なイベントです。夏休みに約18日間、アメリカのユタ州でホームステイをしながら語学学校に通い、現地の高校生と交流します。多くの卒業生が「人生を変える経験だった」と語るほど、英語力だけでなく、国際感覚や人間性を大きく成長させる貴重な機会となっています。

高松商業高等学校の進学実績

「就職も進学もできる高商」という言葉通り、高松商業高等学校は多様な進路を実現していますが、近年は生徒の約8割が進学を選ぶなど、大学進学に非常に強い学校へと進化しています。かつては全国の商業高校で国公立大学進学率日本一に輝いた歴史もあり、その伝統は今も受け継がれています。

最新の令和6年3月卒業生の進路状況を学科別に見てみましょう。自分の興味のある学科が、どのような未来に繋がっているのかが分かります。

令和6年3月卒業生 進路状況

進路 商業科 情報数理科 英語実務科 合計
国公立大学 21 14 12 47
私立大学・短大 118 20 23 161
専門学校 51 0 1 52
就職(県内) 22 1 0 23
就職(県外) 3 0 0 3

この表から、学科ごとに進路の特色がはっきりと分かれていることが読み取れます。商業科は大学進学から専門学校、就職まで最も幅広い選択肢があり、情報数理科と英語実務科はほぼ全員が大学進学を目指していることが分かります。

主な大学の合格実績は以下の通りです。

  • 国公立大学:合計47名

    • 地元の香川大学に23名が合格しており、地域との強い繋がりがうかがえます。その他、岡山大学や広島大学といった近県の大学や、データサイエンス学部などの専門性の高い学部への合格者も出ています。

  • 難関私立大学:

    • 関西の難関私立大学群である「関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)」に合計17名が合格しています。

    • 関東の難関私立大学群である「GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)」には合計9名が合格しています。

    • さらに、早稲田大学や慶應義塾大学といった最難関大学への合格者も輩出しており、高い学力を持つ生徒がいることを証明しています。

  • 就職・その他:

    • 就職を選ぶ生徒の多くは商業科に在籍しており、地元の優良企業や公務員として社会に羽ばたいています。

この高い進学実績を支えているのが、豊富な「指定校推薦枠」です。口コミでは「生徒数の8割近い推薦枠がある」という声も見られ、実際に英語実務科では約半数が推薦・総合型選抜で大学に進学しています。これは、日々の授業態度や定期テスト、部活動などを真面目に頑張る生徒にとって、非常に大きなアドバンテージとなります。ただし、この学校文化は、一般入試での難関大学突破のみを目指す生徒にとっては、周囲との温度差を感じる可能性も示唆しています。高商の進学戦略は、推薦制度を最大限に活用することに強みがある、と理解しておくと良いでしょう。

高松商業高等学校の特長・アピールポイント

他の高校にはない、高松商業高等学校ならではの強みやユニークな取り組みを7つのポイントにまとめました。

  • 究極の文武両道

    「部活で全国を目指しながら、勉強も頑張って難関大学へ」という、多くの人が理想とする高校生活を本気で実現できる環境があります。これは単なるスローガンではなく、学校全体の文化として根付いています。

  • 実社会に直結する専門教育

    簿記やプログラミング、実践的な英語といった、卒業後すぐに社会で役立つ専門スキルを深く学べます。これらのスキルは、就職はもちろん、大学での学びを有利に進める上でも大きな武器になります。

  • 多様な進路を実現する3学科体制

    商業、情報、英語という専門性の高い3つの学科が、生徒一人ひとりの「好き」や「得意」に応え、それぞれの目標に合わせた最適な学びの道を提供します。

  • グローバルな視野を育む海外研修

    英語実務科の生徒が参加するアメリカでの海外語学研修は、語学力だけでなく、国際的な視野や自主性を育む、他では得がたい貴重な体験です。

  • 全国に誇る部活動の実績と熱気

    野球部をはじめ、多くの部活動が全国レベルで活躍しています。その一員として高みを目指す経験や、仲間を応援する熱気は、一生の思い出と誇りになります。

  • 圧倒的な大学推薦枠と進学サポート

    多くの大学から寄せられる信頼の証である「指定校推薦枠」が豊富にあります。日々の努力が着実に評価され、大学進学へと繋がる道筋がはっきりと見えているのは大きな魅力です。

  • 地域を巻き込む活気あふれる学校行事

    高商祭に代表される学校行事は、生徒が主体となって創り上げる一大プロジェクトです。企画力や協調性を養いながら、地域社会との繋がりも感じられる、実践的な学びの場となっています。

高松商業高等学校の口コミ・評判のまとめ

ここでは、在校生や卒業生から寄せられた声を、良い点と気になる点に分けて公平にご紹介します。学校選びの参考にしてください。

  • 良い点

    • 「とにかく楽しい」「青春を謳歌できる」という声が非常に多いです。活気あふれる雰囲気の中で、充実した3年間を送れると感じている生徒が多いようです。

    • 「文武両道が本当にできる学校」として、勉強と部活動の両立を本気で目指せる環境が高く評価されています。

    • 「資格がたくさん取れる」「社会に出て役立つことが学べる」など、専門学科ならではの実学教育に満足する声が多数あります。

    • 「大学の指定校推薦枠が多い」ことは、多くの生徒にとって大きなメリットとして認識されています。

    • 「先生が親身になってくれる」「制服が可愛い」といった、学校生活の質を高める点も好評です。

  • 気になる点

    • 「部活が優先されがちで、勉強との両立が本当に大変」という声があります。特に強豪部活に所属すると、自分の時間を確保するのが難しくなるようです。

    • 一部の部活動では「上下関係が厳しい」と感じる生徒もいるようです。

    • 「一般受験で大学を目指す人には少し勉強しづらい雰囲気がある」という意見。学校全体が推薦入試を重視する空気のため、一般入試組は孤独を感じることがあるかもしれません。

    • 「校則、特にスマホのルールが厳しい」という声は、多くの生徒が感じている点です。

    • 施設面では「プールがない」ことが、時々指摘されています。

アクセス・通学

高松商業高等学校は高松市の中心部に位置しており、複数の駅からアクセス可能で非常に便利な立地です。

  • 最寄り駅からのアクセス

    • ことでん志度線「今橋駅」から徒歩 約5〜6分

    • ことでん長尾線「花園駅」から徒歩 約8分

    • ことでん琴平線「瓦町駅」から徒歩 約10〜12分(東へ約700m)

    • JR高徳線「栗林駅」から徒歩 約15分(北東へ約1,100m)

  • バスでのアクセス

    • ことでんバス「花園バス停」から徒歩 約5分

  • 通学エリア

    高松商業高等学校は香川県の「第1学区」に属しています。そのため、主に高松市、さぬき市、東かがわ市、木田郡(三木町)、小豆郡(小豆島町、土庄町)、香川郡(直島町)に住んでいる生徒が多く通っています。また、駅が近いため電車通学の生徒も多いですが、自転車で通学する生徒も多数います。

高松商業高等学校受験生へのワンポイントアドバイス

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。最後に、進学アドバイザーとして、高松商業高等学校を目指す皆さんへ応援メッセージを送ります。

高松商業高等学校は、「勉強だけじゃ物足りない、部活だけじゃ物足りない」と感じる、エネルギーにあふれた君にこそぴったりの場所です。活気のある環境で、高い目標に向かって仲間と切磋琢磨したい、そんな積極的な生徒を求めています。入学後は、勉強と部活動の両立で忙しい毎日が待っていますが、その中で時間管理能力を身につけ、主体的に行動する力は、間違いなく君を大きく成長させてくれるでしょう。

受験勉強においては、もちろん学力検査で点を取ることが基本です。しかし、それ以上に大切なのは、君の「情熱」です。面接や自己PRでは、「なぜ高商なのか」「なぜその学科で学びたいのか」を自分の言葉で熱く語れるように準備してください。英語実務科のグローバルな学びに惹かれたのか、情報数理科で未来の技術を創造したいのか、商業科でビジネスの最前線を学びたいのか。その具体的な想いこそが、君が「高商にふさわしい生徒」であることの何よりの証明になります。高松商業高等学校で過ごす3年間は、間違いなく濃密で、君の人生の素晴らしい一ページになります。最後まで目標を見失わず、全力を出し切ってください。応援しています!

※最新かつ正確な情報は、必ず高校の公式サイトや学校説明会で確認してください。