2023年4月、伝統ある宇都宮海星女子学院から、男女共学の「星の杜高等学校」として新たな歴史をスタートさせました。「新たな価値を創造し、社会に貢献するチェンジメーカーの育成」を目標に掲げ、これからの時代に本当に必要とされる力を育む、新しいスタイルの教育が注目を集めています。まだ生まれたばかりの学校だからこそ、生徒一人ひとりが主役となり、新しい伝統を創り上げていくワクワク感に満ちあふれています。
星の杜高等学校の基本情報
星の杜高等学校の偏差値・難易度・併願校
普通科特別選抜コース:58 普通科:50
星の杜高等学校に設置されている学科・コース
グローバルラーニングコース (GL) どんなことを学ぶ?:世界で活躍するために必要なツールとしての英語コミュニケーション能力を身につけます。在学中に英語を使う機会が豊富に用意されています。 どんな生徒におすすめ?:将来、海外で活躍したい、高い英語力を身につけたい、国際的な問題に関心がある生徒にぴったりです。
ディープラーニングコース (DL) どんなことを学ぶ?:データ収集・分析といった手法を用いて、自ら問いを立て、答えを見つけ出す力を養います。プロジェクト型の学習(PBL)を繰り返し実践します。 どんな生徒におすすめ?:物事を深く探究するのが好き、論理的に考える力をつけたい、社会の課題を解決することに興味がある生徒におすすめです。
星の杜高等学校の特色・校風
校風を表すキーワード :自主性、創造性、グローバル、ICT活用、チェンジメーカー育成宿題の量 :定期テストがない代わりに、日々の授業や探究活動における課題やレポートが多くなる傾向があるようです。自ら学習計画を立てて進める力が求められます。校則 :驚くことに、星の杜高等学校には明確な校則がありません。服装は制服(標準服)をアレンジしたり、私服で登校したりすることも可能です。髪型やスマートフォンの使用についても厳しい規則はなく、生徒一人ひとりの自己責任と判断に委ねられています。この自由な環境は、生徒の自主性を育む大きな要因となっています。生徒たちの雰囲気 :生徒たちは明るく活気があり、自分の意見をしっかりと持っている人が多いようです。授業では、先生の話を聞くだけでなく、生徒同士が話し合いながら考えを深める「アイランド形式」が取り入れられており、和気あいあいとした雰囲気の中で主体的に学んでいます。アルバイト :アルバイトに関する明確な規定は公表されていませんが、自由な校風から、学業に支障のない範囲で許可されている可能性があります。制服の評判 :標準服はありますが、着こなしは自由です。その日の気分や気候に合わせてアレンジを楽しんでいる生徒も多く、個性を表現できると好評のようです。土曜授業 :土曜授業は基本的にありません。
星の杜高等学校の部活動・イベント
部活動
特に活発な部活動 テニス部 :インターハイ出場経験もある強豪です。箏曲部 :全国総合文化祭に多数の出場実績を誇る、伝統ある部活動です。eスポーツ部 :最新の設備が整った環境で、本格的にeスポーツに取り組むことができます。サッカー部、女子バレーボール部 :強化指定部として、専門的な指導のもとで活動しています。
全体の様子
運動部、文化部ともに多彩な部活動があり、さらに「起業サークル」や「クイズサークル」など、ユニークなサークルも誕生しています。生徒の「やりたい」という気持ちを尊重し、新しい部やサークルを立ち上げることも可能です。
イベント
学校祭(星杜祭) :毎年9月に行われる文化祭です。生徒たちの創造性や個性が発揮される最大のイベントで、クラス企画やステージ発表など、多彩な催しで賑わいます。体育祭 :生徒が主体となって運営する体育祭も、クラスの団結力を高める大切な行事です。グリーンスクール研修 :自然の中で行われる研修で、仲間との協調性や問題解決能力を育みます。修学旅行 :2年生の2月に実施されます。生徒たちの思い出に残る貴重な体験となります。その他 :マリア祭やクリスマス会など、カトリック校の伝統を受け継ぐ行事も大切にされています。
星の杜高等学校の進学実績
国公立大学
2023年度は、東京外国語大学や宇都宮大学などへの合格者が出ています。 難関私立大学
上智大学に5名、中央大学(法学部含む)に2名、法政大学など、GMARCHレベルの大学へも多数の合格者を輩出しています。 その他
海外の大学(シドニー大学、アデレード大学など)への進学者もいるのが大きな特徴です。これは、グローバル教育に力を入れている星の杜高等学校ならではの実績と言えるでしょう。また、上智大学と高大連携協定を結んでおり、ミッション系大学への進学にも強みを持っています。 進学サポート
定期テストを廃止し、生徒一人ひとりの興味関心を深める「探究学習」や、社会とつながるプロジェクト型学習(PBL)に力を入れています。これらの活動を通して、大学入試で重視される思考力や表現力、主体性を養い、進学実績につなげています。
星の杜高等学校の特長・アピールポイント
「校則なし」「私服OK」の自由な校風
生徒の自主性を最大限に尊重し、校則を設けていません。服装や髪型も自由で、生徒一人ひとりが自己責任のもとで判断し、行動する力を養います。 未来を創る力を育む「探究学習」
週に3時間もの時間が「探究」の授業に充てられており、生徒が自ら課題を見つけ、解決策を探る学習を重視しています。この学びが、大学進学やその先の未来で生きる本質的な力となります。 定期テストを廃止した新しい評価
知識の詰め込みではなく、思考力や表現力を評価するため、中間・期末の定期テストがありません。授業中のパフォーマンスやレポート、プレゼンテーションなどを通して、多角的に学習成果を評価します。 最先端のICT環境とデジタル教育
生徒一人ひとりがデジタルツールを使いこなし、課題解決や創造的な活動に活かす力を身につけます。最新のICT環境が整備されており、これからの社会に必須のスキルを学べます。 世界とつながる多彩なグローバル教育
「全世界留学・探究」を掲げ、生徒全員が海外での学びを経験する機会があります。海外大学への進学実績もあり、世界を舞台に活躍したい生徒を力強くサポートします。 生徒が主役となって創る学校
2023年に始まったばかりの新しい学校なので、生徒会活動や学校行事など、あらゆる場面で生徒が中心となって新しい伝統を創り上げていくことができます。 社会で活躍する「チェンジメーカー」の育成
学校の教育目標は、身の回りの課題に気づき、仲間と協力して解決のために行動できる人材「チェンジメーカー」を育てることです。社会と連携した学びの機会も豊富に用意されています。
星の杜高等学校の口コミ・評判のまとめ
良い点 「校則がなく自由な校風なので、のびのびと学校生活が送れる」という声が非常に多いです。 「先生方が親身になって話を聞いてくれ、進路サポートも手厚い」と、教員への信頼を語る口コミが目立ちます。 「探究学習など、自分で考えて行動する授業が楽しい」「普通の高校ではできない経験ができる」といった、独自の教育内容を評価する声も多数あります。 「施設が新しくて綺麗で、ICT環境も整っていて学習しやすい」という意見も多く見られます。 「生徒が主体となって行事などを創り上げるので、やりがいがあり楽しい」という声もあります。
気になる点 「歴史が浅いため、進学実績がまだ未知数な部分がある」という点は、今後の課題として挙げられています。 「自由な校風だからこそ、自分を律する強い意志が必要になる」という意見もあります。 「駅から少し距離があり、バス通学になるのが少し不便」といった、アクセス面での指摘も一部で見られます。 「定期テストがないため、学習のペースを自分で管理するのが大変」と感じる生徒もいるようです。
アクセス・通学
最寄り駅・バス停からのアクセス JR「宇都宮駅」または東武「宇都宮駅」から関東バスに乗車、「星の杜中学校・高等学校」バス停下車(所要時間 約25〜35分)。 LRT(次世代型路面電車)「清陵高校前」停留場から無料のシャトルバスが運行されています。
通学エリア
宇都宮市内からの通学者が多いですが、LRTの開通により、芳賀町など東部エリアからのアクセスも向上しました。また、真岡方面へのスクールバスも運行されており、広い範囲から生徒が通っています。
星の杜高等学校受験生へのワンポイントアドバイス