120年以上の歴史を誇る新潟県立高田北城高等学校は、上越地域を代表する伝統ある進学校です。「北城(きたしろ)」の愛称で親しまれ、多くの卒業生が社会の様々な分野で活躍しています。文武両道を掲げ、学業だけでなく部活動や学校行事にも全力で取り組む活気あふれる校風が魅力です。
高田北城高等学校の基本情報
高田北城高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科:59 生活文化科:53
高田北城高等学校に設置されている学科・コース
普通科
大学進学を目指す生徒のための学科です。2年次から文系・理系に分かれ、それぞれの進路希望に応じたカリキュラムで学びます。国公立大学や難関私立大学への進学を目指す人におすすめです。 生活文化科
家庭科の専門的な知識や技術を深く学ぶことができる学科です。2年次からは「食物コース」と「福祉コース」に分かれ、より専門性を高めていきます。将来、食や福祉の分野で活躍したいと考えている人におすすめです。
高田北城高等学校の特色・校風
宿題の量
「自称進学校」という口コミもあり、特に長期休暇前には課題が多く出される傾向があるようです。毎日の予習・復習をしっかり行う習慣が大切になります。 校則
校則は、他の高校と比較すると標準的か、やや厳しいと感じる生徒もいるようです。スマートフォンは、授業中は電源を切ってカバンに入れるルールがありますが、昼休みなどは使用可能です。服装や頭髪については、定期的に検査が行われることがあります。 生徒たちの雰囲気
真面目で落ち着いた生徒が多いという声がある一方で、行事などでは非常に盛り上がる活発な一面もあるようです。学習意欲の高い生徒が多く、互いに高め合える環境だと言えるでしょう。 アルバイト
原則としてアルバイトは許可されていないようです。学業に専念することが求められます。 制服
制服は、男子が伝統的な学ラン、女子は紺色のブレザーです。「可愛い」というよりは「真面目」「伝統的」といった印象のようです。 土曜授業
土曜日に模試などが行われることがあります。
高田北城高等学校の部活動・イベント
部活動
特に有名な部活動 バスケットボール部(女子):過去に全国大会で優勝経験のある強豪です。 ソフトテニス部:男女ともに実績があります。 放送部:全国大会の常連として知られています。 吹奏楽部:マーチングバンドとしても活動しており、高い評価を得ています。
イベント
北城祭(文化祭)
毎年9月に行われる最大のイベントです。クラスごとの企画や文化部の発表、有志によるステージなど、大変な盛り上がりを見せます。近年は一般公開も再開され、地域の人々も楽しみにしている行事です。 体育祭
学年やクラス対抗で様々な競技に熱中します。応援合戦なども見どころの一つで、クラスの団結力が高まります。 球技大会
年に2回(夏季と冬季)開催され、バスケットボールやバレーボールなどのクラス対抗戦で盛り上がります。 修学旅行
2年生の時に実施され、関西方面などを訪れることが多いようです。
高田北城高等学校の進学実績
国公立大学
地元の新潟大学へは毎年多数の合格者を輩出しています。その他、上越教育大学、富山大学、金沢大学、信州大学など、近隣県の国公立大学への進学者も多いです。東北大学などの難関大学への合格者も出ています。2024年3月卒業生では、国公立大学に77名が合格しています。 難関私立大学
GMARCHや関関同立といった難関私立大学群にも合格者を出しています。 その他の進路
生活文化科の生徒を中心に、看護医療系の専門学校や短期大学へ進学する生徒も多くいます。
高田北城高等学校の特長・アピールポイント
120年を超える歴史と伝統
1900年(明治33年)に開校した歴史ある学校で、地域からの信頼も厚いです。 文武両道の実践
学習だけでなく部活動や学校行事にも真剣に取り組む校風で、充実した高校生活が送れます。 手厚い進路指導
先生方が生徒一人ひとりの進路実現のために親身になってサポートしてくれます。 活気あふれる学校行事
北城祭(文化祭)や体育祭など、生徒が主体となって作り上げる行事は非常に盛り上がります。 専門性を深められる生活文化科
「食物」と「福祉」の専門コースがあり、将来の夢に直結する学びができます。 落ち着いた学習環境
高田城址公園に隣接した緑豊かな環境で、落ち着いて学習に集中できます。 探究活動の充実
自ら課題を見つけ、解決していく力を養う探究活動にも力を入れています。
高田北城高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「先生方が熱心で、質問に行くと分かるまで丁寧に教えてくれる」という声が多いようです。 「行事がとても楽しく、クラスの団結力が強まる」といった、学校生活の充実度を評価する声も多数あります。 「真面目な生徒が多く、落ち着いて勉強できる環境が良い」と感じている生徒もいます。 「文武両道が実践でき、部活動にも勉強にも全力で打ち込める」という口コミも多く見られます。
気になる点 「校舎や施設が少し古い」という意見があります。 「最寄り駅から徒歩20分以上かかり、坂道もあるので通学が少し大変」という声も聞かれます。 「課題が多く、小テストも頻繁にあるので大変」と感じる生徒もいるようです。 「伝統を重んじる校風が、時に堅苦しく感じることがある」という意見もありました。
アクセス・通学
最寄り駅 えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン「高田駅」から徒歩約20分〜30分。
バス 高田駅などからバスを利用することも可能です。学校の近くに「北城町」バス停があります。
高田北城高等学校受験生へのワンポイントアドバイス